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世代交代とはなにか
クロロフィルa・bを持つ藻類で、からだのつくりには、単細胞、糸状体、細胞群体、葉状体などがあり、このうち葉状体の生物は、世代交代を行う。 とあるのですが、世代交代というのは、普通の増殖と、何か意味の違いがあるんでしょうか。 世代交代を行わないものとは、どういうことを意味するのでしょうか?
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ワカメなど葉状体の生物は複相の胞子体(2n)の世代と単相(n)の配偶体世代を持ちます。 世代を持つということは、それぞれ世代ごとに独立して生活をしているということです。 ちょっと見るだけでは2nワカメもnワカメも違いが分からないはず… 世代交代を行うものと行わないものは生殖の手段が違うだけでそんなに意味は違わないと思います。 世代交代を行うものは1倍体の世代と2倍体の世代のように2種類世代があるということです。 ヒトの場合でもそうだったとしたら、精子や卵子相当のものがnで分裂して独自に生活を営む場もあるということでしょう。 世代交代を行わないものは1倍体世代だけか2倍体世代だけで成り立ちます。 あと、前のショウジョウバエの質問の補足ですが、「連鎖群が染色体2本で存在することが、"多くの"、の意味」のように理解されてましたが、ちょっと違います。 連鎖群というのは同一の染色体にたくさん並ぶ遺伝子たちのことですから、それが「たくさん」なのです。(遺伝子がたくさん並んでいる) ですから、たくさん遺伝子が並んで連鎖している群れが4種類、2個ずつの計8個と考えればいいと思います。 いつもに増して分かりにくい説明ですが、ご不明な点は補足してください。
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- suiran2
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生物での「世代交代」とは,一般に使用される「世代交代」とは異なります。 世代交代…異なる生殖法を取る場合をいいます。一般に植物は無性生殖と有性生殖の二つの生殖方法をとります。 胞子生殖の時期を無性世代と呼びます。胞子体(2n)が胞子を形成しますので2nの時期を無性世代といいます。 また,全植物は,胞子が形成される際に減数分裂を行います。ですから減数分裂すると有性世代となります。 配偶子による有性生殖の時期を有性世代といいます。この時期の植物体を配偶体といいまして,胞子(n)が発芽したものです。ですから配偶体はnとなりますから,nの時期を有性世代といいます。 植物は,卵・精子の形成の際に減数分裂は行いません。受精し,2nになりますと無性世代となります。
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回答ありがとうございます。 すいません、一生のうちに無性生殖を行う時期と有性生殖を行う時期があるのかと思ってしまいましたが、#2さんの説明で納得しました。 こちらの方が順序は先ですけれども、10ptでお許しください。
お礼
そういう意味なんですか。難しいですねえ。 植物の分類のところに、何の説明もなしに「世代交代」って書いてあって、どういうことかと思ってたんです。 ショウジョウバエに関する補足をありがとうございます。一応、そういうふうに理解して納得していた…と思います(^^) 1日60~80ページくらいのペースでやってるので、遠い記憶のように感じられてしまいますが… ハエの方も念のためもう一度見直してみます。 ありがとうございました。