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三つ巴で謀略を互いにめぐらせあう面白い小説を教えてください
たとえば、大金や高価な品物を知恵比べで奪い合うとか。 単純な暴力による取り合いではなく、知恵をもったプロットの小説を教えてください。 よろしくお願いいたします。
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こんばんわ。 落合信彦さんの「そして帝国は消えた」(集英社文庫)はどうでしょうか。 ソビエト連邦の崩壊を利用してガッポリ儲けてしまおう!と考えた二つのグループが、どうやって相手を出し抜いてやろうか、ソ連(ロシア)の関係者はどちらに売ったほうが自分たちの利益になるかってストーリーです。 もう一つ、井上尚登さんの「キャピタルダンス」(角川文庫)もお薦め。 ネット系企業を巡って、創業者と買収を目論む企業と●●(読んでのお楽しみ)が攻防を繰り広げます。 どちらも多少人を殴ったりの暴力シーンもありますが、経済小説の部類ですので。 また、経済に疎い方でも手に汗握る展開になっていますのでご安心を。 (「Zガンダム」も三つ巴モノですが、「単純な暴力」モノに含まれますよね??)
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三つ巴かどうかは微妙なんですが、加治 将一さんの「借金狩り」はいかがでしょう? 見に覚えのない差押えに対し、仮差押で対抗したりと、けっこう法律の枠での戦いが面白かったです。
- warewolf
- ベストアンサー率46% (64/137)
物欲ではありませんが、ジェフリー・アーチャーの「目指せダウニング街10番地」があります。ダウニング街10番地はイギリスの首相官邸の住所です。生まれも育ちも違う三人の人間が、たった一つの首相の椅子を目指して相争う小説です。
- toh-ma
- ベストアンサー率57% (22/38)
五條瑛さんの小説にその名もずばり「3 Way Waltz」(祥伝社)というのがありますよ。ジャンルは国際謀略になります。16年前の航空機事故の真相に関わる証人・証拠品を巡る国家間の三つ巴の諜報戦、という話です。
- jun-k
- ベストアンサー率16% (4/25)
笠井潔氏の「梟の巨なる黄昏」なんてどうでしょうか。ただ、三つ巴ではなく、1冊の魔書をめぐって4人の男女の欲望が交錯する、四つ巴のサイコ・サスペンスです。