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涙
いつもお世話になっております。 涙は目に少しある、いっぱいある、目から出る時の文を書きたいんですが、うまく書けませんでした。添削していただけないでしょうか。 1.涙はすでに目にぐるぐる回っていたが、頭の中で「絶対泣くな。この場で泣いちゃうとだめだ」のような声が響いて、唇をしっかりかんで、結局流さなかった。 2.目の前に、すでに湿気のようなものに覆われたような気がした。主人公が亡くなったと読んだとたんに、とうとうこらえずに、涙は洪水のようにぽろぽろとこぼれた。 また、涙についてのネイティブな書き方も教えていただければ非常に幸いに思います。 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。 以上宜しくお願い致します。
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1. の場合は、「目頭(めがしら)が熱くなったが、泣いてはいけないと、唇をかんでこらえた。」 2. は、「すでに目は潤(うる)んでいた。主人公が死んだところで、とうとう"こらえきれず"に、涙"が"洪水のように"あふれた"。(「涙」は「こぼれ」ますが、「洪水」は「あふれる」もので「こぼれ」ません。) 「涙がにじむ・目がうるむ・目頭があつくなる」はまだ涙が流れていませんが、 「ほろりとする・目頭をおさえる」は、少しばかり涙がこぼれる表現です。(後者のほうが涙を抑えようとする意味が強い)。 「涙を落とす。涙をこぼす。さめざめ泣く。」は「涙を流して泣く表現。 「おいおい泣く」、すこし古めかしいですが「音(ね)を泣く」は、「号泣する・声を上げて泣く」場合に使う表現です。 「泣き崩れる」と言えば、「ずっとこらえていたが、こらえきれず声を上げてひどく泣く」意味。 「忍び音(ね)を漏らす」と言えば、「ずっとこらえていたが、こらえきれず、わずかに声を出して泣く」意味(やや古めかしい表現)。 「涙もかれる」と言えば、ずっと泣き続けても悲しみが癒えることなく、悲しみ続けている意味。 逆に「涙が乾く」と言えば、悲しみが癒されるという意味。ふつうは「この涙が乾くことはない。」と悲しみが癒されることはない、という意味で使います。 これに対して、「涙も晴れる」という言い方は、悲しみが癒されて、晴れ晴れとした気持ちになる意味です。 あ、そうそう「うれし涙」は、喜びの涙ですね。
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- kuropy
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「唇を噛む」のは日本語の場合は、悔しさを耐えるときに使われるような気がします。 「歯を食いしばる」という表現が、我慢する時に使われます。。 今まで気にしたことがありませんでしたが、良く似た表現でも心理状況で使い分けてるのですね。。
お礼
貴重なご意見ありがとうございました。たいへんいい勉強になりました。
- kuropy
- ベストアンサー率13% (20/149)
再度。。 1)涙がこぼれそうだったが、今、泣いてしまうと悲しみの怒涛にのまれそうな気がして、やっとのことでこらえるた。 2)何とか堪えてたものの、主人公の死の場面を読んだ途端、涙が堰切ってあふれた。
お礼
何回もご親切に教えていただきありがとうございました。
- kuropy
- ベストアンサー率13% (20/149)
2)のREVISED 辛うじて堪えていたけれど、主人公の死の場面を読んだ途端、涙が堰切って止めどなくあふれてきた。
お礼
度々ありがとうございました。いい勉強になりました。
- kuropy
- ベストアンサー率13% (20/149)
1)涙が今にもこぼれそうになったけれど、今、泣いてしまうとなだれの如く崩れてしまいそうな気がして、唇をかみ締めてやっとのことでこらえることができた。 2)目が潤んでたのが、主人公の死の場面を読んだ途端、涙が堰切って止めどなくあふれてきた。
お礼
再びありがとうございました。
こんにちは、awayukiさん。 感情にまつわる表現は多彩で、もっとも個人差が出るところだと思います。 awayukiさんの文章については、出来るだけ簡潔な表現になるように言い換えてみました。 1. 涙があふれそうになっていたが、頭の中で「絶対泣くな。この場で泣いてはだめだ」という声が響いて、唇を噛み締めてこらえた。 さらに簡潔さを目指せば、 涙があふれそうだったが、「決して泣くな。ここで泣いてはだめだ」という胸中の声に唇をかんでこらえた。 2. 目が潤(うる)んで視界が霞(かす)んで来た。主人公が亡くなったところを読んで、とうとうこらえ切れずに、ぽろぽろと洪水のような涙をこぼしてしまった。 さらに簡潔さを目指すならば、 涙で目が霞んできた。主人公が亡くなったところで、(こらえていた)涙がぽろぽろとこぼれ落ちた。
