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民族紛争はナゼ無くならないのか?
今、世界各地で民族紛争が起こっています。 私は宗教・文化・利害関係などの違いで起こっているのだと思っていますが 私が考える以外に他の原因があるのでしょうか? また日本は民族紛争に対してナニが出来るのでしょうか? 「民族紛争はナゼ無くならないのか?」を含めて 日本はナニをすべきかをお答え頂けると幸いです。
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- tkotona
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まず過去の歴史を勉強すればわかりますが、アフリカや中近東で起きている民族紛争の大元は、植民地時代の旧宗主国の政治手法に問題がありました。部族間の対立をあおり、対立する部族双方に色よいことを吹き込みました。イスラエルとパレスチナ双方に対して英国が行った3枚舌外交はおぞましいものですが(実はこれが中東紛争の遠因です)、英国は手に負えなくなると問題解決を放棄してしまいます。 そして第2次世界大戦が終わって旧宗主国が統治権を手放すときに独立国が統治に必要なあらゆるもの(正確な国土地図など)を持ち去ってしまいました。 もともと貧しい(植民地政治とは搾取政治ですから)上に、国家統治に必要なものを(旧宗主国に)奪い去られ、植民地統治に都合がよかった部族間の対立感情のみが残り、現在に至っております(だから少数部族が政権をとれば身内に甘く、政権腐敗がおきやすい。そして対立部族の中で反政府勢力が形成されやすいのです)。現在はそれにプラスして資源問題などが絡んできて複雑になっています。抗争に便乗してアルカイダなどのテロリスト組織が入り込むなど、紛争の温床になってしまっています。 解決の方法は、まず旧宗主国が責任を持って過去の歴史を清算することが先決です。英国や仏国などは日本のことなど文句が言えないほどひどいことを植民地でしていましたから。その上で旧宗主国が国家政策として貧困問題に金と人を割くことです。 日本がすることは、対立問題には踏み込まず、検証可能な形で現地の人間に必ず役立つ形のODAを行うことです。過去40年近くじみーに活動していますが、今現在も成果が出ているのか出ていないのかはっきりわからない状況ですが、人助けはできています。 経済的に援助ができるというのはとても強みのはずなんですけれどね……。
- aranra
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あなたの言うとおり宗教・文化・利害関係で全て説明がつくでしょう。 日本国内だと一部の在日朝鮮人のように ようにただの利権とわがままのために行動も多いです。 特徴的なのが相手、日本側を加害者に立たせて要求運動を起こすケースなども、民族紛争といえるかもしれませんね。
- dahho
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私は民族紛争は表面的なもので建前だと思います。 実際のところ食料、水、農地、石油、住みやすい土地、就職口、経済的な市場、の奪い合いだと思います。 これらの広い意味での「人間が生きるためのエネルギー」とも言える物をある民族が多く持ち別の民族が少なかったときに民族団結を建前にして争いが起きると思います。 また、同じ民族の中で「エネルギー」を分配しあい、別の民族には渡さないということが、ありがちなために民族間で貧富の差が出来るのだと思います。 民族紛争をなくすには、最終的には混血ではないでしょうか。実際日本人はいろいろな民族の混血の結果、融合されていると思います。しかし、これを人為的にやると逆に反感を招くことになると思います。(現に中国がウイグルやチベットで民族同化政策をやっていますが…) 争いを避ける方法として、共存を取るか、分離するかという問題もあります。アメリカの白人と黒人は共存を目指したのに対し、インドのイスラムとヒンズーはインドとパキスタンに分離しました。それぞれ問題を抱えたままですが、全面対決だけはなんとか避けている状況だと思います。 民族同士が争っている場合に、両方がほぼ対等な力を持っている場合に民族紛争と言うとして、片方が圧倒的に強い場合を民族弾圧とするなら、 民族融合>民族紛争>民族弾圧 の順に最悪になっていると思います。 とりあえず日本が先進国になっていて白人=文明国という主張に対しての例外になっていることで、白人による民族弾圧から、民族紛争のレベルへ改善されているのだと思います。 まずは、イスラムとアフリカにそれぞれ先進国が1つできれば、現在のアジア並みの平和になると思います。 混血は遠い先のことになるとしても、とりあえず民族を超えて共有できる理念のようなものが必要かもしれません。 あるいは「エネルギー」を多くすれば奪い合う必要がなくなります。土地を確保するために月や火星に移住し、核融合で電気を確保すれば、民族が融合しないまま平和に暮らせるかもしれません。
- lvmhyamzn
