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大学院進学が決まったのですが・・・(長文です)
大学を卒業し、院進学が決まった者です。 私は、学部時代の指導教授に修論も指導していただこうと思い、内部の大学院を受験しました。 しかし、卒業式の当日になっていきなり他大学に異動することになった、ということを伝えられました。 そして、今の大学は兼任講師になってしまうため修論の指導はできないことを言われました。 (私がメールで聞いてやっとです・・・お忙しいのでしょうが) 私が受けた院の試験のころに異動が決まったということなのですが、試験の面接で志望する指導教官を聞かれ、その先生に指導を受けたいことを述べました。 にもかかわらず合格してしまいました。 この先生以外にはわたしの研究したいテーマの先生はいません。(妥協して近いものはありますが・・・) しかも、研究計画書を出してしまったので今更他の先生にご指導をお願いしてもいい顔はされませんよね。 先生は、他の先生とも話し合ってみたら・・・みたいな感じです。(大学の教員ってこんなものですかね) 尊敬していた分、すごくショックな気持ちが大きいのですが・・・。 前置きが長くなってしまいましたが、このような場合、みなさんは、 (1)先生の言うとおり他の先生と話して、研究テーマを変える。(新しい視野から考えられていいとは思いますが) (2)他大学を受験しなおす。 研究する場なのに妥協とか書いてしまってすみません。でもかなりパニックになっています。 他の意見もあったらアドバイスください。 わかりにくい質問ですみません。
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学部時代の指導教授を大学院でも指導教授にすることで、すなわち、その教授の「弟子」となることで、将来の大学等への就職その他で有利になるから、その教授の指導院生になりたい、といったことを考えてはいない、という前提でアドバイスを書きたいと思います。もっとも、その先生の「弟子」になることで将来の立場を有利にしようと思っていたとしても、自分自身が大学を移ることをiguayaさんに伝えていなかったのだから、もはやその教授はiguayaさんを「弟子」として今後もつきあっていくつもりはなかったと考えるべきでしょう(研究上の指導や、人間としてのつきあいとは別問題です)。「弟子」として認めていれば、takkochanさんが仰るように「自分の移動先の大学院へ行けるようにする」でしょうから。 iguayaさんの場合、合格した大学院にそのまま進学し、修士課程(あるいは博士前期課程)に籍を置いて修士論文の執筆に向けて研究をすすめることに、なんら問題はない、と思います。研究テーマを変える必要もまったくありません。 自分の研究テーマとなんらか関連のある教員、あるいは、人間的にうまくやっていけそうな教員を指導教授として、研究をすすめればそれでよいのではないでしょうか。 研究テーマの内容などについては、学部のときの指導教授に院生として指導を受けることはできなくとも、兼任講師として出講するのであれば、助言を受けることは可能でしょう。 そもそも、大学院を選択する場合、「研究したいテーマの先生」がいる、いないは、それほど意味のあることではない、と思われます。いたらいたでよいこともあり、よくないこともあり、いなければいないで、よいこともあり、よくないこともある、とうのが大学院の現実ではないでしょうか。統計があるわけではないのですが、自分の研究対象と指導教員の研究対象が一致することは、あまりよくない結果をもたらす方が、多いのではないかとさえ思います。この人が指導教授じゃなければだめだ、という発想は、大学院の選択にあたっては、マイナスの発想だと思います。 たとえば、東京大学の大学院へ進学する場合、東大の学部生も他大学の学部生でも、東大の大学院を志望する理由が「研究したいテーマの先生」がいる、という学生が、はたしてどれほどいるでしょうか? 東大の大学院へ進学を希望する学生のほとんどは、自分の直接の研究対象ではなく、関連分野での研究実績のある教員の存在、あるいは、東大大学院の教員スタッフの層の厚さや、なかには、将来の就職の有利さ、といったことを理由に東大を希望しているのだと思います。もちろん、「研究したいテーマの先生」がいることを理由にする学生もいるでしょうが、それは少数派であると同時に、大きな研究分野としての「テーマ」が共通しているから、という理由でその教員を指導教授に希望するのであって、具体的な研究対象が一致するから、という理由ではないと思います。 自分自身がある研究テーマを選んだきっかけが、ひとりのある教員であったとしても、テーマはあくまで自分自身のものです。