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哺乳動物の呼吸について
人間の呼吸は「腹式」「胸式」など、色々な呼吸法がありますが、馬や、犬、牛、豚などの呼吸法はどうなっているのでしょうか。 特に臍下丹田・下腹部が膨らむのかどうかが知りたくて、また横隔膜の機能は人間も同じでしょうか。
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呼吸はどの動物でも基本的に腹式と胸式を行います。 但し、誤解してはいけないのは、人で言う「腹式・胸式呼吸法」は、どちらを優位に使うかを示した名前であって、動物がそのようなことを意識しているわけではありません。 通常の呼吸にはどの動物も横隔膜と一部外肋間筋を使っています(横隔膜をもつ哺乳動物に限る)。強い呼吸には横隔膜に加え、外・内肋間筋、胸筋群、腹筋群が働きます。これは基本的にすべての哺乳類で同じなはずです(なぜなら、位置的にも機能的にも同じ筋と考えられるからです)。 下腹部の動きについてですが、上記の呼吸を行ったことを様々な動物で想定してみますと、直立歩行の人間がもっとも下腹部に大きな動きが見られるのかなと思います。横隔膜が大きく動けば吸気のときには内臓が押し出される形になるでしょう。これを参考に四足歩行の動物をみてみれば、下腹部全体がふくらむように(腹直筋のせいか、横に大きく膨らんでいるかな?)なっていると思いますが(これは主観かな?)。