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水に「ありがとう」というと分子の配列に変化が起こる?
癒し系の記事に「ありがとう」という言葉の偉大さの説明があり、その中で、水に「ありがとう」と呼びかけてから分子の配列を調べたら明らかに変化がみられたという実験があると書いてありました。これは、事実なのでしょうか?また、どのような実験なんでしょうか。本当に「ありがとう」にはこのようなパワーがあるのでしょうか?どなたかお教えください。
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- us123
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超音波洗浄に対して磁気水の効果を検討したことがあります (磁気水の説明にクラスターが小さくなるとありました) 高周波の領域でわずかに違いを検出しましたが、実験誤差や日常の各種条件によるバラツキの範囲内であるため効果の判断は難しい状況でした 水の影響を客観的に実験することは難しいと思います 特に小さな物理力や化学反応を考慮すると実験そのものを幅広く検討する必要があると思います
- DESTINY
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まず、補足に対する回答から。 人体からは微弱な電磁波が放出されています。また、数々の化学物質も放出されていますので、それらが水と相互作用を起こし、クラスター構造を変化させることはあり得ることです。むしろ、変化が起こって当然ともいえるでしょう。 しかし、このような相互作用については純粋に物理化学的に解釈されるべきであって、「人間の気持ち」と結び付けることは間違いです。科学的な立場からいえば、人が対象物に何らかの操作をしたときの対象物の状態の変化について、「気持ち」や「心霊的存在」に解を求めようとするのは、相互作用に対する思考の停止か人を騙そうとしているかのどちらかです。 植物は人間の言葉を理解できるなどと称して、サボテンに電極を付けてメーターの針を振れさせて見せる実験がありますが、とんでもない似非科学です。植物には蒸散流があるため、当然の事ながら微弱な電流が流れること、その電流は蒸散の程度によって変化すること、蒸散の程度は光、温度、風などによって変化することなど、きちんと科学的に説明できることであるのに、あたかも植物が意識を有しているように思わせようとしているわけです。 「ありがとう」と分子の配列に関する実験も似たような背景のもとで行われているように思います。 さて、癒し系記事の「ありがとう」パワーですが、「ありがとう」の気持ちで接すると、自然界のいろいろなものが人間に優しく接してくれる、との気持ちは分からなくはありません。また、非常に大切なことでもあるように思います。しかし、これは心理学や倫理・宗教の世界のことです。人間の精神活動についても、将来的には物理・化学的に説明されるようになると思いますが、現在は無理です。
補足見ました。 世の中には、己が理論を正しいと信じて誤った真理を追い求め、成功するはずのない実験を繰り返す人達が大勢います。 水分子に声をかける実験も、その1つであると思われます。実際に、どこの誰が行ったかは分かりませんが、おそらくは誰かが実際に行ったんでしょう。 いわゆる「トンデモ系科学者」ってのですけど、こういう人達は数が多いので、「どこの誰がどこでどういう実験をしたか」なんて追求するのは不可能です。 たとえば、「霊魂の重さは0.35グラムである」という実験を行った科学者が昔いましたが、そういうようなものですよ。 しかしながら、ご自分でもおっしゃってますが、そういった実験を一笑に伏すのは間違いです。 ある人は自分の間違いに気づき、修正に修正を繰り返して、生涯をかけて本当の真理にたどり着くんです。アインシュタインだってそうだったに違いないんですし、その「とんでもない理論」をちょっと修正したら、世紀の大発見的な理論につながった、というようなケースも、過去の歴史には数多く残っているからです。 まあ、中には、自分の間違いを最初から最後までただの1つも認めない人もいるでしょうが、俺は実験の内容よりもむしろ、そういった科学者にあるまじき態度の方を下賎と見るべきじゃないかと思いますね。
- DESTINY
- ベストアンサー率54% (86/158)
水の分子は完全にランダムになっているという回答が気になりますので書き込みます。 まず、普通の水の中で水分子が完全にランダムに存在するということはないです。普通の水には微量の無機塩類や炭酸ガスなどが溶け込んでおり、水分子はこれら不純物を取り囲むようにクラスター構造をとっていると考えられています。純水の場合でも10~50個の分子がクラスター構造をとっていると発表されています。 水分子のクラスター構造を変化させる要因としては、熱、磁力、電磁波などが揚げられています。超音波も、超音波洗浄機を見ているとクラスター構造を変化させる効果があるような気がします(これは自信ない)。 「ありがとう」パワーについては物理学とは別のジャンルで論じましょう。
- ARC
- ベストアンサー率46% (643/1383)
えーっと、音っていうのは空気の振動で、それが水面に触れると、そのエネルギーの一部は反射され、一部は水に吸収されます。 んで、音のエネルギーが水に吸収された分だけ、水分子の動きに影響が出るはずです。具体的には、水の温度が極々わずか上昇します。 水に呼びかける音ですが、「ありがとう」でも、「ごめんなさい」でも、大した変わりはありません。上昇する温度には、声の大きさと長さが影響するだけで、「何を言ったか」は、さほど重要ではありませんね。 ちなみに、水の分子は、中学校でお習いのようにブラウン運動(ランダムに動き回る)してますので、分子に特定の配列構造などあるわけはありません。 あ、水分子の動きを一方向に整える、整流器を用いれば話は変わってきますね。 これを使って整列させた水分子に、大音量スピーカで「こんにちは」とか言うと、音波の影響で水分子の並びに乱れが生じるものと思います。 が、これにしたところで、要は「音」でありさえすれば、何だってよく、「ありがとう」と言えば、分子の動きに影響を与えるのでしょうが、それ以外の言葉であっても、トランペットなどの楽器であっても、分子の並びに影響を与えることには変わりありません。 ってことで、結論としては、「ありがとう」は人の心に作用こそすれ、水にとって他の「音」との違いは、まったく無い、です。
