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あらゆるは化石単語?
辞書を見るとあらゆるという言葉のなかに古い助動詞がそのまま残っているということですが、シーラカンスのような化石動物のような単語は他にもあるのでしょうか?
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こんにちは。 「まつげ」の語源は「ま/つ/げ」と区切られ、 「目つ毛」となり、「つ」は所在を表す助詞「つ」です。 「目の毛」という意味です(まんまですね)。 この「つ」は奈良時代のもので、平安時代にはほとんどもう使われなくなっています。 「天つ風(空を渡る風。天の風)」や、 「沖つ白波(沖にたつ白い波。沖の白波)」などが「つ」の用例です。 今ではまつげは「睫毛」と書くので、 「つ」だけを取り立てて考えることはありませんが、 元をたどれば今は用いない文法から成り立っているということですね。 参考にしていただければと思います。
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noname#160411
回答No.3
すぐ思い付いたのは「住まい」ですね。 住まふ(「住む」の未然形+反復・継続の助動詞「ふ」) ↓の連用形による名詞化 住まひ ↓音が変わって 住まい 「住居」で「すまい」と読むのは当て字です。 「語らい、移ろい、装い」なども同じ成り立ちです。
- shangyan
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回答No.1
「いわゆる」も「ゆ」が使われた例です。 「いわくのありそうな品」の「いわく」の「く」は「~すること」という動詞を名詞化させる「ク語法」というやつです。 「まなこ」の「な」は「の」の意味。現代語なら「めのこ」。
質問者
お礼
早速ありがとうございました。参考にさせていただきます。
お礼
それほど稀ではないわけですね。どうもご丁寧にありがとうございました。