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自己効力感を持たせるような教育をするには
はじめまして。 私は今、教育学部ではないのですが、教員免許取得のため、勉強中です。 特別活動という講義で、自己効力感についてのレポートを書きました。 一応は書いたのですが、自分の納得できないままに提出してしまいました。 自己効力感についてもっと詳しく知りたいので、教えてください。 また、自己効力感を持たせる為には、どのような教育をしていけばよいのでしょうか。
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私は教師の父と母の下で育ち、結局は教師を嫌い親の後は継がなかった家庭教師です。あなたへのご質問に的確な回答になるかどうか解りませんが参考にしてください。 まず、教師になる最低条件が3つあります。 (1)そこそこの知識(教養)がある。(2)声が大きい(3)芝居ができる。です。(2)については教室25~30人の生徒を相手に授業をするのですから小さい声では意味がありません。単に声が大きいだけでなくメリハリのある声を希望します。 (3)はいろいろな能力・性格の生徒に対して25~30種類の人格を表さなければなりません。要するに芝居が出来なくてはならないのです。以上が原点です。生徒を教え始めて3カ月は生徒全員の個人性格を把握する期間です。この期間で生徒各人の性格を把握できればあなたは立派な先生になるでしょう。仮に30人の教室があります。跳び箱を2段しか飛べない生徒がいるとします。ある日3段飛びました。しかし、他の生徒は5段を飛んでいます。「この2段の生徒が向上した事にいかに感動できるか」でしょう。現在の先生はこのような事さえも出来ない人が多いのです。情けない話ですが。熱血先生になる必要はありません。自然体で生徒を大事に育む事が必要です。それから、先生も予習が必要なのです。明日の授業の計画をして授業に臨めばそれだけの効果は充分にあります。授業参観日で各先生の授業を拝見してみると予習をしている方は2割程度とみられます。何か書きたい事を書き綴っただけですが、良い先生を目指して頑張ってください。健闘を祈ります。
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- kyo-sin
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まず,おさらい?ですが,自己効力とはバンデューラが提唱した概念です。結果期待と効力期待があり,結果期待はこういう行動をした結果こうなるという予期で,効力期待とはそうした行動を自分がどの程度できるかという予期です。自己効力とは後者の効力期待のことを指します。 例えば,跳び箱の例が示されていましたが,「練習すれば跳び箱が跳べるようになる」というのは結果期待になります。これは自己効力ではありません。それで,「自分が跳び箱の練習をどの程度やり遂げることができるか(続けることができるか)」が効力期待,つまり自己効力となります。 自己効力感を高める方法としては,結果期待を促してもダメです。「がんばればできるようになる」では逆効果でさえあります。自己効力が低い子は「がんばること」に不信感のようなものを抱いており,それでがんばることができないのです。 ではどうすればよいか?それは努力が確実に結果に結びつく「スモールステップ」で行くことです。跳び箱なら確実に飛べるものから,英単語であったら8割方できるようなものから少しずつやっていき,自信をつけさせながら徐々にレベルアップしていくという方法です。
補足
バンデューラの提唱した自己効力感については、一通り調べたつもりですが、それでもなんだか物足りない気がして、質問しました。 確かに、「がんばれ」と言われて、よけいに出来なくなってしまったり、逆効果になってしまうこともあるような気がします。ですが、期待されないのも少し寂しい気もしますが・・・。 自己効力感についてオススメの本などがあれば、教えていただきたいのですが。
お礼
早速のアドバイス、ありがとうございます。 私の憧れていた先生は、予習をしてきて授業をされていました。 非常勤講師の先生でしたが、時間外であるにもかかわらず、何人かの生徒で課外をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。とてもうれしかったですね。 そんな先生になれたらなあ、と思ってはいるのですが・・・。 私は、二段しか飛べなかった子が、三段飛べたとき、一緒に感動してあげられる先生になれるのでしょうか。 良い先生を目指して頑張ろうと思います。