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保証と保守とリースの違いは?
友人に相談され、答えられなかったので質問させてください。 友人は自営業なのですが、事務所にパソコンを数台導入することにしたそうです。 某メーカーのものを購入しようと思っているというのですが、保証書期間は1年ですが、保守契約期間は5年つけられますがどうしますか、と言われたので保留にしたというのです。 友人も説明を受けたそうなのですが、結局よくわからなかったそうです。 保守とは保証書の期間とは違うのでしょうか。 また、保守というのは契約が必要なのですか? 詳しい方、お教えください。よろしくお願いします
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物を買ったときについてくる「1年保証」というのは初期不良を対象とした最低限度の保証です。 このような初期不良を法律用語で「瑕疵(かし)」と呼びます。 瑕疵とは購入時に気づかなかった隠れた傷(不良)のことであり、メーカーは瑕疵を修理する義務が法律で定められています。 たとえば購入して1ヵ月後に自然故障した場合、それは瑕疵ということも考えられるため、メーカーは無料で修理もしくは交換してくれます。 しかし1年以上たってから故障した場合、それは瑕疵ではなく使用者の使い方が悪かったり経年劣化が原因と考えられます。そのため通常は有償修理となります。 次に保守ですが、これは瑕疵以外の故障に対して定額で修理するサービスです。 通常は月々決まった額を払い、保守期間中に故障した場合は無料(月々の定額料のみ)で修理してくれます。 ただし保守対象外の故障もありますので注意が必要です。 たとえば使用者が乱暴に扱ったことによる故障や、消耗品の故障は対象外になることが多いです。 リースは保証とか保守とは関係ありません。 物品の購入方法一つです。いわゆる分割払いのような物です。(ちょっと違いますが・・・) 厳密には以下のようなものです。 購入品:販売店--→リース会社--→使用者 代金 :販売店←(一括)-リース会社←(分割)-使用者 販売店はリース会社に物品を販売し、リース会社は代金を一括支払いします。 リース会社はその物品を使用者に貸与し、代金を分割で払ってもらうようにします。 この場合、物品はリース会社の物であり、予め定められた期間の支払いを終わった段階で物品をリース会社に返却します。 定められた期間内に返却する場合は残額を一括で支払う必要があります。
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とってもわかりやすいご説明、ありがとうございました。早速友人に教えようと思います。 保守の5年と言われたのは、PCの耐久年数ともいえますね。メンテナンスをどうするかは本人に判断してもらいます。 ありがとうございました