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焼却炉の排気で困っています
私の住むアパートから40m程離れた所にプラスチック工場があり、その工場からの排気で困っています。 毎日、廃材(プラスチック、ウレタンなど)を工場施設内にある焼却炉で燃やしているため黒煙(たまに白煙)があがり、風下にある私の住むアパートまでプラスチックの溶ける臭いが立ちこめています。それは朝の10時頃から始まり、夜の7時頃まで断続的に続く日もあります。 あまりの臭いに窓も開けれず、少し灰も飛んでくるので洗濯物も家の中で干しています。 先日、市役所に相談の電話をかけたのですが「その工場の使用している焼却炉が規制基準内の合法的なものである為、燃やす事には何の問題もない」と言われました。ただ、その工場に関して度々苦情があるようで、市の方でも過去に立ち入りで指導をしたとの事でした。 私は焼却炉からの臭いや灰の問題は勿論ですが、それよりもプラスチックを燃やした時に発生する化学物質(ダイオキシンなど)が体に影響するのではないかと心配です。 ・この様な場合、法律では焼却炉が合法的であれば燃やす物はどんな物でも構わないと定められているのでしょうか? ・プラスチックを燃やして発生した空気を吸ってしまうような環境に住んでいたら体にどれほどの影響があるのでしょうか? ・市役所は、住民が頼めばダイオキシン発生の数値を測定する義務はあるのでしょうか?(害のある量のダイオキシンが発生しているのか、それとも基準値内なのか知って対策を取りたい為) ・そもそも市役所に相談したところで、何の解決にもならないのでしょうか?何とかする手だてはないのでしょうか? 本当に困っています。3ヶ月程前に引っ越して来たのですが、アパートを決める前にその焼却炉の存在が心配で、不動産屋さんに「あの焼却炉から煙が出たり、臭いの問題はないのですか」と聞いた時に『そういった事はありません』という回答に安心して引っ越したのです。遠方からの引っ越しだった為、入居前に様子を見に行けるとしたら仕事が休みな土日しかなく(土日は工場が休みで焼却炉が使われていなかった)実態を自分の目で確認する事ができず、その時は不動産屋の言葉を信じるしかなかったのです。 このまま我慢して生活していくしかないのでしょうか…。それとも焼却をやめさせる(または有害物質が発生する焼却だけやめさせる)事が出来る策はありますでしょうか。。。今は一体どうしたらいいか、、、身の振り方が分からない状況です。どなたかこのような事に関して詳しい方がいらっしゃったら教えてください。どうか宜しくお願い致します。
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- epsz30
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97年12月から施行された 「大気汚染防止法施行令改正」 「廃掃法施行令・施行規則改正」 などの一連の規制強化を受けて、一般廃棄物焼却施設や産業廃棄物焼却施設における維持管理の改善が進み 今では大気中へのダイオキシン類排出量が大幅に滅少しています。 現在の計測値は不明ですが、97年から99年の2年間で6割以上の減少が確認されたそうです。 そして塩ビやプラスチックなどから多くのダイオキシンが発生するというのは間違いではありませんが 塩ビ・プラスチックを燃焼させたからといって絶対ダイオキシンがばら撒かれるというものではなく 不完全燃焼をさせない事や高温での完全燃焼をさせる事で 発生したダイオキシンも分解されてしまうそうなので 今では高温で完全燃焼する事が出来る焼却炉の使用をしていると思いますし 改善後の焼却施設であれば、排ガスのダイオキシン類も綺麗に除去出来るシステムがとられていると思うので 昔のように焼却炉=危険という事でも無くなっています。 ただし、現実に灰が飛散しているような焼却炉なのであれば いろいろな意味で疑わしい部分も若干感じられるので その様な場合は一度その焼却施設を見学&説明を聞きに行ったり 自前でダイオキシン濃度などを計測して異常があるようなら 行政や企業に報告すると良いと思います。 焼却炉=ダイオキシン発生=近所に住むと危険。 ではなくなりつつあるという事も理解して対応してみましょう。