- ベストアンサー
アンテナと鉄板
アンテナが電波を受信する時、電波の電界と磁界に合わせてアンテナ内部の電子は移動し陽子は振動する、そんな動きのようです。 バーベキュー用鉄板に日光が当たる時、日光の電界と磁界に合わせて鉄板内部の電子は移動し陽子は振動する、同じ原理でしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>アンテナが電波を受信する時、電波の電界と磁界に合わせてアンテナ内部の電子は移動し陽子は振動する、そんな動きのようです。 アンテナの動作は、アンテナ導体に電流が流れ、電圧分布・電流分布が生じることで説明します。電流については、掘り下げれば、アンテナ導体の自由電子が移動することは周知のことですが、アンテナの基本的な動作を説明するには、そこまで踏み込む必要はありません。ましてや、陽子の振動などが登場することはありません。 https://www.oit.ac.jp/elc/~kumamoto/radio/03.pdf https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/14/14981/14981_p26-27.pdf アンテナは、受信アンテナの場合、アンテナ端子から受信機に電力を送り出す機能がありますが、日光による鉄板の加熱は、アンテナ端子に相当する部分がなく、表層内に生じる電流がその場でジュール熱に変換されるようなイメージでしょうか? 両者の動作原理に共通点を見つけることはできるかもしれませんが、アナロジーは常に成立する訳ではありません。うまく説明できた場合に限って、より一般的に知られた現象を代理にたてて、アナロジーとして、動作の大づかみな様子を把握してもらうために使います。