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サーバーの保守
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=309875 と関連する質問です。 某所で Linux を使ったサーバーを運用しています。インターネットに接続して、web の公開やメールのやりとり、メーリングリストの設置などを行ってきました。 ところが、先日、クラッカーに侵入されてしまいました。とりあえずの対策をし(これは某業者に代行してもらったのです)、再度接続したところ、数日間のうちにまた侵入されてしまいましたので、再度接続を切りました。 また接続すると、ねらい打ち的に侵入がありそうで、大変怖いです。 Linux で、自分で保守操作ができればいいのですが、私の知識ではとても無理です。普段のユーザー登録や各種設定程度は自分でできるにしても、クラッカーの侵入を防ぐほどの専門知識は持ち合わせていません。勉強する時間もかかることですし、何より最新の知識を追い続けることができません。 そこで、そういう技術を持った適当な業者に依頼して保守を担当してもらおうと思ったのですが、前回の保守代行料、今後の同様の保守など、毎回20万円ほどかかるということです。若干の値引きもしてもらえるようですが、侵入事件が何回もあったら、とてもではないですが、払い切れません。年間保守契約とかいうのもあるそうですが、毎年数十万円を(サーバーを運用する限り)払い続けることになります。 保守料というのは、こんなものなのでしょうか。 私には、とうてい、保守料を払い続けることができないように思いますが、ということは、サーバーの導入はそもそもするべきでなかったということになるでしょうか。そういう事態に対応できるレベルの人材がいないところでは、(あるいは保守料が払えないところでは)はじめから無理なことだったのでしょうか。 皆さんの回りの経験談などをお聞かせいただけると幸いです。
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そのようなことがあるからコスト削減のために皆さんホスティングでアウトソーシングするのです。まとめて面倒を見ればスケールメリットで単価を下げられますので。 > 保守料というのは、こんなものなのでしょうか。 場合によってはその料金でもかなりがんばったなという印象です。 > サーバーの導入はそもそもするべきでなかったということになるでしょうか。 自家サーバーでなければ出来ないことがやりたかったわけではないのであれば、答えはYesです。そのような特殊用途ならそもそも自己管理できるスキルであるはずですので。 > そういう事態に対応できるレベルの人材がいないところでは、(あるいは保守料が払えないところでは)はじめから無理なことだったのでしょうか。 私はそうだと思います。 自動車を収得しても車検も出来ない保険料も払えないのならバス・タクシーに乗るしかないのと同様かと思います。昔インターネットブームが始まった頃、馬鹿社長が猫も杓子も専用線で自社サーバーだと無意味なことをして破綻した事例が目隠しをして避けて通らないとぶつかってしまうくらいごろごろしていました。 現在においては特殊なサーバー(例えばぱっと思いつくところだとmacromediaのMarsとか)でもないかぎり、Webとmailごときではホスティングと比較して自家サーバーなんて趣味でもない限りメリットはないでしょう。
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- you-m
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結局のところ、保守に限らず、そういったサーバの運用管理というものは、相応のスキルやノウハウが必要な部分です。 業者に依頼する場合、かかる金額というのは、 作業にかかりそうな拘束時間×技術料 的な算出になります。 ogxさんも、認識されている通り、そういった技術は一朝一夕で身につくものではない以上、専門家を抱える会社は、そういった技術者を育てる為に相応の先行投資をしているといっても、過言ではないからです。 実際、ogxを含む社員の方が自分で運用保守をしようとした場合、必要なスキルを身に付けるためにかかるお金と時間は非常に膨大なものになるはずです。(払う給料も含めて) それを考えれば、年間数十万程度の保守料というのは、微々たる物です。 しかし、それでも高いと思うのであれば、marimo_cxさんのおっしゃるように、ホスティングサービスを検討すべきでしょう。
お礼
回答、ありがとうございました。 給料から考えると、保守料は、微々たるものだと思います。 しかし、支払う側からいうと、何にいくらと決まっていて、それを変更するのがややこしいわけです。(ご想像の通り、公的な性格の組織なもので、……。) 実際のところ、機器一式を買う予算があったので、買ってしまったのですが、この段階で、ホスティングサービスを検討するべきでしたね。
- Spur
- ベストアンサー率25% (453/1783)
私は、会社のインターネットサイトの企画・設計・運営を仕事にしています。 私達のサイトでは、色々なことを行っており、従って、ホスティングでは出来無いことがあるので、ハウジングサービスで行っています。 ogxさんの会社では、ハウジングもホスティングもせずに、サーバは自社内に設置してあるのですか? 趣味の個人サイトと違って、企業サイトとしてはちょっと信じられません。 サーバを維持管理するには、毎年サーバを1台買えるほどの費用がかかるものです。 私の会社を例にしますと、UNIXサーバ×2台、Windowsサーバ×4台の構成ですが、毎月掛かる費用は、 (1)回線料金=30万円 (2)ハウジング料金+保守契約=86万円 (3)運営外注費=26万円 の合計142万円です。 これ以外に、ソウトウェア保守契約やCGIなどの開発費、それにコンテンツ制作外注費と我々の人件費が発生します。 それに、今年は、セキュリティ強化のために、アタック検知装置(約350万円)を導入し、UNIXサーバを高性能のものに交換するために約500万円の投資をする予定です。 そんなもんですよ。個人の趣味サイトではないですからね。 HTMLやCGI程度のコンテンツなら容量にもよりますが、数百MBくらいまでならレンタルスペース、それ以上ならホスティングが良いのではないですか? ハウジング(ISPに自社資産であるサーバをあずける)でもなく、自社設置にする理由がわかりません。 しょっちゅうハードウェア構成を変更するとか、ハウジングしてもらえないような特殊な装置を付けているのでない限り自社設置はすべきでないと考えます。 地震対策、自家発電機、UPS、毎日のエラーチェックやリソースチェック、ハッキング監視にトラブル対応などを行う必要がありますが、素人ができるものではありません。
お礼
大変参考になるお話がお聞きでき、ありがとうございました。 大変なんだなあと実感しました。
補足
ちょっと説明不足でした。 私の所属する組織体全体として、ネット関連の部署があり、そこが全組織的な対応をしています。ファイアーウォールも設置されています。 私は、小さな部署単位でサーバーを設置しようと思いました。あまり安全対策を考えなくても、その部分は全組織的に対応してもらえるから、と思っていました。 というわけで、今回の「侵入」は他部署の人間の仕業である可能性が高いのです。いやな話ですが。
お礼
ご意見、ありがとうございました。 アウトソーシングのホントの意味がわかったような気がします。