まだ1冊も書き上げた経験がない上に、時間制限が厳しいのだから「具体的なプロット制作期間?小説制作期間に当てるべき時間??」などを考えても無意味でしょう。
そうではなくて、現実的に今日から留学一週間前までにどれだけの時間を使えるか、とちゃんと計算しましょう。どんな種類の留学か知りませんが、留学先で「ああ、小説なんか書いてる場合じゃなかったんだ」って後悔するようなことになったら本末転倒。
同時に、書き始めるのに絶対必要な事を確認しましょう。とりあえず、結末と重要なエピソードは決まっている。ファンタジーであることも決まっている。と言うことは、当然「主人公」と「副主人公」は決まっているはず。
・主要な登場人物を決めましょう。例えば陳腐な例で「継母と奸臣に王座を奪われた若い王の冒険譚」なら、王の味方になるもの数名、敵が数名、敵のうち改心して味方になるもの、味方で裏切る者、くらいは必要ですから、それぞれに年齢、性別、地位、性格などを与えていく。
・舞台となる場所の文化・文明を考えましょう。創作は無理だから、「ある時代のどこか」を世界史の知識を活用して考える。そうすれば登場人物の命名もその地域の実際の名前を参考にできて、ちぐはぐにならない。留学先がオーストラリアなどではなく、欧州や中国のような古い歴史があってその知識をある程度持ってるならそれを使うと、留学中も書き続けられる。
「留学に行ったら書くのをやめてしまいそうです…」
大事なところが決まってれば、留学中の「気分転換」でちょこちょこ書くくらいはできるもんですよ。留学中に現地で暮らしていて、ぱっとひらめくこともあるし、他国の文化に触れ、特にその国の歴史を勉強したりすると「あ、この歴史的な事件を取り入れよう」と思いつくこともあります。登場人物、背景となる文化、結末と大きな出来事。これが決まってれば。
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