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日本の宗教

誰か教えてください。今学校で宗教学のクラスをとっていて、色々日本の宗教についても見直しているのですが、通常何も信仰的意識がなく、しかし祭りや七五三などの儀式を行っている私たちは、仏教ないし神道と言えるのでしょうか? 

みんなの回答

回答No.10

日本の宗教に関しては様々な意見がありますが 日本には最低2つの宗教がある事は確かです。 1つは仏教です。浄土真宗、日蓮宗、臨済宗その他色々な宗派があります。ですがもともとの理念、概念はほぼ同じです。 2つは神道です。もしあなたの家に神棚というものがあったらあなたの家は神道かもしれません。お経を唱えるのでなく手を叩いて拝むものです。仏教と違うところは一神教でなく多神教ということです この二つが日本の主な宗教ですが日本には他にもキリスト教徒、イスラム教徒もいます。新興宗教を信じている人達もなかにはいます。 残念ながら現在の日本では宗教を信仰するということが消えつつあります。ですがその中で自分の宗教とその宗派をよく知り、生活にも少し取り入れる事、それが宗教を見直す上で一番の近道なのではないかと思います。

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  • reny
  • ベストアンサー率32% (81/252)
回答No.9

日本の宗教のあり方は、キリスト教以前のローマ帝国の宗教観に近いと思います。 基本には祖先崇拝があります。 その上で、現世利益を保障する様々な神々に、必要に応じて願い事を捧げます。 神々は、ギリシア出身もいれば、ローマ古来の神もいるし、途中でローマに属するようになった諸部族の神もいます。 ローマ世界に所属する地域のどのような神々への信仰も、人身御供をともないさえしなければ認められていました(キリスト教が禁止されていたのは、パンとワインの儀式について実際に人身御供が行われていたとされていた為です)。 一般のローマ人は、何々教というような単独の集団に所属せず、自分たちの「必要」に応じて神々を選んでいたわけです。 人が神に奉仕するのではなく、神々が人に奉仕すると思っていたわけですね。表向きは恐れ敬っていますが・・・ おっしゃる通り、日本人の多くは一神教的な信仰心や信仰スタイルはありませんが、質問で触れられているように、自分たちの精神的な安心を得るために、それにふさわしい神々の行事を利用しています。 欧米の宗教学の観点から枠にはめて日本の宗教的文化を見てもなんにも理解できないし、記述もできないでしょう。 むしろ文化人類学の手法で見てみてはいかがですか? そうすると私たちが仏教徒でもなく、神道家でもなく、「日本人である」としか言いようがない、宗教的存在だということが見えてくると思います。

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  • max136km
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.8

日本人の殆どは、自分たちは無宗教と思っています。 しかし、これは先進国などの進んだ国に共通することで、イタリア人やフランス人などはみんなカトリックを熱心に信仰し毎週教会に行き、食事の前はお祈りをするというイメージがありますが、実際に教会の礼拝出席率は1割を切っています。 特に、若年層の宗教離れが激しいのは先進国や第二ランク(先進国の一つの下くらい)です。 これは、科学などが発達し、かつては超常現象で神の怒りなどと恐れられていたことの原因などが発見されたのも大きな原因です。 元々、天動説がキリスト教では正しいとされておりましたが、実際は地動説が正しいのですからね。 イスラム教でも豚肉を食べず、酒を飲まず、断食を実施する熱心な信者もいれば、堂々と酒を飲んでいる人だっています。チュニジア人がワールドカップの時、酒を飲みながらスポーツバーで日本戦を観戦していましたよ。 仏教が他の3大宗教やユダヤ教と大きく違うところといえば、多神教だということです。 一神教のイスラム教では、アラーしか神は存在しないということになっていて、他の宗教に対しては排他的で、テロを起こす過激派がいたり、キリスト教でもプロテスタントとカトリックが戦争をしたりすることなど戦争はしょっちゅうですが、多神教ではそういうことは無いに等しいくらいです。 多神教の場合は、たくさん神様がいることが許されるので、他の国の神を受け入れることには寛容です。 従って、クリスマスや母の日などの行事などの欧米文化が輸入されたりするのです。 ちなみに、仏教国でクリスマスがあるのは日本だけかと思われていますが、タイなどでもクリスマスはありますよ。 熱心な信者が多いのはやはり発展途上国ですね。 教育の程度が低く、貧困層が多いなどの国で多いですね。 しかし、宗教意識が薄れたと思われた国でもやはり宗教が文化に根強く残っております。 例えば、子供の躾や基本的な道徳観念などはその国の宗教の思想が大きく影響していることが多いです。 それが、西洋の国々と東洋に国々の国民性の違いに大きく影響しております。

