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実質利子率は貯蓄の影響を受けるか

ある教科書(下記)に、以下のような記述がありました、 資本市場の均衡に関して、 実質利子率と投資・貯蓄のXY軸をとり 貯蓄曲線 垂直 投資曲線 右下がり のグラフとなり、 貯蓄が増えると、投資曲線との交点が右に移動するので、実質利子率は下がる 貯蓄が増えて、投資がしやすくなる(貯蓄したということは、投資したはず)、というのはわかるようにおもいますが、 実質利子率はそれでどうして下がるのでしょうか。実質利子率は他の要因で決定されるように思いますが。 実質利子率から投資が決まる説明は理解できますが、投資から実質利子率が決まるというのはイメージが描けません。 スティグリッツ入門経済学第二版 東洋経済新聞社 P310

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回答No.1

経済学において、実質利子率は投資と貯蓄の均衡によって決まります。この均衡は、資本市場における需要と供給の関係として考えられます。あなたが引用した教科書の記述に従うと、貯蓄曲線が垂直であるという仮定は、貯蓄が利子率に依存しない、もしくは短期的には非常に弾力性が低いということを示しています。この場合、貯蓄が増加することは、供給側の増加として捉えられます。 一方で、投資曲線が右下がりであるのは、通常、利子率が低下すれば企業が資金を借りて投資を増やしたいと考えるからです。したがって、貯蓄が増えると、それに伴って市場全体での資金供給が増加します。この供給の増加により、資金を求める企業にとっての資金の「価格」である実質利子率が低下する可能性があります。 あなたが感じている「実質利子率が他の要因で決定される」との考えも正しい部分があります。実質利子率は、例えば中央銀行の政策やインフレ期待、そして経済全体の成長期待など多くの要因に影響されます。しかし、ここで説明されているのは、特に資本市場内部での供給と需要に基づくメカニズムです。この説明は非常に理論的であり、実際の市場では他の多くの要因が絡み合っている点も留意してください。 このように、貯蓄が増加するとそれに伴って資金供給が増えるため、結果的に実質利子率が低下する可能性があるという理論的な説明が、教科書に記された内容かと思われます。 ------------------------------------------------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による参考回答です。 有識者からの回答も是非お待ちしています。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/

spongetak
質問者

お礼

ありがとうございます。 例えば銀行に預けられる預金が増えるので、銀行がお金を貸したくて利子が下がるということであれば、イメージはできます。