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上手なポスター(プレゼン用)の作り方
プレゼン用のポスター(PowerPoint)の作り方が下手で 悩んでます。 1週間かけて作っても3,4時間で作った人のより 下手なくらいです。 センスで決まってしまうのでしょうか? だとしても、少しでも向上したいです。 コツやアドバイス、何でもお願いします。 また、お奨めの本があれば是非にでも 買いたいと思っていますので タイトル(出版社や作者があると助かります) など教えて下さい。 ポスター以外にも、報告書、論文の順で頻度が高いのでそれについてでもお願いします。 分野としては工学、理学系です。 研究室内、学会、会社、卒業研究、どの状況でも 通用すると思いますので様々な職業、立場の方から お待ちしております。 宜しくお願いします
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私的意見ではありますが、PowerPointとポスターに分けてお答えさせていただきます。 <前提として> 学会などは専門家が大勢あつまるので専門用語を使用しても差し支えはないですが、卒論、修論、大ゼミなどは素人が多いのでわかりやすくをモットーにするといいと思います。 (1)PowerPoint ・まず話の内容をおおまかに(Introduction,ExperimentalSetup,Consideration,Sum maryなど) ・図面の配置は、左から右。(人間の視点は左から右に移 動することが多いので、とくに理数関係は) 文字も同 様に。 ・図面からほかの図面に話を移すとき、「この部分を拡大 してみました」など伝えたいときは、図面に矢印を振っ て説明するとよい。(人間の情報は聴覚よりも圧倒的に 視覚から得る量が多いので、できるだけ目で得られる情 報に置き換えることが重要。) ・文章は箇条書きで簡潔に書き、文末は「体言止め」がよ い。 ・図面(グラフ)などを書くとき、黄緑、黄色、水色は避 けたほうがよい。これは発表するとき照明を落として暗 くすることが多いので、これらの色は非常に見えにくく なります。文字も明朝体よりもゴシックがよい。(余談 ですが、自分は「HG丸ゴシックPRO」というフォントを使 用しておりました。で、大きさはもちろん大きめで。 ・話が急に変わるとき、前までの図面に対しての「まとめ 」の図面をいれておくと歯切れがよい。 (2)ポスター(一枚絵) ・縦3横2 縦4横2 縦3横3 縦4横3 ぐらいの図 面の配置。 ・色使いは、あまり派手にならないように。薄めのいろで 描くときれいに見えます。タイトルを濃い色で描くと強 調にもなりますし。 番外編 ・遊び心を入れる(笑) 実はこれが個人の特徴になった りするものです。例として「●発光についての研究」 の●の部分を、今は秋ですから紅葉に変えてみるとか。 (やりすぎは禁物ですが) ・OSがXPならアニメーションが豊富です。これを使うのも 手。
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- sat000
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#4です。 #2の方の回答への補足として質問者の方が書かれている「魅せる努力を」等ですが、これだけでは何をどうしたらよいのかを的確に助言することは極めて困難です。 指導教官からもっと具体的な指摘があると思うのですが、そういう例を挙げてもらえませんか。 私自身は、自分の主張をすんなりと受け入れてもらえるくらい分かりやすい発表であれば、100点だと思いますよ。 で、多分そうなっていないのではないかなと思います。 ごく限られた領域の専門家にだけは意義が分かったりするけれども、ちょっとでも領域が外れた人には何でこんなことやる必要があるんだろうと思われるような内容なのではと想像します。 学会であるセッションに集まっている人たちでも、ピンポイントであなたがやられている研究とほとんど同じ研究をされている人はほんの一部です。 セッションに参加する多くの人はもう少し幅広い研究領域に属しています。 