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これはオススメという小説を教えて下さい
ディーン・R. クーンツが書いている「ベストセラー小説の書き方」を読みました。最後の章に「これはプロット構成等の勉強にもなるから読んでおけ」ということで数多くの小説が挙げられており、是非とも読もうと思いましたが、この「ベストセラー小説の書き方」という本が書かれたのが80年代初めということで、この20年間でも多くの面白い本が出ています。 そこで、「これはストーリー展開が良い、テンポが良い、プロットがしっかりしている、人物描写が良い」等、どれかか欠けていても良いですし、新旧洋邦・ジャンルも問いませんし、上記の「ベストセラー小説の書き方」で紹介済みのものでもかまいません。メジャー・マイナーも問いませんので、教えて頂けませんか? オススメ理由とジャンルをそえて頂けるとより有難いです。 多くのご回答をして頂いた場合、お一人お一人に御礼を言えないかもしれませんが、是非よろしくおねがいします。
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- cielo_7483
- ベストアンサー率39% (55/138)
既にご意見が出ていますが、私もクーンツの「ウォッチャーズ」良いと思います。 最初日本語の文庫で購入した後、洋書も買いました。 それからご存知かもしれませんが、 「天使と悪魔」 ダン・ブラウン 著 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047914568/qid=1106972199/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-4062300-5112311 私は今洋書のほうを読んでおりますが、内容を全然知らずに購入したため、最初の展開(物理の話が出てきますので)にちょっとついていけませんでしたが、すごく面白いです。 インディ・ジョーンズの現代版のような感じです。 もうすぐ読み終わるので、同じ著者で同じ主人公が登場する「ダ・ヴィンチ・コード」にも挑戦してみるつもりです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047914746/ref=pd_sim_dp_4/249-4062300-5112311 アマゾンのレビューを見ている限りでは賛否両論あるみたいですけど・・・。 最初、図書館で借りようと思ったんですが、「天使と悪魔」「ダヴィンチコード」両方とも数十人がウェイティングリストに登録されていたので諦めました。 最後に、これは日本の歴史小説ですが 「影武者徳川家康」 新潮文庫 上中下 隆慶一郎 実は徳川家康は関ヶ原の戦いで戦死して、以降は影武者だった!?という大胆な話ですが、最後まで読み終わる頃には「もしかしてそうかも」と思ってしまうような展開でした。 歴史モノが好きじゃない方にはちょっとつらいかも知れませんが、戦国時代の駆け引きとか、男の友情とか、私は楽しく読めました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101174156/qid=1106972374/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/249-4062300-5112311
- chatea
- ベストアンサー率69% (922/1323)
エンタテインメントなら金城一紀氏の『GO』『レヴォリューションNo.3』『フライ・ダディ・フライ』などはどうですか? どれもテンポの良い作品ながら重いテーマも扱っており、いろんな意味で「日本文学」らしからぬ本です。中篇なら『対話編』のなかの「花」がお勧め。こちらは感動系で、何度読んでも最後の方は涙がボロボロこぼれてしまいます。 推理小説ならば島田荘司氏の『異邦の騎士』。人物描写、プロット、ストーリー展開のどれもが一級品。本格物だけで500冊以上読んでいますが、ラストで泣いた作品はこれだけです。 また、笠井潔氏の『バイバイ・エンジェル』に代表される矢吹駆シリーズは、キャラクターの魅力、謎の複雑さ、扱うテーマの重さで他に類を見ません。 海外の作家ならポール・オースターの『ムーン・パレス』。舞台設定もストーリ展開も突拍子もないのにそれを全く感じさせないのがすごいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「GO」は映画でしか見ていないので、原作ではまた違うんでしょうね。 「ムーン・パレス」は以前書店で買おうか迷って、結局買わずだったので、読んでみようと思います!
「Mr.クイン」 シェイマス・スミス著 私的にはまさにコレ!だと思いました★ジャンルは犯罪小説です。しかし今まで私が読んだ犯罪ものとは異なり、まったく意表を突かれたというか、自分の常識・良識を変えられてしまいそうなくらい主人公の魅力にハマってしまいました(^^;) 物語は麻薬王のブレーンで犯罪プランナーである主人公の一人称で語られていくのですが、謎解きには欠かせないパズルのピースが徐々にはまっていくあの感覚はもちろん、まともな脳であるほどくすぐられるブラックユーモアに小気味良いテンポ。独学で小説作法を学んだという著者の1作目にあたるものですが、あれだけ蒔いた腐り種のすべてにしっかり芽を生やして刈取った才能はなかなかと思いました。 2作目の「わが名はレッド」も、同じく犯罪のブレーンを主人公にしたものですが1作目に劣らず、しかし1作目とはまた違う面白さがあって同じくオススメします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 アマゾンのレビューも読ませて頂きましたが、「後味が悪い」とか「2度は読まない」とか書いてありましたが、かえって興味をそそられました。 大変参考になりました。読んでみたいと思います!
