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過去分詞は主語になりうるか?
カナダ人の友人から以下の文を含むメールを受け取りました。 Attached to the key ring is my photo copy key with my name and rooom number on it. この文の主語はいったいどれでしょう? Attached以外、考えられないのですが、形容詞の働きをする過去分詞が主語になりえるのでしょうか。これと似た文をまれに見かけます。例えばincludedが主語になっているような英文です。文法的に解説していただけたらと思っています。
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この文の主語は、my photo~以下です。 文法的に言うと「倒置」になっているのです。 My photo~is attached to... という文の、attached to...の部分が文頭に出されて、 S+VがV+Sという順になっている倒置が起こっています。 強調したいものを文頭に出した形ですね。 日本語でも、 「Sがついています」 というところを、 「ついているのはSです」 というように言うことがありますよね。
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- grassgrass
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#4です。少し舌足らずだったと思うので、補足させてください。 attachedやincludedが強調されて文頭に来るときと言うのは、要するに「ここに何かが付いている・含まれている」という情報をまず示したいときです。 よく論文などでも、章の初めに、その章について説明するとき、Included in this chapter is(are)...という文が出てきます。こういう文だと、「今から、この章に含まれている内容を説明します」ということをまずいっておいて、それから具体的な章の内容を述べていく、という順序になります。それを先に主語を述べてしまうと、読んでいる(聞いている)人は、その主語がいったいなんだろうか、ということがわからないわけです。そして主語のあとにis(are) included in this chapter.まで聞いて初めて、「ああそうか、この章の内容を言っていたんだった」と理解するわけです。 ですから、文法的に言うと「強調の倒置」であるわけですが、もちろん主部が長いため、主語をだらだら言っているとなかなか結論(章に含まれている内容)にたどりつかないことになるので、Included in this chapterを主語より先に言ってしまおう、ということになるのです。 ですので文法書などでは「強調の倒置」と説明されていますし、強調したい、つまり大事な情報だということを示したいから倒置して文頭に出すわけですが、そこには「主語が長い」というファクターもからんでいる、と言えるのではないでしょうか。
お礼
完全に納得しました。ありがとうございました。
- grassgrass
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主部が長いからの倒置、ということもあり得ます。 ただ、話す人の気持ちとして、主語のものを示して「これは・・・」と言いたいときもあれば、何か(手紙とかでしょうか)attachされている先のものを示しながら「ここにつけてあるのは・・・」と言いたいときもあると思うのです。そういう差が、ふつうに主語から話し始めるか、倒置して話すか、の差となって現れるのではないでしょうか。 Includedで始まる文もそんな感じですね。含まれているものを優先して「・・・が含まれている」と言うこともあれば、「ここに含まれているものとしては、・・・がある」ということもありますよね。そういうニュアンスの違いだと考えればいいのだとおもいます。
- zentaro
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先ほどの補足です。 "poto" は "photo" のタイプミスでした。
- zentaro
- ベストアンサー率7% (4/53)
Attach が主語になっているのではありません。 主語は my photo copy key... の部分です。 この文は倒置構文になっています。 倒置しない場合は次のようになります。 My poto copy key... is attached to the key ring.
補足
すばやいご回答、ありがとうございました。なるほど、倒置ですか。考えもしませんでしたが、納得させられます。で、すみませんが、もう一押し、教えてください。なぜ、この文では倒置なんてことが起こるのでしょうか?
補足
なるほど、強調のための倒置ですか。ありがとうございます。かなり納得できました。では、ひねくれた質問になってしまうかもしれませんが、主部が長いから倒置したとは考えられませんでしょうか。