パーソナリティ障害は神経症?それとも精神病?
はじめまして。さっそくですが、パーソナリティ障害についての質問です。
パーソナリティ障害は神経症に含まれるのでしょうか?それとも精神病に含まれる障害なのでしょうか? あるいはどちらにも属さない、例えば、特定の病気ではないがそれに向かう可能性の高い精神状態をさすのでしょうか?
質問者の現在の認識は、「認識や行動パターンの著しい偏りが社会生活に問題を引き起こすレベルに達しているときに精神医学的な診断でパーソナリティ障害という言葉が使われるというものです(パーソナリティ障害関連の書籍を数冊読んでいる程度)。
心理学の本では「神経症は病気の自覚がある点で精神病と区別される」という記述があります。パーソナリティ障害にあたる方がそれを自覚しているケースは少ないと思うのですが、もしパーソナリティ障害を「心の病気」という視点で捉えると、基本的には精神病に含まれるという解釈になるのでしょうか?
たとえば、パーソナリティ障害の中に含まれる「妄想性人格障害」はパラノイア(妄想)が日常生活に支障をきたすレベルに達したものであるという記述を見かけます。パラノイアは統合失調症の代表的な症状?という認識にたつと、パラノイアの延長上にある妄想性人格障害も統合失調症と関連し、やはり精神病に含まれるということになるのでしょうか?
DSM(V)で分類された10タイプの人格障害のうち、境界性人格障害は神経症と精神病との中間的な特徴を示す(現在は独立した概念として扱われているとのこと)そうですが、他の9タイプについても、神経症的な要素が強い、精神病的な性質が強い、というような偏りがあるのでしょうか?もしそのような研究が行われているなら、DSM以外にどのような出版物や原著論文を調べればいいか、ご教授いただけたら嬉しいです。
お礼
ありがとうございます。 レポートは苦手だけど、何とかがんばってみます。