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整理回収機構の物件って?
貸主が整理回収機構の賃貸マンションと契約しようとしているのですが、何か問題ってあるのでしょうか? 契約をするのがすこし不安です。
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整理回収機構(RCC)が、どういった立場の貸主かで変わりますが、kajyumiyaさんが お答えされているとおり、所有を最終目的にはしていません。 RCCは不動産業の免許を持った会社組織ですが、あくまで債権回収をする会社です。 1.所有権者の場合 破綻した銀行やその子会社が所有していた物件を所有権を引き継いで貸主になります。 問い合わされた不動産屋さんの答えがここに行き着きます。 2.債権者または債権者代理人の場合 破綻した金融機関や、破綻先債務者への金融債権を買い取り回収業務を行います。 また、債権を買い取らない場合、回収業務を代行します。 あるいは、買い取った債権の回収業務を他の債権回収会社に代行させることもあります。 この場合、収益執行(差押えて家賃を回収)している可能性があります。 slowriderさんの求める物件に、RCCがどの立場でいるのか分からないので、 考えられることをお答えします。 RCCはあくまで債権の回収をすることに徹します。 なので、いずれRCCから第三者に所有権が移りますが、 売却方法は、RCCが所有権を持っている場合は通常の売却で、賃貸借契約は新所有者に引き継がれます。 問題は、債権者の立場で収益執行している場合です。 債権回収は、競売または収益執行の二者択一です。平成16年4月1日以降の民事執行法 で改正されました。 ある程度回収が終われば収益執行を取り下げ、競売することもできるようです。 kajyumiyaさんのお答えがこの先にあります。 この物件に対し、どの立場の貸主なのかをRCCに問い合わせてください。
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- kajyumiya
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不動産業者です。 整理回収機構の物件は、いずれ転売する可能性があります。 不良債権となった物件を、整理回収機構が元の所有者に代わりに運営し家賃回収を行います。で、いずれ転売者が見つかれば売却し、売却代金を金融機関に返却していったりします。 売却せずに、長期にわたり運営を行っている物件もありますが(収益性が良い等)、確定はしません。 ポイントは、売却先の新オーナーです。 (1)同じ条件で賃貸契約を継続してくれるか? (2)以前預けてある敷金を、退去の際に新オーナーが返還してくれるか? (2)は、以前なら新オーナーが契約を引き継ぎ返還義務があったのですが、現在は敷金までは引き継がなくて良くなっています。 slowriderさんが入居している間、何も無いかもしれませんが、リスクはありますので、余程周辺物件より安いなどでなければ、一般物件の方がよろしいと思いますよ。 もし短期間の入居なら、その分賃料や敷金を大幅に値切ってみては?
補足
本日不動産屋さんから話を聞いたのですが、 kajyumiyaさんの意見とは反対に (1)整理回収機構から新オーナーへの売却の際は 賃貸契約の継続を前提に売却する ※貸主が倒産(破産)等をして売却される場合は kajyuyamaさんのおっしゃるようになるとの事。 (2)敷金は返還してもらえる と言われました。 どちらが正しいのでしょうか? 正直困っています
補足
ganbareyoさん 1の所有権者でした。 くわしく説明ありがとうございます。