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Thereの構文について教えてください
問題集にこんな問題があります。 There ( ) no seat in the train, he had to stand all the way. このかっこ内に なぜisではなくbeingがくるのでしょうか? 解説をお願いします。
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There (is) no seat in the train, he had to stand all the way. であるとしましょう。すると、「電車で席が空いていない、彼は立っていなければならなかった」となりますね。時制をそろえて There (was) no seat in the train, he had to stand all the way. としても、「電車で席が空いていなかった、彼は立っていなければならなかった」です。この文から受ける印象はどうでしょうか。この2文をつなげるものがほしくありませんか?具体的には、「だから」とか「なので」を入れたいところですね。英語でも、おそらく中学校の段階で「接続詞」というものを習うはずです。例えば"and"や"but"などですね。ということで、 There (was) no seat in the train, AND he had to stand all the way. としてやりましょう。 さらに、これを言い換える形があります。それは、2文のうちのどちらかの動詞を「動詞ではない形にする」ことで得られます。There (being) no seat in the train, he had to stand all the way. 前の文は、後ろの文によりかかる形で存在しますので、メインである後ろの文を飾り立てる役しか負いません。その際、まるで接続詞の解釈を担っているかのように思えます。これは難しくいうと「分詞構文」といわれ、学習者がつまずきやすい所です。
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ここで isを使うと単なる節の並列になってしまいます。分詞構文は様々な用法があるので、便利ではありますが、それが却ってややこしくも感じてしまいますよね。でも、そんなに悩む必要はありませんよ。分詞の部分は仮に日本語の連用形に訳しておいて、二つの節の相関関係を考えればいいのです。これは むしろ国語の問題になりますので それほど難しくはないはずです。
文法書の「分詞構文の働き、用法」に説明があります。 分詞構文は「時、理由、原因、条件、譲歩、付帯状況」の意味を表す便利な表現法です。 例文では理由、原因を示しています。
お礼
分詞構文にはいくつも用法があって そこがややこしいんですよ。。 ありがとうございました。
- sillywalk
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分詞構文のbeingです。 As there was no seat in the train, he had to ... というような<理由>の節に対応しています。 分詞構文の主語が主節の主語と違う場合には、分詞の前に独自の主語を置きますが、この構文はその一種です。 普通there構文ではbeの後ろに主語が来ると言いますが、この構文ではthereが主語のように振る舞っているのが注意すべきところです。
お礼
なるほど。 ありがとうございました。
お礼
私のレベルに合わせて簡単に説明していただいて ありがとうございます。 段階を踏んで理解すると こんな私でもわかってしまう! さすがです。