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司法試験の難しさ
司法試験とは具体的にどれくらいむずかしいものなんですか? 受験者の勉強時間や、取得までの年数や、試験の仕組みなど。何か判ることがあれば教えてください。
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昔に比べたら、合格者数も倍増して簡単になったと言われる司法試験ですが… はっきり言って難易度は分かりません。 東大卒でも十年受験して受からない人もいます。 逆に私大生でも在学中に合格する人も少なくないです。 毎日十時間以上勉強して、最短で二年で在学中合格、最長で永遠に受からない、平均合格年齢が28~9歳くらいでしょうか…。(異論もあろうかと思います。) 試験はまず、一次試験。 これは大学の教養課程を修めた者は免除されますが、 実際に受験したらかなり難しい試験だとされます。 よって大学に行ってない人は通信制大学で単位を取得して回避します。 そして二次試験は短答試験・論文試験・口述試験の三つからなります。 短答試験は択一形式で憲法・民法・刑法の三科目。 それに合格したら論文試験(憲法・民法・刑法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法の六科目) そして試験委員(大学教授・実務家)を相手に口答諮問される口述試験も六科目。 口述は論文合格者の9割程度が合格するので、司法試験の天王山は論文試験とされています。 最終合格率は2%台です。 司法試験に合格したら、最高裁司法研修所で一年半の実務研修をして、最後に二回試験と呼ばれる試験に合格すると晴れて、やた鏡(裁判官)・秋霜烈日(検察官)・ひまわり(弁護士)のバッジを手にする事が出来ます。 難易度はいろいろ言われますが、最難関の試験の一つである事は間違いないと思います。 これから法科大学院修了者対象の新司法試験がはじまりますが、こちらについては御質問の範囲を超えますので割愛します。
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- koruku0127
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#1です。 >毎日十時間以上勉強して、最短で二年で在学中合格、 具体的に十時間というとあれですが、要するに起きてる間はほとんど、という意味です。 通勤通学のような寸暇も惜しんで勉強です。 まあ本当に能力と要領の良さを兼ね備えている人はそこまで勉強しなくても合格するのでしょうけど、そんな人は数万人の受験者の中にいても数人でしょうしね…
お礼
大変詳しい説明ありがとうございました。よくわかりました。