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溶解度
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウムの溶解度が知りたいのですが、どなたか知っているかたいらっしゃいましたら回答願います。大小の範囲でも結構ですので。お願いします。
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中学で習いますが、溶解度とは水(他の溶媒{液体}でもよい)100グラムの中に何グラムの物質を溶かすことが出来るかを言います。 #1様が示されたのは「溶解度積」、これは難溶性のイオン性物質が水の中に溶けて解離しているときにプラスイオンとマイナスイオンの濃度の積が一定になることを示しています。 それから#1様の出された値にちょっと疑問が…。手元に化学便覧がないので確認出来ませんが(荷物に埋もれている、--;) >>Ksp(CaCO3)25℃ 8.7*10^-19 理科年表によれば Ksp(CaCO3)25℃ [Ca2+][CO3 2-]=3.6*10^(-9) >>Ksp(MgCO3)12℃ 2.6*10^-5 同じく Ksp(MgCO3)12℃ [Mg2+][CO3 2-]=1*10^(-8) 理科年表の値が正しいとすると、炭酸カルシウムの濃度は√(3.6*10^(-9))=6*10^(-5) (mol/L) なぜなら炭酸カルシウムを水に溶かしたとき炭酸陰イオンとカルシウム陽イオンの数が等しいから。 炭酸カルシウムの式量(イオン性なので分子量ではない)100.09なので1Lに6*10^(-5)*100=6*10^(-3)つまり6mg、100グラムの水の中には0.6mg溶ける。 溶解度は0.6mg(体積と質量をすり替えました、また0.6mgは100gに対して十分小さいので水100gに溶ける量と溶けて100mLになった事実も同一視しました) 炭酸マグネシウムも同様に √(1*10^(-8))=1*10^(-4) (mol/L)、炭酸マグネシウムの式量84.31、よって8.4mg/L、水100gには0.84mgとける。 なお純粋な炭酸マグネシウムは販売されておらず、手に入るものは炭酸マグネシウム・水酸化マグネシウム・五水和物です。 珪酸カルシウム(SiO3Ca)と珪化カルシウム(SiCa2)は別物です。 珪酸カルシウムとして売っているものの構造は、珪酸ポリマーのカルシウム塩で平均組成CaSi2O5・nH2Oですのでかなりややこしい。 珪酸マグネシウムはクロマトグラフ用試薬のフロリジルとして売られていますが、構造は不明です。
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#2です 化学便覧1993年度版基礎編IIによれば。炭酸マグネシウムの溶解度積は、 Ksp(MgCO3)(3H2O)=8.9*10^(-6) で、理科年表の値とちがいます。 一方同じ化学便覧によれば、炭酸カルシウムの溶解度積は記載無し。で、ちゃんと溶解度の方が書いてありました。 二酸化炭素1気圧の下で、25℃の重量比で水100g中に0.82gと書かれており温度依存性まで書いてありましたが、この条件では炭酸水素カルシウムになっている可能性大。 調べると不明なことが増えてしまう。ただし、理科年表の値は1999年版の値なので、こちらを使う方が安全でしょう。 なお「溶解度積」から「溶解度」を算出するのは本来は正しくありません。イオン化して居らずとも溶けている部分があるからです。 済みません。m(__)m
- foli
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Ksp(CaCO3)25℃ 8.7*10^-19 Ksp(MgCO3)12℃ 2.6*10^-5 後半二つは判りません。 珪化カルシウムと珪化マグネシウムとは違うのかな?
補足
それでもよいかもしれません。全くの無知なもので。。。ちなみに溶解度の解釈のしかたも分からないんですけど・・・(^^;