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律令制度の神社の向き

律令制度の神社はどの方角(東西南北)を向いて建てられていますか。 多分、南向きだと思いますがそれはなぜですか。 讃岐の金毘羅山は、瀬戸内海を見ているのではないかと思いついたものですから、質問しました。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

多くの場合、神社は地域の中 でも標高が高い場所、湧水がある場所、かつ て災害が起こった場所など、地形の変曲点や 自然条件を加味して建てられていますが仏教が入ってからは 神社の鳥居を南に置くことが多くなった。 これは「天子南面す」という中国の思想によるもので、皇帝のいる玉座は北にあり南を向いているから、臣下の者は南の門から入り皇帝のいる北側を向くというものだ。 この思想が根底にあって平城京や平安京では北に天皇の住まいが造られたり、お寺に南大門があり南から入って北に祀られているご本尊を拝むようになっていたりする。 同時に太陽とも深く関係していて、南を向いていた方が神である太陽を長く見ることができるから、そのような造りになっているともされている。 電気のなかった時代は日の光が照明になるため、神楽や歌舞伎の舞台は南を向いていたともいわれている。 神社には 自然を崇拝する所 雷や水害など自然の驚異を治めるところ 怨霊封じの所 尊敬する人がなくなり神として崇めるところ なと 様々ですから 立てるところも違っています 乃木神社は明治天皇の崩御とともに殉死した人 明治天皇陵の近くに祀られています

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