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シリコン直接接合について

いま実験を行っています。しかしくっつきません。 シリコン基盤をSPM、RCA1、RCA2、フッ酸、RCA1、フッ酸、接合の順で行ってます。接合後炉で1000℃8時間焼いてます。何か間違っているのでしょうか?わかる方教えてください。

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  • tesla1
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回答No.1

接合前のフッ酸処理の後、シリコンの表面は疎水性になっています。シリコン表面が疎水性であると大変くっ付き難いので、親水性に変えてやる必要があります。 その方法は2通りあって、フッ酸処理後、サンプルを過酸化水素水に10分以上浸す、または酸素プラズマを接合面に当てた後接合すると、基板同士をくっ付けた際水素結合し易くなります。 私は前者しか試した事がありませんが、後者の方が活性化され結合エネルギーが高いので、接合され易くなるそうです。 見たところ洗浄方法に問題は無さそうなので、一度試してみて下さい。 余談かもしれませんが、金属のピンセットを使ったり、RCA洗浄後接合面に触れたりすると、金属片が付いたりとかパーティクルが付着したりと、ほんの小さな要因が接合の妨げとなるので、サンプルの扱いには注意して下さいね。 検討を祈ってます^^;

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