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コジェネが利用できる工場はどういうところ!

排熱を無駄にせずに、熱源として再利用するコジェネレーション。 電気であれば、明り、機械などの動力など工場内で、電気を使う場はいろいろありますが、 ガス(熱)は、どういう使い道があるのでしょうか。 家庭内であれば、給湯、ガスで調理するなどが考えられますが、工場内はどんな使い道があるのでしょうか。 給湯(お風呂、シャワー)もあまりないでしょうし、 熱を利用する機会などあまりないように感じられるのですが・・・ コジェネが叫ばれる中、どういう利用があるのか教えていただけますか。 よろしくお願い致します。

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回答No.4

> ガス(熱)は、どういう使い道があるのでしょうか。 熱の取り出し方は3種類ほどあります。 1.温水(80~90℃) 2.蒸気(160~180℃) 3.排気ガス(400~500℃) 一般に良く使用されているガスエンジンコジェネというものでは、100のエネルギー(ガス)を入れて、電気30%、温水40%、蒸気20%くらいで、取り出せるものが多いでしょうか。 1.温水は、他の方もおっしゃったように、暖房や給湯、冷房にも使用できます。 冷房するためには、「吸収式冷凍機」というものがあります。この機械に、温水(85℃くらいの水)と、冷却水(だいたい、32℃くらいの水)を通すと、7℃くらいの冷水が出てくるという魔法のような機械です。(詳細はまたこんど。) 2.蒸気は、プロセス蒸気などといって、加熱一般に使用できます。 機械工場では、大きなプールのような加熱槽や洗浄機があったり、食品工場であれば巨大な蒸し器があったり、多くの工場では蒸気の用途には事欠きません。 工場内では、蒸気は欠かせないエネルギー源です。 3.排気ガスは、事例は少ないのですが、木材を乾燥させたりするのに使用されています。 コージェネというのは、電気を作るついでに熱を取る、と理解されている方が多いのですが、どちらかというと、熱を取るついでに電気を作る、というほうが、有効エネルギーという考え方からは正しいかもしれません。 詳しくお知りになりたければ、もう少し紹介いたしますが.... 下のURLも御参考に

参考URL:
http://eee.tokyo-gas.co.jp/product/gascogene/index.html

その他の回答 (3)

  • yatagaws
  • ベストアンサー率21% (73/333)
回答No.3

コジェネは日本では比較的新しいが、デンマークでは古くから使用しています。発電所(火力)、ごみ焼却所等の廃熱をほとんど地域暖房に使用しています。同国では、街や住宅団地には温水の太いパイプが敷設してあり家庭で暖房、給湯に使います。日本でのガスパイプの感覚です。日本では化石燃料から発電すると熱の65%を捨てますが、同国では60%以上利用できます。この差は非常におおきく、日本はエネルギーのむだ使いがめだちます。インフラのちがいがあるので、日本で直ちに利用はできませんが。

回答No.2

● 町工場では機械加工などが多く、熱源を必要とする設備は少なく、コジェネレーションは少なく、貴方の指摘の通りですが、大規模工場では沢山使われています。 ● コジェネレーションは色々な方式があります 1)大型化学工場、石油化学などでは、原料の分解、合成、脱臭 などで沢山の高圧蒸気を使います、ボイラーで発生した蒸気は大気圧の100~200倍の高圧蒸気で、その高圧蒸気で発電機を回し、廃蒸気を化学プラントに使う場合が多いです。発電機は数千~数万kwに及びます。 2)中規模化学工場では ガスタービン発電の排熱(600℃程度)を利用し、蒸気ボイラーを運転、蒸気は前項1)に同じ様に使われます、 発電は数千kw程度です。 ● 化学以外には セメント、ガラス、窯業、鉄鋼関係も大型の溶融、乾燥などの大型加熱炉があり、発電排熱(火力発電、ガスタービンなど)直接熱源の一部に使われます。   まとめ 熱を沢山使う工場で、コージェネレーションを回避すれば競争に負け、想像以上に省エネが進み、日本の省エネ技術は世界1ですが更に推進の必要があります。

  • foobar
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回答No.1

例えば、空調があります。(これが結構大きかったような) 暖房は熱源をそのまま使えばOKですし、冷房でも「吸収式(だったかな)」のように熱源を使うタイプを使えば、熱を利用できます。 また、加熱炉(乾燥やプラスチックの加工、焼結など)を使っている工場なら、その熱源にも使えます。(例えば、排熱で温度を上げた後、電気やガスなどで必要な温度まで持ち上げるとか)

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