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歯車の決まりごとについて
歯車を使った、木工のおもちゃの制作をもくろんでいます。 どこかに簡単な歯車の決まりごとを書いた入門書のようなものはないでしょうか? 図書館などで見かけたものは難解で、理科系に弱い私には歯がたちません。 基本的には、木材から、糸鋸で切り出すので、あまり精度の高いことは出来ません。動けばいいや位の感覚なのですが、それって歯車に対する冒涜なんでしょうか? こことここを押さえれば、一応スムーズに動く、なんていう内容を求めているのですが・・・。 もしも御存知の方がいたら、ぜひ助けて下さいませ。
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- stomachman
- ベストアンサー率57% (1014/1775)
木工でインボリュート曲線を実現するには、専用の工具を作るしかないでしょうね。それでも細かい工作はとても難しい。硬い材木を使わないと、きっと加工中に歯が欠けてしまいますよ。潤滑も大変です。 そこで超手抜き。 歯車の一方は単に「コ」の字型のへこみを並べる。 それに噛み合う歯車は、歯車と言うより「棒車」にする。つまり、円盤の縁に、円盤と垂直に竹ひごを立てたものを作ります。円盤の縁に竹ひごの太さの穴を並べて、そこに突き刺し、木工ボンドで固定しては如何でしょう。 ・「棒車」(正式名称は知りません)は2つ、軸を直交、あるいは斜交させて噛み合わせることもできます。 ・強度の強い「棒車」を作るには、2枚の円盤を使い、竹ひごの両端をそれぞれに突き刺します。ひらべったい円形の虫かごみたいにするんですね。 ・潤滑には、ろうを塗ります。 この構造は江戸時代のカラクリにも使われていますよ。netで探してみては?
- Umada
- ベストアンサー率83% (1169/1405)
一般教養よりちょっと上のレベルの工学の授業(機構学)で聞きかじった程度の者ですが・・・ 歯車の歯形の形状は厳密に数学的に解析されて設計されています。よく使われるのがインボリュート曲線で、スムーズに回るだけでなく、第一の歯車を一定速回した時に第二の歯車も一定速で回る(回転のふらつきがない)のが特徴です。 まあ、そこまで厳密に歯を切らなくても歯車は回ると思いますが、もし多少なりとも精度を上げたければそのための理論は存在する、という程度に理解頂ければよいと思います。 本を探すとすれば「機構学」「機械設計」「機械力学」などの題が手がかりになります。 以下は大学の講議案内ですが、多少なりとも参考になると思います。 http://www.kgn.dendai.ac.jp/~komine/topic/mechanism/ http://www.kogakuin.ac.jp/syllabus/daigaku/2001/1a22/sb5239.html
お礼
ご丁寧な回答有り難うございます。 やっぱり難しすぎるのですが、少しづつ取り組んでいきます。
お礼
どうも回答ありがとうございます。 やっぱり、その手しかないですかね。一応考えてはいたのですが・・。 とりあえずその方向でやってみようと思います。