• 締切済み

溶解度

溶解度は温度が高くなると大きくなりますが、なぜ水酸化カルシウムは高温になると溶解度が小さくなるのですか?

みんなの回答

  • rtz
  • ベストアンサー率48% (97/201)
回答No.1

ちょっとあいまいになるかもしれませんが…。 発熱、吸熱反応などの反応熱の話はご存知でしょうか。 もしご存知でなければそこから先に学ばれた方がよいかもしれません。 一般に、溶質+水→溶液となるとき、 溶質+水=溶液+Q という式で表されますが、 Qが正なら吸熱反応、負なら発熱反応です。 (私は溶けた結果熱が余って出てくるので発熱と考えています。) 例えば食塩ならQ=-3.88kJ/molとなり吸熱反応です。 さて水酸化カルシウムの場合、Q=16.74kJ/molとなり発熱反応となります。(水酸化カルシウム+水=水酸化カルシウム水溶液+16.74kJ/mol) ここでルシャトリエの原理(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86)というものがあって、この場合に当てはめると、「温度が上がった分、その熱を利用して水酸化カルシウム水溶液から水と水酸化カルシウムに分かれようとする」ということが起こります。 つまり、温度が上がると水と水酸化カルシウムに分かれようとするため、溶解度が下がることになります。 細部はしっかりした議論ではありませんが、大まかにはこういう感じではないかと思います。

sn37
質問者

お礼

ありがとうございました!! 発熱反応が関わっているとは思わなかったです;; 詳しく書いていただきありがとうございました(●≧U≦●)

関連するQ&A