- tm3
- ベストアンサー率16% (5/31)
作者名は忘れたのですが、早川文庫から出ている「リプレイ」がプロットもよく練られており人物描写もうまいと思いました。タイムトリップものです。 あとオースン・スコットガート(名前うるおぼえちょっと間違ってるかも)の「エンダーのゲーム」これもよく出来たプロットです。この小説はSFです。(早川文庫) クーンツの「ウォッチャーズ」は読まれましたか? クーンツの作品はたくさん読みましたが、これが一番大好きです。3拍子揃っています。クーンツに興味があるなら絶対外せない作品です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 「リプレイ」「エンダーのゲーム」、早速読んでみます! ク-ンツは「ベストセラー小説の書き方」を読んだだけですので、小説は読んだことはまだないんです。この本の中で、自身の作品を例として取り上げられていたので興味をもち、昨日図書館で「悪魔は夜はばたく」を借りてきました。「ウォッチャーズ」も借りてみようと思います。 今日ネットオークションでク-ンツの文庫19冊セットが500円位で出品されていまして・・・。入札したのですが、ドンドン値段が上がっていき、諦めました。他のク-ンツ作品も借りてみます。
- sherry215
- ベストアンサー率44% (52/117)
全て以前私が読んだものですが・・・ ★"The Giver" by Lois Lowry★ Jonas's world is perfect. Everything is under control. There is no war or fear or pain. There are no choices. Every person is assigned a role in the Community. When Jonas turns twelve, he is singled out to receive special training from The Giver. The Giver alone holds the memories of the true pain and pleasure of life. Now it's time for Jonas to receive the truth. There is no turning back. メジャーなのかどうかはわかりませんが・・・でも、か~なり、面白いです!!大好きな本です。いろいろなことを考えさせられます。ストーリーがとにかく素晴らしいです。テンポもいいから私は二日で読み終えました(笑)次が気になって気になって止められなくなる幹事です。描写も素晴らしいですよ。 ★"To Kill a Mockingbird" by Harper Lee★ 定番ですね。映画にもなってます。アメリカにいると必ず学校で読まされる本です。白人の黒人差別っていうのが本を通しての一番のテーマになっている、とも言えるかもしれません。でもタイトルのto kill a mockingbirdというのも、とても重要なテーマなんですねぇ。いい話ですよ、オススメです。 ★"The Joy Luck Club" by Amy Tan★ Vignettes alternate back and forth between the lives of four Chinese women in pre-1949 China and the lives of their American-born daughters in California...In the hands of Amy Tan, who has a wonderful eye for what is telling, a fine ear for dialogue, a deep empathy for her subject matter and a guilelessly straightforward way of writing, they sing with a rare fidelity and beauty. これは構成が面白いです。↑にも書いてあるんですけど、いろんな登場人物の話がいったりきたり。中国文化とアメリカ文化の違い、それによる葛藤・すれ違い・・・。これも映画化されてます。 ★"That Summer" by Sarah Dessen★ For fifteen-year-old Haven--tall, lanky, bordering on six feet--it's a summer framed by two weddings: her father's to Lorna Queen(the "Weather Pet" of the local TV station) and her sister's to dull-as-dishwasher Lewis Warsher, a boy Haven can't imagine plucky Ashley being attracted to. Nothing seems stable except Haven's memories--especially those of the summer when Ashley dated Sumner Lee, who made her parents laugh and loosened Ashley up. Aroung Sumner, even Haven felt special. Suddenly Sumner reappears in her life, a link to that perfect past--and her future. 恋愛あり、友情あり、家族愛あり・・・笑えて泣ける、いい話です。 全てyoung adult向けの本なので易しすぎるかもしれませんが・・・参考になれば嬉しいです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 洋書ですね!実は英語、全然ダメなんです(汗) 質問の「洋邦問わず」という書き方がマズかったですね。「海外の作家でも国内の作家でも」という意味のつもりだったのですが、こういう書き方ですと「洋書」という風にとられてしまいますよね・・・。 でもアマゾンで全部調べました。(笑) 「ザ・ギバー~記憶を伝える者」 「アラバマ物語」 「ジョイ・ラック・クラブ」 「夏の終わりに」 ですね! 早速、読んでみたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 わたしはcielo_7483さんとは逆で、「ダヴィンチコード」を読んで「天使と悪魔」に興味を持っていました。ぜひ読んでみたいと思います。 私も図書館をよく利用しているのですが、新刊や人気作家には予約がいっぱいで、大変ですね。私も予約するのですが、忘れた頃に取り寄せの連絡がくるという(笑) 以前、新聞で隆慶一郎さんの特集がされていて、読んでみたい作家でした。チェックしてみます。