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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:フランク・ヘルツの実験)

フランク・ヘルツ実験における負のプレート電流の理由

このQ&Aのポイント
  • フランク・ヘルツ実験では、プレート電圧をわずかに負にしておき、Vaを変化させるとある電圧で負のプレート電流が流れ出る現象が観測されます。
  • この現象は、加速電圧が電子をカソードからアノードへ加速する役割を果たしているため、プレート電圧が負になると逆方向に加速された電子がプレートに衝突しやすくなり、負のプレート電流が流れる原因となります。
  • さらに、質問文の中で加速電圧について言及がありましたが、これは電子の加速を促すための電圧を指します。フランク・ヘルツ実験では、この加速電圧を変化させることで負のプレート電流の挙動を観測することができます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Piazzolla
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回答No.1

ボーアの量子論にある、原子が離散的なエネルギーを持っていることを検証するために、フランクとヘルツが行った実験です。したがって、原子の基底状態や第2、第3・・・励起エネルギーを調べるための原子が必要になります。これには、ネオンやアルゴン、水銀蒸気などが使われます。 あらかじめ、プレートに負電圧を加えておきますが、後で分かりますが、この電圧を超えないと電子がプレートに到達できないようにしているためです。 加速電圧を0Vから少しずつ上げていくと、ネオン原子などに衝突しながらも、ほとんどエネルギーを失うことなく、プレートに到達でき、電流が増加していきます。 さらに加速電圧が高くし、ネオン原子の基底エネルギーと同じ程度のエネルギーを電子が受け取ると、非弾性衝突を起こし、電子のエネルギーはネオン原子の励起のために吸い取られてしまいます。 エネルギーを失った電子は、プレートに到達できず、また、プレートにはもともと府電圧が加わっていましたので、この電圧を超える加速電圧が得られないうちは、電流は減少していきます。 このときの加速電圧Vaによる電子のエネルギーeVaが励起エネルギーとなります。(Vaが5Vなら、5エレクトロンボルト)

e1432
質問者

補足

早速の回答感謝します。 >エネルギーを失った電子は、プレートに到達できず、また、プレートにはもともと負電圧が加わっていましたので、この電圧を超える加速電圧が得られないうちは、電流は減少していきます。 自分の言葉で言い換えてみますが、次のようなことでいいのしょうか? プレートには負電圧がかかっているから、それに逆らえるだけの加速電圧が加わらないと電子が到達できない。ということは電子が動かないので電流が減少することになる。 ただ、このことは負の電流が流れるということになるのでしょうか?減るだけで負の電流になるとは言えない気がしますが。それともこれとはほかの原因でしょうか?

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その他の回答 (1)

  • Piazzolla
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回答No.2

念のため、10冊ほど本で調べましたが、負の電流らしきものは見当たりませんでした。 一般的には、電流が減少するという意味で良いと思います。もしかしたら、負の傾きを持つ電流ということなのかもしれません。 もうご存知かもしれませんが、良い実験結果があるサイトがありました。

参考URL:
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/academic/phy_ex/fh/index.html
e1432
質問者

お礼

わざわざ10冊も調べてくださってありがとうございました。自分はフランクヘルツの関係の本を4冊程度しかみていませんでした。もっとがんばらないといけないなと思いました。 ほんとうにたすかりました。ありがとうございました。

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