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なにかコツがありましたら教えてください。

ずーと前に買って本棚に眠っていた「戦争と平和」を読み始めました。未成年を読み終えて、読み始めたんですが、いつものことながらドストエフスキーにしても「どーしてこう登場人物が多いんだー」と言いたくなります。一人一人に名前が与えられていちいち覚えきれません。また、新しい登場人物と思ってたら、なんだあいつかというような有様で(親しみを込めた呼び方と正式な名前が違ってたりして1人に複数の呼び方があって)混乱してしまいます(僕だけかもしれませんが)。そこでみなさんはどうしてるのかなと思いまして、質問したいと思いました。あまり気にせず読み進んでいるのでしょうか?再読ならそういう混乱もずんぶん少ないのでしょうが、「戦争と平和」は初めて読むので、時間はかかるけど人間関係など走り書きででも整理しながら読み進んでみようかとも考えています。 読む上でなにかコツなどありましてら、教えてください。

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noname#15040
noname#15040
回答No.1

お気持ち、痛いほどわかります。お書きのことで大概挫折してしまうのですね。とりわけ、外国文学の長編は。私は、コツと言うほどのことではありませんが、 主人公の行動、心情の変化を追っていくこととし、その間、登場する多くの人間はいちいち気にとめないようにします。そうして、苦痛をこらえて読み進めていくと、おのずと重要人物のみが残っていき、そうでない人(厳密には意味の無い人は登場しませんが)はストーリーから後退していきます。 最初は、いちいちメモをとっていたのですが、学校の勉強ではなく、趣味なのだからと割り切り、作者が何を言いたかったのか、ストーリーの本流は何かを理解するようにすると、随分楽になりました。 只、重要な役割を果たす人物でも、途中ではわからないので、畢竟読んだ部分をくって、「ああ、こいつか」という風に確認する作業は若干残りますが…。 大作になれば、なるほど一回の通読では意味が不明なことも多いので、読み返しを前提に次から次へとページを繰るようにしています。 余り、参考になりませんね。失礼いたしました。

tyometyome
質問者

お礼

回答どうもありがとうございました。どなたでも少しは戸惑われると知ってちょっと安心しました。 >畢竟読んだ部分をくって、「ああ、こいつか」という風に確認する作業は若干残りますが…。 そうですよね。とりあえず今自分は新しい名前が出ると付箋を貼って後で戻る際の助けになるようにしています。 貴重なご意見ありがとうございました。いろいろ試してみたいと思います。

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  • nako007
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回答No.3

ドストエフスキーやトルストイも名前で混乱しますが、源氏物語、狭衣物語などの王朝物語のほうが、もっとすごいですよ~ だって登場人物が、少納言から権中納言に、大納言、内大臣・・・ってなっていくんですから。出世魚です。 平安時代の人はメモや注釈がなくて大丈夫だったの?と不思議に思ってしまいます。 (私は頭注を頼りに読むので、大丈夫ですが。) 私が持っているトルストイ全集には、しおりがおまけについていて、その栞に主要登場人物の一覧がのっています。そういうのをご自分で作ってはどうでしょう? ロシア人の名前は、 洗礼名+父称+姓(家名) で構成されています。 例えば、ニコライという洗礼名の人がいて、父親がイワン、父方の家名がタラソフスキー(タラソフ村にちなむ)ならば、   ニコライ・イワノビッチ・タラソフスキー  になります。 このニコライの娘がアンナなら、彼女は未婚のうちは   アンナ・ニコライエブナ・タラソフスカヤ です。 姓ではなく父称で呼ぶほうが親しげな感じになるみたいですね。 イギリスの貴族も、例えば小公子なら、洗礼名(セドリック)、親の爵位を継ぐまでの称号(ファントルロイ)、爵位名(ドリンコート)、姓(エロル)といっぱいあります。 登場人物をどう呼ぶか、他の登場人物にどう呼ばせるか、作者は当然そこに神経を使い、意味を持たせているはずなので、気を配って読むと面白いと思います。

tyometyome
質問者

お礼

どうもありがとうございました。次は源氏に挑戦してみます。谷崎訳は買ってそのままなので。 みなさんどうもお世話になりました。

回答No.2

「戦争と平和」ですか、なるほど。お察しします。私も中学時代に挫折した経験が・・・。 ロシア方面の人名というのは独特ですよね。 女性なら「カレーニナ」が男性なら「カレーニン」 男性が「イワノフ」なら女性が「イワーノブナ」 「ドーニャ」という女性名が「アブドーチャ」という愛称になったり・・・。 「ちょ、ちょっと待たんかい!」 「おたくさん誰でしたっけ??」 と言いたくなること、しばしば・・・。 ま、お慣れになることです。ロシア文学の何冊か読み続けているうちに、いつの間にか何となく分かるようになります。 何と言ってもロシア文学は世界最高峰と言っても過言ではありません。御健闘をお祈りします。 しかし「戦争と平和」にお入りになる前に、もう少しウォーミングアップを念入りになされたほうが良かったかも・・・。

tyometyome
質問者

お礼

回答どうもありがとうございました。 >ロシア方面の人名というのは独特ですよね。 そうなんです。規則があるんでしょうがなかなか馴染めません。 名前の混乱さえクリアーすれば訳文自体全然読みやすいので、気合も十分だし最後まで行けると思います。 どうもお世話になりました。

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