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コンセプトとは?
よくデザイナーが「アイデアやコンセプト」といいますが、 この場合のコンセプトは「主張」と考えても差し支えないでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
ナカタはこう思います。デザイナーの仕事は言葉にできないという指摘がありましたが。 できるだけ言葉にすることが、コンセプトとかアイデアという言葉を使う意味だと考えます。 このコンセプトやアイデアという言葉を、こう整理してはいかがでしょうか、 コンセプト=What to say=何を言うか、 アイデア=How to say=どう表現するか、 この中には当然コピーでどう言うか、ビジュアルでどんな表現をするかと言うことが含まれています。 そういうできるだけ具体的な言葉や表現で置き換える事で、コンセプトとアイデアを整理できると思いす。 ここに果汁入りの清涼飲料水の広告の仕事があったとすると、マーケティングも含めてその商品のすぐれた点やターゲットが感じる、商品の魅力をできるだけ短いコトバに集約する試みをします。 これが通常いわれるコンセプトです。 仮にそのコンセプトが「おいしい」と言う言葉に集約されたなら、デザイナーはそのコンセプトを踏まえていろいろな角度からアイデアを考えるわけです。 このターゲットにはこんなおいしいと言う表現なら、感じてもらえるのじゃないかと言う仮説を立てながら… ですからコンセプトは=何を言うか、アイデアはどう言うか、と言うことになるとナカタは考えます。でもこれはいろいろな考え方があるので、あくまでもナカタの考えに過ぎませんが。
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- umigame2
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一般的にコンセプトというと、「基本理念」のことを指すと思います。 「このクルマはコンセプトがはっきりしている」とか、「コンセプトがあいまいだ」とかいった使い方をよくします。 言い方を変えれば「こだわり」でもあり、質問者さんが言う「主張」でもあると思います。 ものづくりには、まず消費者にアピールしたい「基本理念」があって、 それを形にしていくわけですよね。
お礼
どうもありがとうございました。
デザイナーの仕事は「ことばにできない」と思いませんか? その言葉にできない仕事を「なんとかことばにする」というのが「コンセプト」だと思います。 また、「アイデア」も同様、本来はことばにできませんね。 そこで、アイデアとコンセプトの違いを以下のように理解してはいかかでしょうか。 アイデア:デザイナーの仕事の結果を出す入口 コンセプト:デザイナーの仕事の結果の道しるべ さて、これは質問者さんがいうとおり「コンセプト=主張」と捉えていいのでしょうか?
お礼
なるほど、のどにつっかかっていたものがとれた気がします。 回答ありがとうございました。
- code1134
- ベストアンサー率20% (703/3370)
(NO4ですが) 「かくかくしかじか」とひらがな表記にすべきでした。 お見苦しくて、失礼致しました。
お礼
わざわざ教えていただきありがとうございます。一つ言葉を覚えました。
- nakata-san
- ベストアンサー率24% (21/85)
ナカタが言いたかったのは「主張」でもかまいませんが、少し違います。「主張」というと、少し長いお話と言う感じがします。ここでいうのは非常に凝縮された物です。What to say と言うほうが分かりやすければそれでも良いと思います。この流れで言うとアイデアはHow to sayになるとナカタは考えます。
お礼
なるほど、What to sayとHow to sayですか、これならすっきり分類できます。 どうもありがとうございました。
- code1134
- ベストアンサー率20% (703/3370)
英和辞典的には「コンセプト(concept)」=「概念」なのは言う迄もないし、「哲学書ではこれ以外にない」と断言出来そうです。 しかし、(質問者が言われている処の)デザイナー(やマーケティング担当者)等の場合は(赫々云々と言う)「想い」乃至「意図」ともかなりの程度、重なっている気がするのですが、如何でしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 すいません。「赫々云々と言う」とは何でしょうか?初めて聞く表現です。赫々を辞書で引きましたが、「はなばなしい功名をあげるさま」「光り輝くさま」とありましたが、これでは回答者様の文章中の意味にはあたりませんよね。
- tyuuta
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この場合のコンセプトは、概念で良いと思います。つまり基本的な考え方ですよね。(方針)。 これがコンセプトになると思います。そうするとideaは?という事ですが元々の意味には確かに概念という意味も英語にありますが、この場合は「着想」、「発想」となると思います。多分tochanxさんが言おうとしてる「主張」に近いと思います。
お礼
なるほど、アイデアとコンセプトの関係が理解できました。 どうもありがとうございました。
- nakata-san
- ベストアンサー率24% (21/85)
コンセプトとは、デザイン上で、その人の言いたいこと、やりたい事です。デザインを考える場合、その中には自分の好きなものや、嫌いなものが、いつぱいあると思います。そのいっぱいある中から、自分が何がやりたくて、何が言いたいかを、選び、自分がこれをやりたいと大声で叫ぶことを、コンセプトと言いうとナカタ考えます。
お礼
ということはやはり「主張」という解釈でも間違いではないのでしょうか。 回答ありがとうございました。
- hisexc
- ベストアンサー率40% (190/470)
「主張」というより、「概念」とか「方針」といった感覚だと思います。 そのデザインの対象がインテリアであろうと、洋服であろうと、細かいデザインの積み重ねとなっています。例えばインテリアの場合、照明・壁・家具・床などの色や材質・形などの細かい選択を繰り返し、全体を作り上げていきます。洋服の場合も袖やえりの形やボタンの位置・材質などの細かい選択の積み重ねです。 これら「部分」のデザインをするに当たり、「全体像」に対する「基本概念」がハッキリしていないと、パーツごとがバラバラになってしまい、全体が出来上がったときに統一感の無い作品になってしまいます。その「基本概念」こそがデザイナーの言う「コンセプト」です。 なので一言で訳せば「概念」とか「方針」になりますが、より説明的な訳をつければ「個々のデザインに統一感をもたららす為の、全体像の中軸となる基礎概念」となりますでしょうか。一例を挙げれば「この部屋は海のイメージをモチーフにしてデザインしました。」という場合、「海のイメージをモチーフにした」という点が「コンセプト」です。
お礼
なるほど、とてもよく理解できました。 分かりやすい説明ありがとうございます。 しかしコンセプトを「概念」と解釈すると今度は「アイデア」の位置がわからなくなるのです。 私は今までアイデアとコンセプトの位置付けを、アイデアが「概念」で、コンセプトがその「実体(具現化された主張)」だと思ってきたのですが、どうやらそうではないようですね。 すみませんが、アイデアはどう解釈すればよいのか教えてもらえないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 具体例をあげてくださったおかげで細かいところまで理解できました。 いろいろな考え方があるとのことですが、#7様の、アイデアが入り口でコンセプトが道しるべという考え方もそういったものの一つなんでしょうね。 ナカタ様が教えてくださったWhat to sayとHow to sayと2種類記憶にストックすることにします。 どうもありがとうございました。