takkochanさんは、「自信があれば、違う先生について、これまでのテーマを続行も不可能ではないですが、なかなか困難でしょう」と仰っており、「困難」なのは現実的にひとつの事実なのかもしれませんが、指導教授がいないと自分のテーマの研究をつづけていける自信がないというのであれば、だれが指導教授であろうと、どこの大学院に在籍しようと、ひとりの研究者として成果を出すことは難しいと思います。自信がなければ自信を持てるようになるまで、必死に勉強すればよいだけのことではないでしょうか。 ただし、指導を受けようと考えていた教員以外、ろくな教員が一人もいない無能ぞろいである(と客観的に判断できるのであれば)、あるいは、大学院としての研究環境や大学院の「文化」も劣悪でおぞましいものである、という状態であるならば、他大学の大学院を受けなおすことも、選択肢として考慮すべきかとも思われます。 もし、そういった最悪の状態ではないのであれば、学部の指導教授と大学院の指導教授が異なる、というのはひとつの良い機会でもあるのですから、そのまま進学するのも合理的な選択だと思います。指導教授と研究対象にそれなりの距離があるならば、ある程度は院生に自由に、ときにはまったく自由に、研究をすすめさせてくれることも多いと思われます。大学院の演習のほかに、学外の研究会や学会などにも積極的に参加し、できれば研究発表などをおこなって、多くの人たちの意見や助言を聴き、修士論文へ向けて研究を前進させていってはどうでしょうか? また、他大学の大学院の演習にも、参加できる機会をみつけられるかもしれません(学部の指導教授は移った大学の演習に参加させてくれないのでしょうか?)、そうしたチャンスがあれば積極的に参加するべきでしょう。 「研究計画書を出してしまったので今更他の先生にご指導をお願いしてもいい顔はされませんよね」というのは、杞憂ではないかと思いますし、「いい顔」をしない教員がいるとすれば、それは教員失格です。指導教授にするのは避けるべきでしょう。研究計画書は、研究科あるいは専攻・専修に向けて提出するものであって、合格したのならば、研究科や専攻・専修の全体でその計画を受け容れた、と考えるべきでしょう。「試験の面接で志望する指導教官を聞かれ、その先生に指導を受けたいことを述べました。にもかかわらず合格してしまいました」というのであれば、研究計画書はまさに研究科あるいは専攻で受け容れたものだと考えるべきです。 大学院という世界に足を踏み入れたばかりのころは、「先生」という存在が妙に重く感じられるものですが、やがて、自分と対等なひとりの研究者、として見られるようになるのではないでしょうか。あくまで私見ですが、学部から博士課程後期まで同じ指導教授についていて、ずっと同じように研究者として尊敬しつづけているとしたら、ちょっと考えものです。「先生」との関係では、学問のおそろしさや厳しさを知って「先生」を尊敬する段階もありますが、自分の研究がすすむにつれて、「先生」の欠点やものたりなさをも見えるようになってきて、批判の対象にもなってくる、というものではないかと思います。研究のうえでは、あまり「先生」にはこだわらずに、自分自身の問題意識を鍛えあげながら、大学院生活を始めて欲しいと思います。
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- Ideasforlife
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どうも、その先生の異動先へは入学できないようなので、基本的にいま進学予定の大学院に進み、少し視野を広げて研究目標を定めてみるのがベターな選択肢だろうと思っています。 ただ、いろいろな方の意見を拝見していると、分野によって様子が違うのではないかなと思えることもありますので、もし可能だったら、少し分野を明らかになさって、その上でアドバイスを求められてみてはいかがでしょうか? それと、 > この先生以外にはわたしの研究したいテーマの先生はいません ということですが、 もしかすると、後任の先生が半年以内程度に決まり、その先生が異動なさった先生のテーマに近いテーマである可能性はあるんじゃないでしょうか? 次の先生を教えてくれ...と言っても教えてはもらえないでしょうが、公募などが出ていれば、どんな分野の人材でいつごろまでに着任する予定で人事を進めているか?ということはわかりますので、調べてみられてもいいかもしれません。
お礼
ありがとうございました。 視野を広げること、とても大切ですよね。不安が残りますが、がんばりたいと思います。
- subaru360
