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言葉の意味について

繊細な関係性とはどういうイメージの言葉でしょうか。 ある映画の感想をネットで見ているときに、「ヒロインと主人公の繊細な関係性の描写が良い」と評価されている方がみえました。 ニュアンスはなんとなく分かるのですが、具体的にどういうイメージなのか知りたくなったため、質問しました。 繊細というのは、触れたら壊れてしまうような、というイメージが私の中にはあります。 そうしたイメージをそのまま二人の関係に当てはめたような解釈で合っていますでしょうか。 できる限り掘り下げてご回答いただけたら嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

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  • Nakay702
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回答No.1

以下のとおりお答えします。 「繊細な」の意味を辞書(例えば、広辞苑)で見ますと、①「かぼそく優美な」、②「ちょっとしたことに感じやすい」と説明されています。他方、「脆い〔もろい〕」という語の意味を同じ辞書で見ますと、①「こわれやすい・くだけやすい」、②「感じやすく、すぐに心を動かされるたちである」と説明されています。それぞれの語の②は、相互にちょっと似たところがありますね。 Oksokuwaveさんが、「繊細というのは、触れたら壊れてしまうような、というイメージが私の中にはあります」とおっしゃるのは、このあたりの「つながり」と関連するかもしれませんね。つまり、《「繊細な」→「ちょっとしたことに感じやすい」→「感じやすく、すぐに心を動かされるたちである」→「脆い」》という経路をたどった結果のつながりから、「繊細な」と「脆い」とがもつ二次的な意味合いが幾分似通っていることによってそれぞれの語が近似するというイメージをお持ちなのかも、と思った次第です。 実は私は、逆に「繊細な」と聞くと、「細く柔らかい、なよなよした金魚藻」のようなものを連想する一方、「脆い」と聞くと「細く華奢で、触ればすぐに壊れるようなガラス細工」のようなものを連想してしまいます。ですから、「ヒロインと主人公の繊細な関係性の描写が良い」という表現を聞いた時の、私なりの解釈はこんな感じです。すなわち、「ヒロインと主人公の関係が、きめ細かく優美に描かれているところが良い」…と。 以上、私の個人的な感想を申し上げました。私の感じ方を押し付けるつもりはありませんが、ただ、お互い、同じ文言を聞いてもずいぶん異なる感触を抱くものですね。

oksokuwave
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 詳しく教えていただいて嬉しいです。 そういうことだったのですね。 分かりやすく具体的に説明してくださったので、深く納得できました。 日本語って奥が深く、美しいですね(*´˘`*)

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