- ベストアンサー
吊橋の中央径間の橋桁形状について
吊橋の中央径間の橋桁には通常放物線勾配が使われるようですが、主塔部より中央部の方が低い場合、たとえば2Pでの橋桁高が50m、中央部で60m、3P部で65mとなる場合、中央部-3P間の橋桁の形状はどうなるのでしょうか? 上に開いた放物線を使うと力学的に不安定なように思われますし、やはり直線勾配なのでしょうか? なお、当方文学部出身で土木技術については素人ですので、高卒一般常識レベルで理解できるような説明をしていただけるとありがたいです。宜しくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
地球の丸みは、たしか、4kmで高さ1mあまり(水平線の距離)ですから、瀬戸大橋の高さの違いは意図的なものでしょう。 放物線を使うのは、ケーブルの形であって(懸垂線にせず)、橋桁自体については走行車両の快適性やメンテナンスの都合できまるのだと思います。直線では角度の変わるところで快適さが損なわれると思います。部分的に直線化もしれませんが。 瀬戸大橋の場合、橋が連続するので、上カーブも下カーブも、なだらかで自然な変化が必要です。鉄道併用でかなり重いですし。 サインカーブということはないでしょうが、
その他の回答 (2)
- yanron
- ベストアンサー率29% (206/690)
回答に対する補足について それって「地球が丸いから」では? 全長が何Kmにもなる長大な吊橋の場合地球の円弧も影響するから そのような数値になるのでは? 例えば・・・ 明石大橋なんかは 主塔の間隔が基部と頂部では頂部の間隔の方が広いですが 地面に対しては垂直に立っていますよ。
- yanron
- ベストアンサー率29% (206/690)
吊橋において、 上向きの円弧状の橋桁じゃなく下向きの円弧状の橋桁は? ってことですよね? 張力バランスで成り立っている吊橋において 橋桁中央部の海面(地上)高さより主塔部の橋桁高が高いって ありえないのでは? あまり意味のない参考URLですがよければ・・・ 蛇足 ただの興味本位なんですが・・・ なにゆえ、 このような質問内容を思いついたのかよければ教えてください。
補足
yanronさん、アドバイスありがとうございます。 補足ですが、件の橋は南北備讃瀬戸大橋です。 北備讃瀬戸大橋の場合(道路面計画高) ---中央部:TP+89,310 ---BB3P部:TP+92,731 南備讃瀬戸大橋の場合 ---中央部:TP+89,731 ---BB5P部:TP+92,854 と、それぞれ主塔部のほうが高くなっています。 目的は模型の制作ですので、それほど厳密で正確な回答でなくても結構です。
お礼
回答ありがとうございます。 実際に南北備讃瀬戸大橋の橋桁の高さをグラフにしてみたところ、南北が一体となって放物線を描いていることがわかりました。「走行車両の快適性やメンテナンスの都合できまる」ということで、納得が行きました。