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「あくまで」「あくまでも」の意味
「あくまで(飽くまで)」「あくまでも」という副詞の意味ですが、辞書をひくと「物事を最後までやりとおすさま・徹底的に」とあります。例文も「あくまでもがんばる、あくまでも主張を貫く」などとあります。 しかし、よく話の中で「あくまでも個人的な考えですが・・・」「あくまでも噂です」「あくまで一例です」「あくまでの話しです」などという風に使われます。このような文章中では「徹底的に」という意味ではないと思うのですが、どうなのでしょうか。
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あくまでも、という意味の「徹底的に」という所から転じて、「完全に」とか「中途半端ではなく(どこまでも)」という様な意味合いも持っています。 「あくまでも個人的な」 完全に個人的な 「あくまでも噂です」 =「あくまでも噂[に過ぎません]」 完全に噂に過ぎません 「あくまで一例です」 =あくまで一例[に過ぎません]」 完全に一例にすぎません 「あくまでの話です」 ・・・すみません、この用法は聞いた事がありません。
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- merry-wether
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あくまでも頑張る→飽くまでも(飽きるの変形)頑張る→最後まで頑張る あくまでも私の意見ですが→全く私の意見として聞いてほしいのですが→他にも違う考えや意見はあるのが前提です。 こんな感じでしょうか。
お礼
なるほど。「これは全くひとつの事(物)であって、他にもあるけど」という意味の「全く」であると考えればいいのですね。ということは「徹底的に」という意味をもつ「飽くまで」とは別の意味をもつ単語なのでしょうか。
- fine_day
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「あくまで」には『どこまでも』という意味も持ちます。 「どこまでも個人的な考えですが…」は、個人的な考えの範疇を出ませんが、の意味で使うのでよいのでは。
お礼
「どこまでも」という意味もあるのですね。その意味で考えれば意味が通るような気もしますね。
お礼
やはり「完全に」という意味ととらえれば、これらの用法は正しいということなのですね。ありがとうございます。