ですから、そういう人たちにもついていける、あるいは興味を持ってもらえるような、意義、方法、結果の説明をするよう心がける必要があります。 これが魅了する発表というものではないでしょうか。 特に出だしが肝心です。 新聞の見出しがなぜ大きな文字で書いてあるか、内容を簡潔かつインパクトある表現で書いてあるかというのも同じ理由です。 アイキャッチなどと広告業界では呼ぶようです。 つまり、出だし(あるいは見出し等)でぐっと見る人を引きつけるわけです。 この観点から、目的や意義の部分は重要です。 ここで興味を持ってもらえるか、聞き流されるかが決まります。 論文で言えば、introductionの部分ですね。 もちろんその後に続く結果の内容自体が平凡だとそこで興味を失ってしまいます。 データの重要性、意義、導かれる結論等を強調して話すことが重要です。 突き詰めれば、単にあなたが話したいことを話すのではなく、聞く人がこれなら是非聞きたいと思えるような、聞く人の立場にたった資料を準備し、話をするということに尽きますが。 繰り返しになりますが、見た目ではありません。 見た目がごちゃごちゃしていると見たくなくなるという人間心理は否定できませんが、それよりも中身と話し方の方がはるかに重要です。 すっきりとして見やすければ、ごてごてと格好よく飾る必要はありません。 見る人にとって、あなたの説明や主張がすんなりと通るように見やすくできればそれで必要十分です。
補足
「魅せる努力」についての具体例としては ・グラフや表、理論式が中心でイラストが殆ど無い →無機質、機械的な印象でつまらない。 ・イラストが簡単 →凝ったイラストは人の注意を引き易い ・派手さがない(色が少ない) →遠くから見たとき淋しい 総合してシンプル。 通りがかりの人の目を引く目立つ資料を作れ。 ※ポスター発表の資料 以上のようなことを言われます。 「話したいこと」を話すのではなく、 「聞く人が聞きたい」と思えるような資料作り。 このことは忘れず大切にしたいと思います
- fuchsia
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パワーポイントの使用に際して以下のことを指導しています 挙げればキリがないのですが,最も基本的な事項だけ紹介します。 企業では『パワーポイントは大人のおもちゃだ』と言う人が多いです。 要するに,稚拙な使い方しかできていない人が多いということです。 1.デザインテンプレートはテーマに合わせる 科学技術の発表なのに,山や海の景色の入ったテンプレートを 使ってはいけません。それから,特に派手なものはやめましょう。 2.デザインテンプレートはそのまま使わない 例えば,タイトルの位置を標準より上方にずらしたり, 模様の色味を変えたり,線の太さを太くしたり, フォントの大きさを独自に調整したりします。 3.一枚の行数は10行以下が目安 画面いっぱいに何行も文章を書いて,それを読み上げるだけの 発表をしてはいけません。箇条書きにするなどし,簡潔に。 4.基本はゴシック体 明朝体は文字が細いので避けたほうが良いでしょう。 町を歩いてみてください。看板の多くはゴシック体です。 それから,色々なフォントを混ぜて使うのも避けましょう。 5.イラストは使わない クリップアートはできれば使わないようにしましょう。 特にマンガ的なものは絶対に使ってはいけません。 6.行・列,縦・横を揃える。 当たり前のことですが,意外とできていない人が多いのです。 箇条書きなどをする際には気をつけましょう。 7.できるだけ,図・表・グラフ等,視覚に訴える。 ガソリン価格,4月:109円,5月:110円,6月:108円・・・ こう書くよりも一枚のグラフにしたほうが分かりやすいですね。 8.色数はあらかじめ決める 色数が多すぎてはいけません。多くても5色程度にします。 タイトル色,文字色,背景色,線の色など,全ページ合わせます。 9.背景色は何色が良いか? 好みの問題といえばそれまでですが,プロジェクターを使うときは, 背景色を濃い色(黒や紺など)にして,文字を白や薄灰色にします。 逆に,OHPシートを使うときは,背景を透明にして,文字に濃い色を使います。 背景に赤や黄色を使うのは,特殊な場合(広告など)を除いて控えましょう。 10.発表前に必ずその場所で練習 画面で見た感じと,スクリーンに映した感じとは違います。 可能ならば,発表する場所で必ず事前に確かめてみます。 色が薄すぎたり,逆に濃すぎたりしたら,それも調整します。
