プリンタの修理屋です。
検討されているメーカーから、離れた世界で仕事をしていますが、保守契約に関しての考え方はメーカーによって大きな差があるはずです。
「5年保証」などは販売店が実施していることでしょうから、店によって条件がかなり違うと思います。
確認してみる価値はあるでしょう。
ただ、トラブルが発生してからリカバリまでの時間は長くなるであろうことが考えられます。
メーカーに依頼するケースと自前のサービスマンが動くケースがありますけれども、どちらも仕事がパンパンに詰まっていて(直接儲けの出ない部門の人員は削ってますから)、即日対応は無いでしょう。
対応が早いのは自前のサービスマンがいる事務機店です。売った商品に対しての責任感は客が増えれば増えるほど薄れていきます。
スポット修理の場合、出張費+技術料金+部品代という構成になり、大きな開きが出るのは出張費です。
私はキヤノンの系列ですが、出張費は30km/1時間までの距離は10,000円となっています。
これはキヤノンの標準価格ですから、自分の場合、近くならディスカウントしています。
ところが本社が海の無い県にある某社の場合、サービス体制が弱く、良くても県庁所在地からの出張になり、出張費だけで3~5万円という話も聞きます。
それが原因で他社製品に乗り換えた会社もあります。
スポット修理は非常に怖いですね。
スポット修理が高いと感じられている方は、この辺りが原因かも。
キヤノンの例で言えばカラーレーザーで保守契約に入るのは少ないはずです。
保守契約の入り方にもよるでしょうけど、3年入ると新品が1台買えるくらいの金額になるようで、個人的にはお勧めしにくいですね。
特に、私はスポット修理専門なので、故障率を考えると余りメリットを感じませんね。
あくまでも私のところの例ですけど、同じ市内なら給紙関係のトラブル(磨耗)なら25,000~30,000円程度。
使用枚数にもよりますが、2~3年に1回の頻度。
定着器等の定期交換でも6万円前後。(10~15万ページで交換指示が出ます)
一時代前のLBP5700/5800の時代は一体型カートリッジのおかげで、故障らしい故障も無く、保守契約があほらしく思えました。
スポット修理の条件を調べるのも良いかと思います。
また、機械の個体差(当たり外れ)を考えれば保守契約も安心といえますが、たいていは保証期間内に発生、処理できています。
お礼
大変貴重な、ご回答に感謝致します。 わたしは県庁所在地からかなり離れたところに事務所を構えている為、スポットなどは旅費がかかるでしょうね・・・。 また購入検討機種はずばり エプのLP-S7000、ゼロのC2424です。 ゼロは営業所が近いので何かといいかもしれませんけど エプは圧倒的なシェアとブランドイメージで惹かれるところはあります。 あと、先日ゼロの営業マンに複合機のリースを進められましたがう~ん、リースもいいかもです・・・。 色々有り難うございました!