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独立と倫理
現在勤務する会社で得た技術と経験を生かし 2年後に独立する予定で準備を進めていますが、 特殊な技能が必要な業種で資格を取るために 5年(1週間の研修後実務経験3年さらに1週間の 研修後実務経験2年を終えて受験資格)かかり ました。その間上記以外の必須研修費や受験費用 など交通費宿泊費も含めかなりの経費がかかって いますが全て会社の負担でした。 魅力ある業種ですが被雇用者ゆえの制限や限界 、また経営陣とのベクトルの違いなども感じ、 もっと自由に思う存分自分の力を発揮できたら と独立する決心をしました。 必要な資金も準備が出来秒読みの段階なのですが 独立すると言う事は今の会社を裏切ることになる のではと、ちょっと後ろめたさがあります。 また会社にどのように話したら良いか、辞めて同 じ業種で起業するとなるとかなりもめるのでは と思います。 このような(お世話になった会社と同じ業種での独立) 行為は倫理上どうなのでしょうか? 何とか円満退社したいのですが良い方法がありまし たらご教授下さいよろしくお願い致します。
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独立する大義(ある理念を実現するためとか、今の会社ではできないことを行なうためとか)があれば強いと思います。単に、目先の自分の利益が目的でしたら、理解を得にくいかもしれません。 円満退社をできればそれに越したことはないですが、独立する場合に限らず、退職するということはたいていの場合に多かれ少なかれ裏切りです。その覚悟を充分に意識されて、ことに当たるのが良いと思います。 独立して同業種になること自体は仕方ないと思います。そう簡単に全くの異業種で独立できるものではありませんから。 倫理上気を付けるべきことは、今の会社から秘密情報(例えば顧客名簿や業務マニュアルなど)を持ち出したり、人を引き抜いたりしないこと(やるとしても目立たぬ範囲で)だと思います。 あと2年ということはまだかなり時間がありますから、その間に、充分に会社に貢献しておけばより一層良いのではないでしょうか。 ひとつの意見として参考にしてください。
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- novoru
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同業で独立し、円満退社したクチです。 2年になります。 経験上、重要なことは以下だと思います。 1.在籍中に会社に「十分な」利益を与える実績を上げておく(実績) 2.経営者と良い関係を保っておく(信用:これはおもねるとは違う) 3.退社時に様々な迷惑をかけることは事実。それをも上回って独立していくための「理念」が必要。 4.最初は元の会社の社長に頭を下げて、事業を始めるための資金稼ぎとして下請けを願い出る(最初の営業) 倫理というよりも、その前に独立した後にビジネスとして成立するのかどうか、ということですね。ビジネスをうまくするためには、実績、信用、理念、営業。これらがうまくサイクルしないことにはどうしようもないと思います。 十分にこの会社には貢献したと胸をはって言えるならば、こういうことで悩むことはなくなりますよ。 素直に独立させてくださいと言える環境をつくること、それが円満退社の秘訣です。 私が独立したときは、下請け仕事をもらえただけでなく、取引先も紹介してもらえました。その資金で本来やりたかった事業に取り組めています。 もちろんやりたかった事業とは、元の会社と同業です。
お礼
詳細なアドバイスありがとうございます。 1.については最後の一日までお世話になった会社に尽くすつもりです。 2.これが一番難しいかな?意見の相違が大きくこちらもおもねるつもりは毛頭無いのでちょっとギクシャクしている事は事実です。なんとか努力してみます。 3.そうですね、企業理念は経営の骨子と心得ております。 4.これだけは現実的に不可能かと思います。No1の回答を頂いた方にもお話し通り、独占的な市場ですのでライバルが現れるのを一番警戒していますから。また独立後は自分の力でやってゆきたいので、今の会社に助けてもらうつもりはありません。 >倫理というよりも、その前に独立した後にビジネスとして成立するのかどうか これは十分シュミレーションしある程度利益率を落としても十分やって行ける試算は出来ています。またもし万が一失敗したときの対処方も資金面はもちろん協力者にもご理解頂いてます。 実績はこれからですが、あとは自信があります。 独立した先輩としての助言ありがたく読ませていただきました。 色々アドバイス下さりありがとうございました。
お礼
早速アドバイス頂いたのにお礼が遅くなって 申し訳ありませんでした。 そうですね、独立の大儀は理念そのものだと思っています。 社会的弱者が対象ですが、昨今の時勢とは裏腹に規制が強化され、独占的な職種ですので利益率は良いが値引き一切無しという殿様商売的な業種です。 もちろん企業である以上利益は追求して行かなくてはなりませんが、より弱者の立場に立って、良いサービスを出来るだけ安く提供する事でさらに潜在需を喚起出来るものと確信しております。 また独占的で閉鎖的な業界に風穴をあけたいと思っています。 上記のような動機ですので、衝突は避けられないと思いますがアドバイス頂いて勇気が出ました。 顧客の件ですが、私を名指で来ていただくお客様も居ますが、あくまでも今の会社の顧客と心得ています。 これからもコンプライアンスに欠ける企業は生き残れませんから顧客名簿はもちろん資料など一切持ち出すつもりははく知識と経験以外は1からチャレンジしたいと思います。 はい、あと2年「良く頑張ってくれた」と言われるよう十分会社に貢献したいと思います。 貴重なアドバイスありがとうございました。