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宗教・文化・利害関係などの違いだけでは不十分でしょう。 米国とかの多民族国家には宗教・文化・利害関係などの違う 人たちが住んでいますし、ベルギーとかカナダは2つの国に なってしまいいてもいいような感じですが、「民族紛争」は起きていません。 それは宗教・文化・利害関係などの違いを調整できる政府があるからです。 旧ソ連とかユーゴは政府がその違いを調整できなくなってしまった結果です。 調整できる政府といえば聞こえがいいですが、それは時として圧政を敷いてる 連邦政府かもしれませんし、植民地の宗主国であったこともありました。 まあもちろん、ベルギーとかカナダの様なうまくいってそうに見える政府で ある場合もあります。 調整できる政府がなくなった場合でも、チェコみたいに紛争を起こさずに 分離する場合もあります。 時として、紛争の発端は指導者が殺されたとか普通に死んだとか、 どちらかが一方的に独立宣言したとかのように、はずみで戦闘になる ことが多いので、そういう突発的な事件が起きてしまうような運・不運 もあるでしょう。
- nacam
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民族紛争は、個々に見てゆくと、とても複雑です。 ひとくくりに解決できる問題ではありません。 また、「民族」の定義が、しばしば異なるため、簡単に使うと、いっそう問題を複雑にします。 たとえば、クロアチア人とセルビア人は、元々が同じ民族でした。 それが、1500年ほど前、ハンガリーの支配下に入ったのが、クロアチア人で、独自の国を創ったのがセルビア人です。 第2次大戦中、スターリンにより、アルメニア人、クルド人、グルジア人、トルコ人などの一部が、中央アジアに移されました。 その人達は、お互い助け合い、生活するうちに、メスヘティア人として、同一民族として形成され、地元のウズベク人と対立するようになってしまいました。 セルビア人とアルバニア人の間でもめていますコソボですが、これも1500年ほど前まで、対立の歴史が遡ってしまいます。 その他いろいろ問題が有ります。 それらの諸問題を理解せずに、日本が口を挟めば、かえって混乱に拍車をかける事になります。 基本的に、民族紛争には介入せず、仲裁を求めてきたら、双方の調停者となるようにするべきだと思います。 一方が、カッカしている時に、口を挟む事だけは、避けるべきです。
- polypropylene
- ベストアンサー率0% (0/1)
民族紛争は、人種、言語、宗教の違いにより生じます。例えば、 ・植民地支配時代に民族分布を無視して国境線を引かれてしまった。→その地方では多数派なのに、その国では少数派だったりする場合、同じ民族同士で国を作りたい等。 ・少数民族が多数派の支配に反発して独立運動を起こす(少数派の支配に対して多数派が反発することもある) →1つの民族が優遇されている場合、されていない民族 は自分たちの国を作りたい等。 など他にもあると思いますが、国において民族により経済的・政治的差があると反発して分離・独立したいわけです。 例えばイラク・イラン・トルコの辺りにクルディスタンという土地がありそこにはクルド人4500万人が住んでいます。ですが、クルディスタン地方はイラク・イラン・トルコの3つに分断されてしまい、世界最大の少数民族と言われています。クルド人は自分たちの国を作るために独立運動をしますが、特にイラクやトルコから弾圧されるのです。 日本はナニをすべきか というと難しいですね。その国に対して働きかけをするぐらいしかないかも知れません(自信なし) 言語の違う民族が住んでいて、1つの民族の権力が大きい国の場合、他の言語も公用語にしたり、首都を民族分布の境目にしたりして反発を抑えようとしている国もあります(カナダ、ベルギー等)。他の国も、話し合いで民族差が出ないように最善をつくす、あるいは独立を認めるしか方法はないと思います。
- miniture_min
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政治問題もあります。 政治的に○○民族は劣っているなどという教育をされたせいで、その民族に対して何もされていなくても同じ民族より下として接し、それによって紛争が起こることもしばしばです。
- kikiki99jp
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世界だけではなく、日本でもあります。 在日朝鮮人、在日韓国人、中国人、アジア人にたいする蔑視。これも紛争のひとつでしょう。 自分たちだけが優れているというばかげたいわれなき優越感がなくならない限りだめでしょう。 世界を平和にするには、愛国主義者をなくすことだとだれかがいってました。
- kvm
- ベストアンサー率19% (123/617)
>民族紛争はナゼ無くならないのか? 双方とも正しいと考えているからです >日本はナニをすべきか 教育でしょう 色々な考え方があり その考えを許す心の教育でしょう 私の個人的な お答えでした ( ^o^; )