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旋盤の浮きについて
NC立型旋盤にて鋳物の2次加工を行っています。 ワーク径はφ360程度あり、2工程は1工程の加工した外径・端面を基準にワークをつかんでいるのですが、2工程目でワークが浮きます。ワークが浮く量は常に一定なのですが、刃先が摩耗してくると、Z方向に力がかかり、ワークが沈む為、Z方向の寸法不良が発生します。 浮くのを防ぐ方法を教えていただきたいです。 ※OKWAVEより補足:「技術の森( 機械加工)」についての質問です。
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- tokuhon-a
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一般的なパワーチャックでしたら、 構造上、爪は浮き上がります。 それでも、当たりを爪の端面にしているのでしたら、 問題にはならないと思いますが、 当たりをチャック端面とかに設けているのでしたら、 隙間ができてしまいますね。 ドローダウンのチャックなら浮き上がりをなくせますが、 チャックの交換となりますし…
- nowane4649
- ベストアンサー率54% (230/420)
ぱっとで思いつく要因は以下のようなものがありますね。 ・チャックの爪の内角に逃げが無くて、内Rとワークの外角が干渉してワークを持ち上げている。 ・チャックの爪や、チャック自体の剛性不足で、爪の倒れが生じてワークが浮いている。 ・チャックの爪で把握内面が先端に向かって広がるテーパー状態で把握により持ち上げ分力が働いてワークを持ち上げている。 以上は単純にワークをクランプするだけで「浮き」が生じるパターンです。 ワーククランプだけでは浮かずに主軸回転後に「浮き」が生じているなら、以下のパターンが考えられます。 ・チャック把握力の不足でワーク完成主軸と回転軸の不一致による歳差運動モーメントにより「こじれ」が起きてワークを持ち上げている。 とりあえず、切削負荷のスラスト分力に負けて「沈み」が起きている状況から、把握力の不足、特に爪またはチャックの剛性不足の変形起因を疑います。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1508/2538)
2工程めで何で浮くか理由が分れば対処できそうですが、ご質問に記載された文章から、浮くか理由を読み取ることは難しいですね。 もっと詳細に、ワークの形状、1工程めの加工条件、2工程めのチャッキングの方法などをご提示頂ければ、2工程めで浮く理由を推測できるかもしれませんが、機密保持の制約もあると思いますので、見通しがよくありません。 2工程めで浮く量が把握できているのであれば、その量に対応するシムを挟んでチャッキングすれば、刃先摩耗による切削応力が増加しても、沈み込むことを抑えられると思います。 素人回答なので、現実的ではないとお感じであれば、読み飛ばしてください。