お礼
基本的で、だけど重要なアドバイス ありがとうございました。 大人のおもちゃですか。 そうですね、機能をフルに活かしていない私には ぴったりの言葉です。 色は5色程度というのは 文字に関してでしょうか? 私は3色しか使っておらず 色が少なくて寂しいと言われているので愕きです。 背景の色、気にしたことが無かったです。 白ばかり(デザインプレート無し)でしたが ケースバイケースで活用してみたいと思います。 グラフの色(点や線とグラフの背景)が悩みます。 これについてのアドバイス頂けませんか? 図々しくて済みません
- sat000
- ベストアンサー率40% (324/808)
どのような視点で自分のプレゼンが下手だと思うのかが分からないので、一般論として書きます。 まず、最も重要なのが見た目ではなく、中身です。 学会発表などですと、所属する学会によって求められるものが違うかもしれませんが、科学的あるいは工学的に意義があるかということです。 中身が伴わない限り、どんなに見た目を取り繕っても第三者から評価されません。 次に重要なのが、報告の流れです。 初めに目的、最後に結論なのは当たり前ですが、学会や論文などでは、結論は、目的を達成することができた、という内容になります。 そして、目的と結論をつなぐものが間に入ります。 通常は聞いている人が分かりやすいという理由から、起承転結が必要です。 起が目的、結が結論なのは明らかですね。 承は、なぜそのような目的を設定したのかといった説明から入り(意義の説明も必要でしょう)、実験なら実験装置の説明、理論ならモデルの説明等へ移行します。 転では、実験データやモデルを解いた結果を示し、そこから示される事実を述べたり、データやモデルに基づく推論を主張したりします。 推論で重要なのは、単なる想像でものをいうことではなく、データやモデルといった明確な根拠に基づくことです。 そして、この根拠に基づく主張こそが、科学的に価値ある新しい発見、科学的な進歩になるわけです。 主張ではありますが、主観ではなく、客観性・一貫性を持たせるために、データやモデルを用いるのです。 客観性・一貫性が無い限り、多くの人の賛同は得られないでしょう。 構成は大まかに言って、以上のようなものになります。 そして、より一層自分の主張に耳を傾けてもらえるように、図を配置します。 だからといって自分の仮説に都合の良いデータだけを使ったり、勝手にデータの一部を削除して良いわけではありません。 そのような行為は一種の捏造にあたります。 今書いたことは、見た目のことではありません。 話の流れをスムーズにし、客観性・一貫性を持たせるために必然として存在しなくてはならない図のことを言っています。 例えば、装置の図が無いと、正しく実験が行われたのかが分かりませんし、例えば、あるパラメータはある変数に対して比例すると主張したい場合、比例している図を示す必要があります。 また、こうかもしれないし、ああかもしれないというような趣旨が一貫してない内容は駄目です。 その程度なら、もっとはっきりしてから発表してくれと聞いている人は思います。 見た目は最後の最後です。 どんなに見た目が良くても中身が伴わない限り意味が無いからです。 多分一週間もかかってしまうのは、自分が何を話したいのかはっきりしないまま始めてしまうためでしょう。 実作業は3~4時間程度であっても、始める前にどんな構成にしようか、どのような内容を話すことを求められているのか、どのようなレベルの人(一般の人か、専門家かという意味です)を対象にするのか、というようなことを考えているはずです。
お礼
「自分が何を話したいのか」 はっきりしているつもりでしたが まだまだ足りないのかもしれませんね。 作り始める前に良く練る。 これからはこの作業にも時間を掛けたいと 思います。 ありがとうございました
- ryn
- ベストアンサー率42% (156/364)