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回答No.7

殆どの日本人には宗教がない、と言うか、宗教をきちんと捉えていない、と考えるほうが賢明です。 気がつくだけで、いくつかの宗教 (新興宗教を除いても) を思いつくでしょう、仏教 (大乗と小乗位は区別つきますね)、キリスト教 (旧教、新教の違い、大丈夫ですね)、回教、ユダヤ教、と出てきますね。それぞれ独特の、絶対主の存在を規定しています。本来の 「信教の自由」 とは、「他人に迷惑をかけない限り何を信仰しようと構わない」 だけではなくて、「他者の信仰を尊重する」 ことが必要です。すなわち、信仰を持っている者は、当然敬虔にその宗教の教えに従うでしょうが、他の宗教を冒涜してはいけないのです (「涜」 の字これ間違っていますが、表示されないので。正しい漢字はご自分で)。 そこで、現在日本で疑いもなく行なわれているような、  初詣に神社に行き  結婚式は教会  葬式は仏教 は非常に奇妙なことなのです。この現象は、諸外国では理解されません (参考にあげたものは、これに関して何度か回答したものです。一回読んで見てください、内容はダブっていますが)。仮に、日本では仏教の信者が多い、としてしまうと、クリスマスの騒ぎは理解不能になります。また神道が多い、としてしまうと、何故葬式に坊主が来る、となり、これまた理解不能な事態に陥ります。 歴史的に考えてみれば、日本の伝統宗教は、支配階級が支配手段の一つとして利用し、また宗教側もその下請けに成り下がっていた、と言うことでしょう。そこで、権力に結びつくことで、勢力の拡大を図り、あるいは行政機関として働いてきた。当然そこには、記紀の時代に権力を握った天皇家が、自らの正当性を示すために、古来から伝わってきた神話を利用して作り上げた、自らを神の子孫、とする神道、国歌護持を歌うことで権力に取り入った伝統仏教、などがあり、その後天皇政権を妥当して支配勢力となった武家あるいは明治の下級武士は、天皇家を利用して自らの支配の正統性を主張してきたのです。 この過程で、天皇家を利用するためには神道を残さざるを得ず、時代によっては国歌護持の目的、あるいは行政機関としての寺、すなわち仏教を残さざるを得なく、被支配層はその体制に組み込まれ、考えることなく、「村の掟」 として訳のわから、矛盾した宗教儀式に参画していたのです。 この歴史背景の結果、世界からは理解困難な現在の日本の宗教観と言うか無節操さが確立してきたのです。 >仏教ないし神道と言えるのでしょうか?   と言ったら、少なくとも自分の経験では、前者からは、「馬鹿にされているとしか思えない」 と指摘されています。 もう少し、「宗教とは何か」 といった根本的な処を考えてください。敢えて尋ねます、「宗教とはなんですか」。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1122781,http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1121736,http://oshiete1.goo.ne
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  • 04taka
  • ベストアンサー率28% (277/958)
回答No.6

文献が今手元にないので正確な時期、団体等は不明ですが、確か仏教が宗教として根付いていた所に神道が混ざって来て、全国に仏所(寺院)を国が認定していったとは思います。(靖国神社の前身も確かそうだったと。)時期にすると、明治ぐらいだったような。  ただ、現在の日本人は大多数は無神教ですよね。だから、行事を行う場所がたまたまそうした宗教的な場所というだけですね。公明党の問題もありますが、憲法で政教分離を詠っていますし、アラブ=イスラムや、英語圏=キリスト教ってのは日本にはありません。ただ、個人的に思うのは、宗教の発祥は時の権力者がその重圧に耐えかねた為に生まれてきたものと記憶しているので、現代社会の普通に生きてる私達が宗教に携わるのは心の贅沢だと思うのですが。

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回答No.5

 「信仰」はあるけど「宗教」はない場合がほとんどなのではないでしょうか。多くの人は意識もしていないでしょうけど。  例えば、あと3週間程度で「初日の出」を見に行くという人も多いし、それで厳かな気分になる人も多いでしょう。これはそれに人間を超えたものがあると感じるからでしょうけど、それが何かというのまでは考えない。  そういうように、何か「大いなるもの」があるというのは感じるけど、それが「神」や「仏」のように具体的なものと感じてはいない。あるいは「神」や「仏」もその一部の現われだと感じる。自分はそう感じています。

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  • sgi1962
  • ベストアンサー率12% (46/367)
回答No.4

日本は「重層信仰」の国なんですよ 多宗教を受け入れて、それがゴッタ煮になってる・・・ 総じて、これを「日本教」というのかな

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  • chimney
  • ベストアンサー率34% (68/198)
回答No.3

死者を悼むという気持ちはともかく、 祭りなどの行事を宗教的意識を持たないで行うことは宗教とはいえないでしょう。 それならクリスマスを盛大に祝う日本人はクリスチャンでもあるといえることになります。 大宰府天満宮にお参りする受験生が全員神道であるはずがないことはわかりきっています。 そういえば私の知っているお寺の住職は祭りになると率先してみこしを担いでました。 その行事にどんなに宗教的な背景があろうと、それを行う人が知らなかったり、知ろうとしなかったり、意味を求めなかったりするのであれば、それは宗教的行為とはいえません。

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回答No.2

「自分の事は自分でしなさい。」 この言い回しに違和感を覚えるか、あるいは納得するか、ですが、 特に違和感を感じなければ、それはもう立派な仏教(禅宗)の信者と言えるのかもしれませんよ。

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  • sibacho
  • ベストアンサー率28% (65/228)
回答No.1

いいんじゃないですか? 道端で猫が死んでたら無視するかまぁ、手をあわせますよね? 仏教ですよ。世界的にみりゃよくわかります。 いつのまにやらごちゃまぜな文化になりましたが、器がでかいってことで・・・

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