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MMTなら

MMTなら以下の問題はどうなりますか? 1.日本の医療費の問題は解決しますか? 2.高齢者の窓口負担は2割に増やすのとは逆に0割になりますか? 3.学費や生活費は全て国が賄ってタダになりますか? 4.生活保護の制度はなくなって、人は金に困ることはありませんか? 5.金に困ることはないから消費者金融はなくなりますか? 6.皆が超高層ビルに住んで毎日パーティし放題ですか? 7.電車の運賃は無料になりますか? 8.携帯電話の通信料はタダになりますか? 9.大企業に増税する必要もなくなりますか? 10.そもそも税金はなくなりますか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • toka
  • ベストアンサー率51% (1205/2346)
回答No.1

 一度冷静になって考えてほしいのですが、2023年末時点で日本に流通している日本銀行券(紙幣)の量は約124.6兆円でした。 https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/money/c06.htm  そして、2024年度の国家予算のうち社会保障費が38兆円弱、文教および科学振興費が5兆円強です。  これらを税金に頼ることなく国債や紙幣の増刷で賄うと、市中の125兆の紙幣は1年しないうちに168兆円になります。1.34倍に増えます。  お金の量が1.34倍になっても国内の食料備蓄やマンション、車の数は変わりませんよね。するとどうなるか。お金の価値が下がるのです。  去年まで10,000円として通用していた一万円が7,460円の価値しかなくなります。(3,000円の米10kgが4,000円になると言った方がわかりやすいか)  医療費や教育費を国が増刷した紙幣で負担して病院や学校に払い、それが医師や教師の生活を通じて市中に放たれたら、その瞬間はバブルで繁華街もウハウハですが、半年もしないうちに物価が上がり、国民は医療費や教育費がなくなった以上に食費や住宅費、光熱費の上昇に苦しむことになります。  MMT論者は「インフレはターゲットを決めて、そこに近づいたら政府がブレーキをかければいい」といいますが、そんな急激に金利を上げ下げすれば、株や債券相場は暴落し、国際的にも「日本やべえぞ、破たんするんじゃね?」となって輸入価格は上昇どころか物資の輸入ができなくなります。  だいたい、国が紙幣を刷って国民に配り全ての生活の面倒を見るとなったら、誰が喜んで働いてお米を作るでしょうか。誰がきつい宅配便の運転をするでしょうか。誰が病人の診療をし、寝たきり老人の世話をするでしょうか。

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