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滅びた民族に見られる特筆すべき文化的特性
以前テレビで、葬式の時に笑う民族を紹介していました。そのような特筆すべき文化的特性を持った民族などがいたら教えてください。 滅びた民族でなくてもかまいませんが、 特に滅びたものについてお願いします。
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民族それぞれに特徴ある習慣、(他の民族から見れば)奇異な習俗がありますので質問の意味が今ひとつ理解出来ないのですが・・・ イタリア系の移民の子孫の多いアルゼンチンでは葬儀で出棺の時、大きな拍手で送り出します。生きている人間の功績をたたえる時と全く同じです。お前はよくやった、安らかに天国へ行ってくれ、天国へ行く価値ある人間だったという意味でしょう。 日本人は久しぶりに(例えば5年ぶりに)で出合った親子や夫婦が抱き合って喜び合うことをしません。アメリカ留学中の娘を訪ねた父親が娘を抱擁することもなくにっこり笑って元気か?というのはアメイリカ人には理解できない態度です。 メキシコのアステカ人は人間が生きていけるのは太陽が毎日規則正しく運行するからだと考え生きた人間の心臓を定期的に太陽に捧げていました。彼らは当時のヨーロッパの大都市以上の石造りの清潔な都市を築き、そこでは物資が溢れ治安が良くヨーロッパ人は夢ではないかと驚いたといわれますが、野蛮なヨーロッパ人に滅ぼされてしまいました。 17世紀ごろまでの日本人は戦場で相手を倒すと、その手柄を認めて貰い報奨を受けるために相手の武将の首を掻き切って腰に結び付けていました。また写真のない時代なので、敵の大将を本当に殺した証拠として敵将の首を塩づけにして、本部まで送りつけていました。 このように各民族の奇異な風習はたくさんあります。誰が何を基準に奇異と決めるのかが問題です。ある国では1500年まで続いた蛮行としか思えない習慣が、他の国では1200年ごろ廃れていたに過ぎないのです。フランス人の先祖のガリア人(ケルト族)はローマ人と勇敢に戦い高い文化レベルにありましたが、ローマ人から見れば蛮族に過ぎず、彼らの習慣はことごとく珍しい或いは奇異なものとして写ったようです。 現在では異なる文化を認め合って生きていこうと国際理解がキーワードになっていますね。
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- israfil
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民族の習慣については弘文堂から出ている「文化人類学事典」にたくさんのっています。特筆すべきかどうかは人によって判断基準が違うので。
- daido
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ちょっとこれまた外れた話?が多いかもしれませんが見聞きした知識から・・・ ・カナリア諸島に住んでいたグアンチェ族(すでに絶滅)は小さな小さな島々に住んでいたのに海をものすごく恐れて小船さえ持たなかった。(アトランティス人の生き残りで故郷が海に沈んだ記憶があるからとかいわれてます) ・葬式といえばチベットの鳥葬は有名ですね。向こうでは死んだら魂は昇天し、葬式が終われば肉体はただの肉塊にすぎないのでズタズタに斧で死体をちぎってカラスとかハゲワシにあげてますね。
お礼
ありがとうございます。 海を恐れるグアンチェの話とても興味深いです。
- shibako74
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質問の趣旨はタイトルのとおりでしょうか?(としたら笑う民族のくだりは?)もう少し、補足をしてくだされば回答しやすいのですが... ローマなどは贅の限りをつくした為に国民の危機感が薄れ、滅ぼされたという説があります。そういう意味では目標を失うほどモノにあふれ、危機感も薄れている日本は危ういのかもしれません。 滅びた民族は他国の侵略、物資の枯渇など外的原因が理由になると思うので、共通の文化的特性があるかどうかは私は知りません。
お礼
たいへんありがとうございます。 質問の主旨がご理解いただけなかったようで少し残念ですが、内容的にはとても豊富でとても勉強になりました。