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どうも外径の寸法が決まらない。
NC立旋盤のオペレーターです。立旋盤歴3年、まだまだ解らないことだらけです。小さくても外径がФ1500を越えるワークばかりですが、外径の寸法が決まらずに悩んでます。 ?黒皮をまずXもZも片側1?残しで形状を作る。つまりXは直径で2?残し。 ?仕上げチップで片側0.3?残しで削る。 ?寸法を測り、計測が出来る幅だけ片側0.15?テストカット。 ?仕上げ寸法でけずる。 以上が仕上げの手順です。仕上げは全てオフセットの摩耗調整で数字を調整しています。 内径とZ方向(長手方向)は以上の手順で公差が0,05でも±0.01でも狙い通りの寸法に仕上がります。 しかし外径だけが?の時に毎回狙った寸法より0,04?~0,05?ほど大きく削れます。最後は毎回ハンドル操作で公差に入れてます。 測定ミスでないとすれば原因として何が考えられるでしょう?内径とZ方向はしっかり決まるとなるとNCの不具合ではないですよね?
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内径寸法は安定している 外径寸法が毎回0.04~0.05mm大きくなる 以上の症状から判断すると、機械的なカタが原因は少ないと思われます 立て旋盤という事ですが、刃先の高さは合っているでしょうか、芯高が狂って いると、この様な現象が発生します 機械は立て旋盤でX,Zの2軸のようですね、弊社の機械はX,Y,Zの3軸 のため、テーブルのセンターと刃先のセンターが大きくずれていると同様な 現象がでます、 外径切削前の位置決めですが、切削抵抗による機械的なガタを相殺する方向 でしょうか?、
回答1に付け加えるなら 3)のテストカットの取り代0.15mmと 4)の仕上げの取り代0.30mmが違う ⇒切削抵抗が違う 推測原因 1)チップの形状と切り込みよってはチップが僅かならが動く 大抵外径と端面を削れる形状のはず 動きやすさは C型(80°)<<D型(55°)<<V型 2)機械そのものバックラッシュ 対策 1) 1.チップの形状見直し、 2.より切削抵抗の少ないブレーカーに変更 3.ホルダーのチップ当たり面の確認、長らく使っていると変形することあり 4.テストカットと仕上げの取り代を同じにする 2)機械のメンテナンス 測定誤差は除くとありますが 横でΦ1500クラスを図るのはかなり難しいと思いますが もしよければどのようにしてるのか教えてください ソコに原因があるかも・・・ パイテープ:お恥ずかしいですが初めて知りました。 以下によると精度は0.03mm以内とのことですが 想像するに、Φ1500だと全長が4500mmになりますので ワークとテープとの温度差が肝のように思います 温度管理はどうされていますか? http://www.firstec.co.jp/measuring/pitape/calibration
補足
回答ありがとうございます。チップの形状は55°です。 外径の計測はマイクロはほとんど使いません。9割以上はパイテープで計測してます。
バックラッシュの確認。内径/外径の追込む方向は逆になり、影響がでてるのでは? バックラッシュ量は数分で測れます → 即実行 ピックテスト(てこ式ダイヤルゲージ)を刃物台に取付け、適当なワークへの接近方向を+/-にして比較すればよい。
補足
回答ありがとうございます。 確かに内径と外径の追い込む方向は逆になってます。 内径の仕上げのプログラムのアプローチですが、仕上がり径がФ1000だとすると G0X900→G1X1000F50 という風にいったん仕上がり径より内にアプローチをかけてから、仕上がり径まで動かしています。 外径の場合は逆です。 外径の場合も内径と同じように、仕上がり径より内にアプローチをかけてみるというのも一つの手でしょうか?
補足
回答ありがとうございます。刃先の高さとは、刃先が主軸、立旋盤の言い方ではテーブルのセンターと合ってるか?ということでしょうか? スローアウェイ用のバイトならただ付けるだけでセンターに合いませんか?