言葉と言うものは、最初にそれを発する音があり、文字はそれを表記するために後から作られます。
ですからまず、「文字」という概念を完全に取っ払って考えてみて下さい。
中国語を書き表すのに、中国人は「漢字」という文字を発明しました。
周辺諸国は「漢字」を見て、「おお、これはわが国の言葉を書き表すのに便利だ」ということでそのまま採用したり、日本のように漢字からカナを作ったり、ある民族は漢字をもとに自国の文字を作ったりとしました。
いろんな語順で話される各国が、文字として「漢字」というものを採用しただけで、漢字だからと言って語順が同じとは限らない理由がここにあります。
同様に、「a,b,c,d...」の文字で書き表す言葉はたくさんありますが、語順が全て一緒と言うわけではないです。
漢字同様、自国の言葉を書き表すのに都合がいいからアルファベットを採用したので、それぞれの国で当然語順は微妙に違ったり、全く違ったりします。
英語、フランス語、ドイツ語はそれぞれ同じ仲間ですが、微妙に語順が違いますし、トルコ語は日本語と同じ語順ですがアルファベット表記、モンゴル語も日本語と同じ語順ですがロシア語とおなじ文字で表記しています。
つまり、語順と文字とは全く何の関係もないのです。
文字が「漢字」になったからと言ってそれは同様です。
ところで肝心の、「どうして日本語と韓国語は語順が同じで、中国語は違うのか?」という疑問は私も分かりません。言語学的に違うグループに属しているから、としか。。
これは、「漢字」とは全く次元の違う話であります。
ですから、まず「文字」と言うことと、「言葉そのもの」を切り離して考えることが大切です。
お礼
私は韓国人が当たるのに国語学を勉強している人ではないです。ここは日本サイトだから質問内容に韓国人というものを言いたくなかったしそれで韓国語を学んでいると言ったのです。 私は現在日本語を学んでいるのに, 日本語と韓国語はあまりにも似ていて語順問題が普段から分かりたかったです。韓国でも上のような知りたい事に答えることができる人がほとんどいないです。 返事をした内容で新しいことを分かるようになったし返事をしてありがとうございます。