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古代ローマの造形技術の衰退について
つい先日塩野七生さんのローマ人の物語の最新刊を読んでいて、ふと疑問に思ったのですが コンスタンティヌス大帝の時代の彫像(でいいのかな?素人なので)とアウグストゥス帝やユリウス・カエサルの肖像と比べると明かに下手くそな出来映えだと思いました。 これ以外にも技術の衰退は他にもあって中近東の優れた彫金技術というか冶金技術が衰退した理由は皮肉にも増えた需要に対して供給するべく森林資源の伐採で砂漠化が進み、それによって却って供給量が減少した為技術の継承がしにくくなった為だとは聞いた事がありました。 個人的には偶像崇拝を禁じたユダヤ教から派生したキリスト教の普及で古代ローマの造形技術がそうなったのかな?とも思いますが実際にはどんな説があるのか教えて頂ければと思います。
お礼
御回答有難うございます。 一つの国家が失われる時には人命や政府の他にも文化さえも失われるんですね・・・必然とは云え少し物悲しい気もします。 神々の見守る「古代」から主の支配する「中世」への移行といったところでしょうか?あまり西洋史には疎かったのですが、今後の楽しみが増してきました。