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学部レベルで、似たような経験をしたことがあります。 そのときは、3年の終わりであと1年間卒論指導と就職指導だけという状況でしたので、先生の教え子(私たちの兄弟子)が同じ大学で隣接講座をもたれていたことから、おふたりと学校とで協議した結果、「外見的に単位の認定は先生の教え子が行う、実際の指導は先生が週に1回来て行う」ということで残りを大過なく消化しました。国立大学同士の兼務はできないということから、基本的にはボランティア状態だったと思います。 今回の場合、学校によっていろいろでしょうし、研究者と学部とでは負担が全然違うでしょうから同列には評価できないのですが、現実問題として実際の指導能力のある先生が背を向けている以上、そのテーマではやれないと思います。 研究テーマの変更が妥当ではないでしょうか。
お礼
ご意見ありがとうございました。 同じような経験をされているんですね。 研究テーマの変更ですか・・・そうですね、ひとつの手段として考えてみます。
- takkochan
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>(大学の教員ってこんなものですかね) こう書かれると同業者として残念ですね。普通は、自分が移動することが決まって、かつ自分の研究室への進学が決まっている学生がいたら、その学生を自分の移動先の大学院へ行けるようにするんですけどね。もしそれが不可能であれば、現在の大学で、形だけ他の先生につけてもらって、実質指導を何らかの形で行うとか。 上述のようなことをやってくれない先生なら、No.1さんの言われるように見切りをつけたほうがよいかもしれませんが、この時期に新しいところを探すといってもねえ・・・困りますよね。 (2)が可能ならやってみる価値はあるでしょうが、(1)が可能ならそれもありと思います(自信があれば、違う先生について、これまでのテーマを続行も不可能ではないですが、なかなか困難でしょう)。
お礼
失礼な書き方、すみません。 先生が移られる大学は他県ですし、うちの大学よりもはるかにレベルの高い大学ですので、とても指導はできないと思ったのではないかと考えています。こちらにとったら悲しいですが・・・。 私の気持ちを理解してくださり、ありがとうございました!
- taka077664
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No.1です 自分の文章読んでて自分もなんか分かりにくく思ったので^^; 結論から その先生のアドバイスは聞く必要はないです、研究テーマを変えるのもなんか勿体無い気もしますし。 2の他大学を受験しなおし、研究したい物を大学院で学んだ方が良い。 これが私の意見ですね。
- taka077664
- ベストアンサー率0% (0/2)
尊敬していたのにそんな対応しか取ってくれない先生などにこれからもついてく必要はないと思いますが? 同じ経験があります。 私も何年も尊敬していた先生がその程度だったとわかった時は、もうついていくのをやめて、自分で別の道を歩みました。 それでその結果、良かったと思いますね、もしあのまま信用してついていったら正直想像もできません。どんでもないめに会ったこと間違いないですね(^^;) それほど酷かったってことです。 だから何もその先生に無理してついて行く必要も、今更違う先生にしたら失礼とか気を使うことはないんですよ。 世の中広いですから色々とお調べになって他大の大学院に行ったて良いんですよ。 もしかしたらその尊敬していた先生よりも面白い先生がいる可能性だってあるんですよ。 だから冷静に落ち着いて考えればパニくることの事でもないハズです。 おのずと道は見えてくるものです。 その在学していた大学院だけと考えずに、一方通行でなくいろんな広い視点から考えることです。 絶対に他の良い道が出てくるものです、可能性は一つではないのです、いくらでも道はあります。 なので色んな方向から考えて最善の道を自分で導いてください!頑張って下さいね。 とそんな私も浪人生、しかも三浪^^; 年下でナマイキな意見かもしれませんがお役に立てれば幸いです(>_<)
お礼
ご意見ありがとうございました。 可能性は1つではないですよね!とても勇気付けられました。がんばってみます。
お礼
ご意見、ありがとうございました。 私が悩んでいた事柄すべてに適切な回答をいただき感謝しています。 >研究テーマを変える必要もまったくありません。 >研究科や専攻・専修の全体でその計画を受け容れた、と考えるべきでしょう。 >研究計画書を出してしまったので今更他の先生にご指導をお願いしてもいい顔はされませんよね」というのは、杞憂ではないかと思います そうなんですか?これは意外でした。肩身の狭い思いをせずに、自分のしたいことを堂々と研究をしてよいのですね。 大学院、というと学校自体の研究内容よりも先生の専門分野によって選ぶものだと考えてました。なので、とても驚いています。 今回のことは、自分自身が成長できるひとつのきっかけと思い、様子を見ながら院生活を始めたいと思います。 また、なにかあったらよろしくお願いします。