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チベット伝統の製塩、「桃花塩」について教えてください。
3年くらい前でしたか、新聞の短い記事に紹介されていました。チベット人が好物のバター茶に入れる塩がすなわち「桃花塩」。メコン川の最上流部の岸には塩水が出る井戸があり、塩水を汲んでは、小さな塩田にまいて塩を作る。かつては茶馬街道を経てインドにまで交易された。その場所での、塩田での塩作りは唐代からの変わらない伝統だとか。 記事の内容はこれだけなのですが、チベットで塩田を使って塩作りするということに興味を持ちました。しかし短い記事で、歴史的な記述部分の参考文献などは書かれていませんでした。 このチベットの塩田、桃花塩に関するモノグラフか、論文のような物、中国語の文献でもけっこうです。ご存知の方いらした是非ご教示お願いします。
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回答No.1
こんばんは。ご質問の趣旨からはやや外れるかと思いますが、「戎塩」について本を見たところを記します。 戎とは西戎、昔のチベット地方を指す中国からの呼称です。ここに産する塩は逸品で、「水精塩」などと呼ばれ、中国の宮中でも使われたようです。また、「紅塩」という塩もあったようです。「水精塩」は透明で固く結晶した岩塩のごときものらしいですが、「紅塩」は色からしてお尋ねの「桃花塩」かとも思われます。 私がこれらのことを読んだ書を下に挙げておきますので、ご参考までに(中国の文献名も書中にいろいろあります)。