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焼き魚の向きが必ず左頭なのは何が起源
家庭で焼魚を作ったときはもちろん右側に頭を向けて皿にのせるかもしれません。しかし、料亭など外食するときはほとんどの場合おかしらつきの焼き魚は、お皿に左側に魚の頭がくるように盛るはずです。 これはなぜでしょうか?昔何かに書かれていたようにも思いますが、忘れてしまったことに気がついたら夜も眠れません。 もしよろしかったら教えていただけるでしょうか。
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昔、私が茶道の先生から聞いた話では、天照大神は、イザナギノミコトが左眼を洗った時にお生まれになったので、左が尊いとされる・・・らしいです。 また、何かの本で読んだ話では、「ひだり」は、「日足り」に通じ、明るい→善→吉方とされました。 左前の原則から、魚の頭を左にして盛り付けるようになったと思われます。 不祝儀の場合、何事も反対にすることが原則ですから、頭を右にします。
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- ekubo
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左前というより、左上位・左優位といった方が良いかもしれません。現代でも冠婚葬祭などの儀式に案外多く残っています。 例えば、神社の注連縄です。注連縄は、神様から見て左(私たちから見ると右)から、ない始めます。同じ事が和服の着付けに言えます。和服の合わせは、右前ですが、これは他人が見た時、右が前にあるわけで、着ている本人からすると左前になります。これを逆にすると、大変。 この例外に出雲大社の注連縄があります。出雲大社の注連縄は、神様から見て右、私たちから見て左からない始めています。梅原猛、井沢元彦らによると、出雲大社は大国主命の怨霊(つまりは、死霊)を封じ込める社という解釈がされています。(『逆説の日本史1 古代黎明編』井沢元彦 小学館文庫) 封筒もそうです。合わせ方は着物と同じ。 舞台の上手、下手もそうです。上手とは客席から見て舞台の右側。演者からすると左側です。 左大臣・右大臣どちらが地位が上か。もうおわかりですよね。太陽神・天照大神の子孫である天皇を中心に太陽の昇る左と沈む右。 探せばまだまだあるでしょう。
お礼
そういわれてみると、確かに左のほうがなんとなく・・ですね。私個人も左のほうが神聖、大事、かっこいい(?)という漠然としたイメージがあります。日本に生まれ育っているため、どこかで吸収したのでしょうか。関係ないかもしれませんが。 二度目の回答、ありがとうございます。 ところで、この場を借りて皆様に感謝の言葉を述べさせていただきます。 諸説ご披露いただき、ありがとうございました。どの説を1番信に足るとするかではなく、皆様の説それぞれに信憑性のあるものと思っています。 が、とりあえず自分の知識の中からもっとも妥当そうではないかと思った「左=善説」に20pを付与させていただきます。 これが一番失礼かもしれませんけど・・。これから教えていただいた説それぞれを掘り下げようという好奇心もわき、私個人の何気ない軽い気持ちで投げかけた質問におつきあい頂きありがとうございました。 最後に、下手な行政開会の挨拶みたいになったお詫びとともに(笑)、ご回答ありがとうございました。
- liq
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料理の話からはちょっとはずれますが・・・ 魚類図鑑をみるとほとんどは左向きの図や写真がのっています。これは日本だけではありません。形態学では魚体の左側が表というきまりごとになっています。多分、学者や画家が魚の図を描くとき、右ききだと左向きの方が描きやすいので、昔から自然にそうなってしまったのだろうと思います。
お礼
回答ありがとうございます。そして返事がおくれ、申し訳ありません。 図鑑についてはあんまり意識したことがありませんでした。 でも、食材図鑑なんかは右向きのものもたくさんありますね。今度図書館に行く機会があったら見てみようっと。ありがとうございました。
- Zz_zZ
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(一説) http://members.tripod.co.jp/FairlyRay/sub10.html 「一」の字を書くときの筆順から... (参考) http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/recipes/faq/5/5/3/700.html
