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npnトランジスタ
エミッタ接地で使用するときVce=0のときIc=0になるのは何故ですか? ベース接地で使用するときVcb=0でもIc=0になるとはいえないのは何故ですか? どうかオフセット電圧について分かりやすく教えて下さい!
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難しく説明すると分からなくなるかも知れませんので 簡単に説明しますね。 どこを接地するかなんてどうでも良いんで、とにかく ●npnトランジスタはベースの電位をエミッタの電位 より0.6[V]程度高くすればコレクタ-エミッタ間が ショートする ●pnpトランジスタはベースの電位をエミッタの電位 より0.6[V]程度低くすればコレクタ-エミッタ間が ショートする とだけまず覚えて下さい。 次に、エミッタ接地でVce=0にした場合について説明 します。もし仮にVbe≧0.6[V]であった場合、コレクタ エミッタ間はショートします。そのため、もし仮に コレクタにVceが加えられた場合、I=Vce/Rceの電流が 接地面(GND)へ流れ込む事になります。しかしVce=0 の場合は、エミッタ電位は当然0[V]ですしコレクタ 電位も0[V]なので、コレクタ-エミッタ間はただ つながってるだけで当然電流(Ic)は流れません。 また、ベース接地でVcb=0[V]にした場合ですが、 Icを流したい場合はVcbなど全然関係無く、 (1)エミッタ電位を-0.6[V]以下にする (2)Vceを印加する さえ満たしていれば良いです。従ってVcb=0でもIc=0 になるとは言えません。
お礼
なるほど! 分かりやすく教えていただいてありがとうございます。 詳細は本で確認します。