• 締切済み

PAHsの吸着特性について

ただ今大学院の2年生で、修士論文に行き詰まってます。 焼却灰から多環芳香族炭化水素(Pahs)を抽出し、処分場の環境アセスメントを行おうとしてます。 が、焼却主灰への吸着が激しく、回収率が悪くなる傾向があり、大変に難儀してます。 吸着しているのなら、環境への(焼却主灰自体からの)溶出本当にごく微量であり、PAHSによる危険性はないとできると思うのですが、各物質の吸着特性などの文献データなどがあれば教えてください。 本当に困ってます。マジで。卒業できないかも知れません。どなたか有効な情報をお願いします。

みんなの回答

  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.2

修論発表って‥時間は大丈夫ですか?12月に発表だと思うのですが‥ PAHsといっても非常に種類が多いものですよネ。修士であれば、おそらく、30程度に絞って測定されているのではないかと予想するのですが‥違いますか? 基本的な事項ですが、MERCK INDEXやCAはチェックされましたか? 個々の物性については本来CAでチェックすべきものです。或いは、JICSTを利用されるのもよいかも知れませんが。 また、この時期から実験法についての見直しをするのは困難で、或いは、混乱することになるかもしれませんが、気になった点がありますので; 抽出溶媒は何を用いられていたのでしょうか? TFA? MeOH? アセトニトリル? 或いは、液性は諸条件を試されたのでしょうか? 対象物の物性に合わせて検討されたこととは思いますが、その溶媒や抽出条件が適当なものであることは確実なのでしょうか?既存の文献に従った方法なのであれば、その報文のリファレンスはチェックされましたか? 文献検索手法として、孫引きは非常に有効な手段です。 また、その測定法の検証の際に添加回収率は求められましたか? 吸着率が大きいものを定量的に処理するのはかなり難しいものです。 抽出時のメッシュはどうしましたか? 吸着がミリポアに基づくものであれば、物理的手法で抽出可能にすることができるのではないかと思われますが‥ 私が審査教官であると想定して、ご質問の範囲からだけで、ふと気になった質問事項ですので、本番でも質問が出る可能性があります。 saeko0712さんが、理学部なのか薬学部なのか農学部なのか工学部なのか、或いは環境衛生学教室なのか分析化学教室なのか等の条件によって、審査基準はかわってくるでしょうが、上記の点あたりが気になりました。 もし、可能であるならば、文献検索と同時に、定量試験に用いた標準品を利用して吸着曲線を自作で作られることをお勧めします。数日間の徹夜でこなせるかも知れませんし‥。 そして、その吸着が通常の環境において不可逆性のものであることを証明できれば、PAHs吸着焼却灰は環境に悪影響を与えないということを自力で証明することができますから、審査担当官を納得させることができるでしょうネ。少なくとも、私が担当官であれば、合格と判断すると思います(勿論、目的・方法・結果・考察の全てが納得でき、且つ、いくつかの突込みをして確認したうえですが)。 以上Kawakawaでした

noname#211914
noname#211914
回答No.1

直接的な回答ではありませんが、以下の豊橋技術科学大学第5工学系・神野研究室のHPサイトの多環芳香族炭化水素(PAHs)データベースが参考になるかもしれません。 1.http://www.jssst.or.jp/jec/journal/contents2.html (環境化学) このページに「多環芳香族炭化水素」で検索すると2、3報ありますが・・? 2.http://www.wit.pref.chiba.jp/suiken/page/report/report.htm (千葉県水質保全研究所年報 報文リスト ) このページに ・ 固相抽出法による多環芳香族炭化水素の分析法(吉沢正) 個別の物質に対する吸着特性はデータベースで検索された方がはやいのでは・・・。 ご参考まで。

参考URL:
http://chrom.tutms.tut.ac.jp/JINNO/DATABASE_J/00database_j.html