お礼
とても分かりやすい解説をいただき感謝いたします。 物理は好きだったんですが、「受験、受験!」と言われているうちに嫌になったのを覚えています。 deagleさん(#1)へのお礼の欄にも書いたのですが、この実験の有無に関して情報をおもちでしたら、引き続きよろしくお願いいたします。
- nobuchu
- ベストアンサー率33% (7/21)
あなたに、とっても良いことをお教えしましょう。それはパワーの語源です。 実はパワーには2つの意味があるのです。一つは科学的パワーです。もう一つは似非科学的パワーです。 前者はラテン語からフランス語を経て英語のpowerになった言葉でもともとは可能という意味ですね。アズスーンアズポシブルのpossibleっいうのは語源的にはpowerと兄弟みたいな言葉なんです。 もう一つのパワー、つまり、似非科学パワーは、ほんとうはパーワーと発音します。これは、パーがワーって驚くからパーワーなんです。「ありがとう」パワーはこのパーワーなんです。水分子は酸素原子1個に水素原子2個両腕のようにくっついてできてるんですが、「ありがとう」って言うと、それを聞きつけた1個の水分子が「ありがとう」パーワーのお蔭で両手を振りながら「あ~りがたや、あ~りがたや」と歌い出すんです。この周波数は約2.2~2.5GHzと言われています。残念ながら人間の耳には聞こえません。周辺の水分子はこの高周波に反応して次々に「あ~りがたや、あ~りがたや」と歌います。この結果、水分子間の結合が弱まりまろやかな味になるそうです。 因みに「ありがとう」パーワーは非物理的heneregy(ヘネルギー)で人間の脳から水分子に伝達されるので、何語でも効果があります。但し、心を込めて言わないと伝わらないそうです。
お礼
貴重なアドバイス、ありがとうございました。
- frank
- ベストアンサー率15% (15/94)
そういう嘘で世の中をだましちゃあいけませんよね そういう話がわからない人は信じちゃうんだから だいいち、「水の分子配列」なんて話をすること自体が不可解です 無理矢理に水の分子配列の話をしようとしても 水の分子なんてものは常に動き続けているのですから 配列がどうのこうのという話はできません どうして日本のメディアはこうも科学的常識を崩そうとしたがるのかなぁ
お礼
早々の回答、ありがとうございました。 結構まじめ(そう)な記事だったので「世の中をだます」意図があったかどうかは不明です。 deagleさんへのお礼のところでも書いたのですが、このような実験を行った事実の有無に関して情報がおありでしたら引き続きよろしくお願いいたします。
ありえないですね(笑) というよりその記事、きっぱりと冗談なのでは?(^_^; 「ありがとう」という言葉に対して何らかの反応を示すためには、日本語を理解する能力が必要です。しかも英語でもフランス語でも駄目で、日本語でなければいけないわけです。 言葉を理解する、というのは人間は無意識にやってるから大したことないように思えますが、実際にはめちゃくちゃ複雑な処理が必要で、水分子という、単体では複雑系を形成しえないものにそれをやらせるなんて、それこそ大槻教授でもできません(笑) 仮に百歩譲って反応したとしても、「ありがとう」に反応するんだったら「さようなら」でも「こんにちわ」でもいいはず(笑) でも話としては面白いですよね。 その昔、「酸素分子にファスナーがついていて、それにはYKKと書かれている」とか何とか、そう言った話を友人としたことがありますが、そういったたぐいの話ですよ、それは。 まあ、現代人はとみに「ありがとう」を言う回数が減ってますからね。 「もっとありがとうを言いましょう」ということを強調する意味で、そういった冗談を書いたのだと思いますよ。
補足
早々のご回答ありがとうございました。ありえないとお聞きし、安心しました。(少々残念ですが・・・) あらためて自分の質問を見て文章力のなさを嘆いています。私が一番お聞きしたかったのは、そのような実験をどなたかが実際に行ったという事実があるかどうかなのです。また、もしあるとするなら、どのような背景においてどのような目的でどのような方法で行ったのか知りたいと思ったのです。常識に合わないことを一笑に付すことは簡単ですが、「科学者的」態度ではないと思っています。科学とは関係のない事情や信念が関与していたのかも知れませんが、それはそれで興味深いことですし、もしかしたらまったく異なる趣旨の実験が間違って伝えられたのかも知れません。いずれにしても、なぜこのような実験の話がでてきたのか知りたくなりお伺いしたしだいです。 もし、情報がおありでしたら、引き続きよろしくお願いいたします。
補足
回答ありがとうございました。 なるほど、まったくランダムではないんですね。と、言うことは、もし、仮に人体から何らかのエネルギーが出るようなことがあれば、それに反応するというようなことはありうるんでしょうか??? Deagleさん(#1)へのお礼欄にも書かせていただきましたが、もし私の質問にあるような実験が実際に行われたのかどうかに関する情報がおありでしたら、引き続きよろしくお願いいたします。 追伸: まったくの偶然ですが、「水にありがとうと言ってから凍らせると、とてもきれいな結晶ができる」との記述を先日ある「メルマガ」で見ました。(科学系ではありませんが) もしかしたら、私の情報ともとはいっしょなのかもしれませんが・・・ やはり、気になります。