お礼
いつもお世話になっております。 ご親切に添削してくださってありがとうございました。簡潔な表現も教えていただきたいへん助かりました。 本当にありがとうございました。
- kuropy
- ベストアンサー率13% (20/149)
「涙」 涙が「こみ上げる」 涙を「こらえる」 涙が「あふれる」 涙が「(頬を)つたう」 涙が「こぼれる」 涙が「枯れる」 涙を「忘れてしまう」 涙が「にじむ」 「目頭(まぶた)があつくなる」 「景色がにじむ」 「涙ぐましい努力」 「涙抜きには語れない」 「涙声」 「涙もろい」 「涙にくれる」 涙に「咽ぶ(むせ)」 涙を「呑む」 涙を「そそる」 「目が潤む」 「しょっぱい味がした」(塩っぽい) 「目にしみる」。。 で涙を表現したり。。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございました。表現方法はたくさんありますね。たいへんいい勉強になりました。非常に助かりました。 本当にありがとうございました。
- gekkamuka
- ベストアンサー率44% (138/309)
1. 1)涙はもう、眼(まなこ)一杯に潤み切ってはいたが、「断じて泣くな。ここで泣いちゃいけないぞ。」という声が脳裏を走り、涙噛んでも決してこぼしはしなかった。 2)涙は早、うるうると眼間(まなかい)に溢れんばかりだったが、「泣いちゃだめ。ここで泣くのは止(よ)すのです。」と頭の芯で諭(さと)す声が響く。だからギュッと口元を引き締めて、涙を堪(こら)え切ったのです。 2. 1)読むその活字も朧(おぼろ)に涙に暗(く)れて、いざ主人公が亡くなってしまったと知ったその途端に最早堪(こら)えきれず、ただ滂沱なすがままの自分となってしまったのでした。 2)熱くなった目頭のせいで読んでいる文字も朧に滲(にじ)みつつ、よもやと思った主人公が亡くなる場面に至って感極まり、ついに堰切って溢れる涙川の、ただ流れんままとなってしまったものでした。
お礼
いつもお世話になっております。 すばらしい例文を拝見しました。たいへんいい勉強になりました。まだこんな書き方ができないですが、これを目指してがんばります!
- memoko
- ベストアンサー率23% (453/1905)
1.解説 涙が出る場所は目しかありませんから、 「涙はすでに溢れそうになっていた」と言っても通じます。 「涙はすでに目から溢れそうになっていた」と言ってもいいです。 「唇をしっかり噛み締めて」というほうが耐えているカンジを表現できるでしょう。 2.解説 目の前に、すでに湿気のようなもの……というと、お天気の事象を言っているのかと誤解してしまいます。 「目が涙で霞んできた」かな。 ネイティブな言い方(書き方でなくてごめんなさい) 涙が目に少しある場合、友達同士なら「目から涙がちょちょ切れる」なんて言ったりします。相手を笑わせるつもりで言う言葉です。 目から涙が横にぶちっと出ている時をあらわします。 いっぱいになった時 涙が溢れる。 出た場合 涙がこぼれる。涙がこぼれた。 たくさん出た場合 涙が止まらなかった。号泣した。子どものようにしゃくりあげて泣いた。 勉強熱心で、感心します。 がんばってくださいね。
お礼
いつもお世話になっております。 新しい表現をたくさん教わりました。ご親切にありがとうございました。「噛み締める」のほうが耐えている感じが表せますね。「目が涙で霞んできた」というのもとてもいい表現だと思います。大変いい勉強になりました。これから使ってみます。 応援してくださって心より感謝いたします。がんばります!
- sibacho
- ベストアンサー率28% (65/228)
1.涙がすでに溢れてきていたが、頭の中で「絶対泣くな。この場で泣いちゃだめだ」という声が聞こえて、唇をかんで、ひっしにこらえた。 2.本を読んでいて、突然、目の前に霧がかかったような気がした。主人公が亡くなったとたん、目の前の霧は大粒の涙に変わり、堰をきったようにとめど(め)もなくあふれ出した。 こんな感じかな。悪くないと思いますよ。ただ、湿気は見えないものなんで微妙かな。 とめどもなくが正しいと思うんですが、とめどめもなくもいけないこともないらしい。。。どっちだろ?
お礼
早速のご返事ありがとうございます。 ご丁寧に添削していただきありがとうございました。大変いい勉強になりました。「とめどもなく」は辞書で見つけました。 本当にありがとうございました。
お礼
いつもお世話になっております。早速のご返事ありがとうございます。 ご添削ありがとうございました。「目頭が熱くなっる」、「目が潤む」、「こらえきれず」などのところは全部新しい知識です。大変いい勉強になりました。 涙について表現をたくさんご親切に教えていただき心より感謝致します。非常に嬉しいです。大変助かりました。これから使ってみます。 本当にありがとうございました。