お礼
お礼が大変遅れ、申し訳ありません。 参考URLを大変興味深く読ませていただきました。こういう雑学ページなどはとても好きなので嬉しいです。 最初の「一の字書き順」説は、他にも上げている例は私の知っていることでもあるのでなんとなく信憑性が高いように思ってしまいます。が、しかしなぜ「一の字」でなくてはならなかったんでしょうね?うーん。 結構どうでもいいことに粗を探す自分を発見した今回の質問でした・・。 「海背川腹」って、これ・・魚を焼くときにどちらから先に焼くかという順ではありませんでしたか?少なくとも私の高校の時の家庭科成分表にはそう載っているのですが。海のものは背(皮)を上にして油をおとせ、川魚は脂肪が少なくぱさぱさしがちなので油を落とさないように背を下にしてまず焼け。 盛り付けにもいうとは知りませんでした。 でもよく考えたら川魚を切り身にして焼くことってほとんどないから、確かに盛り付けのほうに言う言葉かも知れません。まさに目からうろこ。 回答ありがとうございました。
- nekogasuki
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回答は他の方と同じなのですが 魚の頭を右に向けるのは不祝儀のときだけだそうなので(その理由は知りません) 右に向けるのはやめた方が良いかもしれません。
お礼
そうなんです!あまり出席したことがないので、魚については記憶があやふやで、自分の記憶違いかと思ってさえいたのですが「不祝儀」のことがあったので、何かたいそうなわけがあるのではと不思議だったのです。そしていつからそうなのかということも。 昔は(どれくらい昔なんでしょうね?)不祝儀の手順ややり方には地域によって相当差があったとか。柳田国夫の著書でも漁ったほうがよいかもしれませんね。
- kimgwa
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こんばんは。のっけから「自信なし」の回答で申し訳ありません。 和食では、尾頭付きの魚を頂くときには、右手に持った箸で身をほぐすことになるわけですが、その時に魚が動かないように左手で軽く魚の頭を押さえてもよい、という作法があったと思います。これと何か関係があるのではないでしょうか? スーパーなどでトレイに入っている魚も頭は左ですよね。 じゃあ、左利きの人はどうするのか、と言われれば、まあ、魚の頭が右でもいいかなとは思いますが、何かしっくりこないんですよねぇ。 余談ですが、和食ではご飯は左で、みそ汁は右です。 でも、最近のドラマなどでは左右逆になっていることがしばしばあり、「スタッフはそんなことも知らないのか?」と思い、気になります。 専門家のご回答があるといいですね。
お礼
こんばんわ。まだ昨日「教えて!goo」に参加しはじめたばかりの方なのですね。 回答ありがとうございます。 確かに焼き魚は頭を押さえたりしてもよいそうですね。地域差もあるかと思いますが。 余談の件ですが、ご飯に味噌汁の構成の食事ならわりと家族向けのドラマでしょうか?いい年をした出演者もいるのではと思います。スタッフのみならず、出演者が「これ変」って思うことはないのでしょうか・・。しかし、よくごらんになっていますね(笑)。私は自分が空腹の時はドラマなど見ていられませんし、観ていたらよだれをたらして食べ物に目がくぎ付け、満腹ならよそを見ています。
- piro19820122
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食べるときに頭を左手で押さえるからではないでしょうか。
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 やっぱりでしょうか?左手で押さえるから? 実は個人的には万葉の昔にさかのぼれるぐらい古くて、雅な(どんなんだ)故事があればな~と期待していたのでした。しかし、やはりふだん食卓に上がりやすいものだけに実用的な理由かもしれないですね。
お礼
不祝儀に関する謎を解いてくださってありがとうございます。 謎か?という疑問はさておき。 天照の大神、また「日足り」についてはまったく知りませんでした。ありがとうございます。 左を善とする考えは今までの短い人生なりに日常生活で耳にしたことがありませんから、形だけ(魚の盛り付けとか)残ったと考えていいのでしょうか。