> 告白してしまうと、上手な人が使うソフトを真似て使っています。 ある程度機能のそろったソフトを使えば なにを使っても見やすいものは作れるので, 真似をすることの本質はここではないと思います. また, > お奨めの本があれば是非にでも > 買いたいと思っていますので とありますが,本では魅せ方は学べません. このことが, > 「まとまっているが魅せていない」 > 「魅せる努力を」 > 「分かり易ければ良いと思うな」 これらの助言につながっているような気がします. zeturin-karasu さんが見て上手と思う人と 自分との違いをたくさん考えて ここが違うと気づいたらそれを真似しましょう. といっても,なかなか大変だとは思うので > 「まとまっているが魅せていない」 このあたりを見て思うことを書いてみます. たとえば,フルコースでいうとメインディッシュが なにかわからないといった状態になっていませんか? 今のポスターあるいは論文で最も伝えたいことは何か, 自分の研究でどこがどのように素晴らしかったのか, 重要なポイントをはっきりさせて発表することが大事です. 今まで,過去の人の研究結果を教科書で学ぶときには 書いてあることを追って理解すればよいだけなので 考える必要のなかったことですが, 研究とは誰もやっていない場所を調べるものですから, ここが今まで誰もやってなくて自分が初めてやったところだという アピールすべき場所があるはずです. そこを強くアピールしましょう. 今が,勉強から研究に入った第一歩です. がんばってください.
お礼
強いアピールですね。 ありがとうございます。 頑張りたいと思います
- japalts
- ベストアンサー率21% (7/32)
やはり真似る事が近道だと思います。 私もよくポスター(paintshop)やプレゼン(powerpoint)を 作りますが、他人のモノを参考にすることがあります。 見易く、魅力的だと思う見本を参考にすればより良い 結果が出ると思います。 作成に時間が掛かるのは慣れていないか、迷いながら作っているから。 数をこなせば上手くなるはずです。 複数のソフトを併用すれば効率も質も向上すると思います。
補足
迷いながら。 毎回 迷っています、悩んでいます。 どうしたら見易いか、分かり易いか、簡潔か、見栄えが良いのか。 告白してしまうと、上手な人が使うソフトを真似て 使っています。 でも、使いこなせていなのか。 全然、足元にもおよびません。 同じくらいの数の友人との差がコンプレックスを生んでいくのを感じます。 「まとまっているが魅せていない」 「魅せる努力を」 「分かり易ければ良いと思うな」 私がもらう助言です。
- natur
- ベストアンサー率46% (13/28)
自分が下手だと分かるのであれば、何が上手かも分かっていると思いますので、そのうちに良くなると思います。 最初は上手な人の真似(構成、表現方法など)をすることです。いろんな人のいいところを少しずつもらうことです。それは全然悪いことではありません。はじめから自分のオリジナルでやりたくなりますが、それは間違いです。 『学ぶ』という字は『真似(まね)ぶ』が語源だそうですよ。 頑張ってください。
補足
早速のアドバイスありがとうございます 質問には「自分が下手なことは分かっている」 と書きましたが(恥ずかしい限りですが) 作っているときは 「良い感じ」や「前より良くなった」 という自尊心があります。 勿論、「これじゃ・・・・」という思いもありますし、「どうしたら」という気持ちが殆どです。 真似をしても、その人のようにならない・なれない。 自分が真似ることを素直に受け入れていないのでしょか? 正直、辛くなります。 せっかくのアドバイスなのに愚痴で済みません
お礼
遊び心を入れてみるのって良いですね。 早速 挑戦してみました。 評判が良かったです。 教授からも良い感じだと好評でした 「通りがかりの人の目を惹く」のは こういうちょっとした遊び心なのかもしれませんね。 今まで硬く、難しく考え過ぎていたと思います
補足
沢山のアドバイスや回答ありがとうございました コンプレックスが強くなり過ぎていて 堅く、萎縮していたようです。 ・巧い人の真似 ・聞く人の側になって作る ・配置や構成、etc これらの言葉を常に意識して上達するよう頑張っていきます