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「may well」の二つの訳し方

ご存知の通り,「may well」には,「おそらく~するだろう」と「~するのももっともだ」の二通りの訳し方がありますが,さて,    She may well be angry with him. He broke his promise. という例文は,解答は,「怒るのも尤もだ」だったのですが,文脈を整えさえすれば,「おそらく怒っているだろう」でも不思議ではありません。 さて,この「may well」を訳し分ける際の判別基準はいったい何なのでしょうか?

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  • vanvanus
  • ベストアンサー率21% (18/85)
回答No.3

まず、mayだけで考えれば、「してもよい」「ありうる」ですね。wellは「十分」ですから、「十分してもよい」→「するのももっともだ」、「十分ありうる」→「おそらく~だろう」ということではないかと思います。 一般に、「熟語」とされているものの大半は単語の連なりに過ぎないようです。

BCKT
質問者

お礼

>mayだけで考えれば、「してもよい」「ありうる」 >ですね。wellは「十分」ですから、「十分しても >よい」→「するのももっともだ」、「十分あり >うる」→「おそらく~だろう」ということでは >ないかと思います。 素晴らしい! ドンピシャリの回答だ!! 隔靴掻痒の腑の落ちなさが ストンと落ちていきました。 どうもありがとうございます! 簡明にしてつぼを得た回答です。 あなたは天才です! ありがとう!

その他の回答 (3)

  • yutaka777
  • ベストアンサー率52% (30/57)
回答No.4

「may well」の二つの訳し方について、もう一度考えてみました。 "may well"の意味について私もd-yさん(No.2)、vanvanusさん(No.3)に賛成です。 それで、どういう理由で「二つの訳し方」的(?)な状況が起こるのか考えてみましたが、 この「二つの訳し方」の違いは、 (1) 可能性の大きなことにたいする「単なる」推量。 (2) 可能性の大きなことにたいする「話し手の価値判断を伴った」推量。 そもそも英語の"may well"にこの2つが含まれるんだと思います。 なぜ、2つの意味合いがでてくるかは、"well"にあると思います。 "well"を加えることによって、可能性を高めているわけですが、 加えることによって、単に可能性を高めている場合と、それプラス価値判断が加わる場合があるのではないでしょうか。 私にはこのように感じるのですが、いかがでしょういか。 また、前回の回答の訂正をさせてください。ここで挙げられた例文以外の場合、(この例文でも可能ですが、) "may well""may very well"は「単なる推量」で使うことも多いと思います。(判断がつきにくいことも多いのでは。) googleで検索なさって、いくつかひろって見てはいかがでしょうか。 P.S. 「~するのももっともだ。(may wellとIt is natural that~should~)」の質問の回答と「electと冠詞(とas)」の質問の回答は見ていただけたでしょうか??? ^_^;;

BCKT
質問者

お礼

>"well"を加えることによって、可能性を高めている >わけですが、加えることによって、単に可能性を >高めている場合と、それプラス価値判断が加わる >場合があるのではないでしょうか。 なるほど! そう考えれば,腑に落ちます。 私のような素人の質問に丁寧にお答えくださり, 感謝申し上げます。 お手数おかけしたようで ありがとうございました。 yutaka777さんに いいことが起こりますように お祈り申し上げます。!(^^)!

  • d-y
  • ベストアンサー率46% (1528/3312)
回答No.2

「may wellには二通りの訳し方がある」というのが、少しミスリーディングな言い方のような気がします。 “may well”に二通りの意味があるのではなく、“may well”は「~するのももっともだという状況だから、おそらく~するだろう」という意味なのだと思います。 だから、日本語として文脈に合ったように訳せばよく、あえて「訳し分け」を考える必要はそれほどないと思います。

BCKT
質問者

補足

>“may well”に二通りの意味があるのではなく、 >“may well”は「~するのももっともだという >状況だから、おそらく~するだろう」という意味 >なのだと思います。 仰るとおりだと思います。では,文法書でも,辞典でも,学習参考書でも,なぜ二通りの訳語が充てられているのでしょうか? そこには,「日本語として文脈に合ったように」訳し分ける必要性があるからではないのでしょうか?

  • yutaka777
  • ベストアンサー率52% (30/57)
回答No.1

"She may well be angry with him. He broke his promise." ならば、 「~するのももっともだ」の意味の可能性大です。 >文脈を整えさえすれば,「おそらく怒っているだろう」でも不思議ではありません。 -その通りです。また、文脈からはっきりしないのであれば、「おそらく~するだろう」を表すのに"may well ~"意外をの他の表現を使って表すでしょう。 >この「may well」を訳し分ける際の判別基準はいったい何なのでしょうか? -文脈から考えるのは大事ですね。その他、頻度でも「~するのももっともだ」の方が多いと思います。 また、例えば、 "You may (very) well be right." といった文ならば、逆に「~するのももっともだ」という解釈は難しいですね。 P.S. ところで、以前質問なさっていた 「~するのももっともだ。(may wellとIt is natural that~should~)」の質問どうなりました?解決しましたか??^_^

BCKT
質問者

補足

may wellは,『Longman Dictionary of Contemporary English』では,    used to say that there is a good reason for    a reaction, question, or feeling: "What's    all the noise?"---"You may well ask." という説明しかありませんでした。これは,「~するのももっともだ」に該当する説明だと思います。ということは,「おそらく~するだろう」という意味では,非現代英語ならともかく,現代英語では使われていないのかもしれません。 この事実は,「頻度でも「~するのももっともだ」の方が多いと思います」というご回答に合致します。 したがって,現時点では,“現代英語においては”という限定のもとで,「「~するのももっともだ」の意味の可能性大です」と考えたいと思います。

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