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有効数字
東西に通じる直線道路を東向きに8.0m/sの速さで進んでいた自動車が、 点○を通過した瞬間から東向きに2.0m/s²の一定の 加速度で3.0秒間加速し、その後一定の速度で進んだ。 加速し始めてから3.0秒後の自動車の速度はどの向きに何m/sか。 という問題で、答えは東向きに14.0m/sでした。 私は、問題にでてくる有効数字で1番桁数が小さいものに合わせると習ったのですが、今回は解答を見ると足し算での有効数字のルールに則って答えをだしています。、 有効数字の計算のルールにしたがうのか、問題文の桁数に合わせるのか分かりません
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- maskoto
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模範解答作成者の考え方は、次の通りだと思います 39.2=9.8×t+1/2×9.8×t^2…① ここで、一端有効数字のことは棚上げ 二次方程式を数学的に扱い解くと 8=2t+t2 t²+2t-8=0 (t-2)(t+4)=0 t>0 で t=2 ここで二次方程式①に戻る ①は有効数字3桁と2桁が混在していて、 最も精度の悪いのは、有効数字2桁である9.8 そのような式から求めたtの精度が例えば有効数字10なんていうように、とても良い者になるはずもなく、9.8により、tも有効数字2桁くらいになるんだろうなという検討はつくはずです そこで①について検証 左辺は有効数字3桁で 本当の左辺の値は 39.15〜39.25②のうちのいづれかの値を取りうると言う事を頭に置く tの有効数字が4桁でt=2.000だとすると tの本当の値は1.9995〜2.0005の間にあるいづれかの値 と言う事で、この範囲のtの最小値と最大値で右辺がいくらになるか調べてみる t=1.9995のとき、右辺=39.185301225 t=2.0005のとき、右辺=39.214701225 これでは、左辺の値を網羅出来ていない t=2.000(有効数字4桁)と表記すると 仮にtの本当の値が2.0006であった場合、この値がt=2.000の表す守備範囲にはないから、これは不正確ということになる →tの有効数字は4桁(t=2.000)とするべきではない! (ちなみに、tの本当の値が2.0006のとき 右辺=39.217641764となるからこれは、左辺の値の範囲内→真の値はt=2.0006である可能性は排除できない) 同様にtが有効数字3桁とすると t=1.995のとき、右辺=39.0531225 t=2.005のとき、右辺=39.3471225 有効数字が2桁とすると t=1.95のとき、右辺=37.74225 t=2.05のとき、右辺=40.68225 有効数字3桁でも2桁でも右辺の値は左辺の 値を全てカバーしてるから tの値は1.9995〜〜2.0005の間だよと言い切って(有効数字でt=2.000だとして)、本当はt=2.0006などの可能性も在るのに、それを漏らしてしまうより 該当しないtの範囲まで含めて、大雑把に tの値は1.995〜2.005の間にある数字(有効数字3桁) だよという方がまだ間違っていない表現だということになります この意味では、勿論、有効数字2桁としても 有効数字4桁とするよりは誤りのない表現だといえますが、有効数字3桁表現よりは大雑把過ぎるともいえます ゆえに、検証の結果、この問題では有効数字3桁が良さそうです(私に計算ミスがなければ) ただ、今見た通り、こんな検証はとても良い面倒臭い!! 模範解答作成者は、面倒臭い検証はパスして、9.8(有効数字2桁)を含む式から導かれれる tの精度はざっくり有効数字2桁だと感じて、 t=2.0にしたのかもしれません 私がこの問題を初めてみて、答案を作るときでも 面倒だし、時間もかかるので9.8を見て tは有効数字2桁とするかと思います 〜以上参考まで〜
- maskoto
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V^2-V0^2=2ax でも、はたは、別のパターンの計算式でも先に示した簡易ルールを勿論使います (誤差に関する計算の詳しい内容は、大学で習うことができます)
- maskoto
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説明の都合上 問題文の数字を一部変更します 8.0m/sの速さで進んでいた自動車が、 点○を通過した瞬間から東向きに2.1m/s²の一定の 加速度で3.1秒間加速し、その後一定の速度で進んだ。… この問題で、答えを求める方法は ざっくり言うと以下のようになります この答えを求める公式は V=V₀+at これを用いて貴方は V=8.0+2.1×3.1 と言う計算を行うと思う すると、掛け算優先だから 2.1×3.1をまず行う事になる →2.1×3.1=6.51 もし、このあとに足し算を行わないで これを答えとして良い状況なら 有効数字二桁×有効数字二桁 の掛け算は、有効数字の少ない方に答えの有効桁数を合わせる というのが掛け算のときの簡易ルールだから 2.1×3.1=6.51→答え6.5 と言う事になる つまり、6.51の1は誤差まみれでデタラメの数値と言う事! これに留意して、足し算に移る まずは掛け算の結果を反映させて 8.0+2.1×3.1=8.0+6.51 とする ここで注意すべきは、幾ら6.51の1がデタラメであっても、途中式においては可能な限り数値の四捨五入(切り捨て)を行わないようにする と言う事です! つまり、有効数字二桁だと言っても 6.51の1を切り捨てないようにすると言う事 (というのは、途中式で数値の四捨五入などを行うと、誤差が増して来るため) で足し算実行 8.0+2.1×3.1=8.0+6.51=14.51 となりました ところで、有効数字とは、その末尾の数字に若干の誤差があり、更にその下の位は全くのデタラメというものですから 8.0は小数点第一が若干の誤差を持っていて 第2位以下は全くのデタラメ 先程示したように、有効数字二桁に直すべき6.51の方も5は若干の誤差含み、1はデタラメ と言う事になります さて今度は、足し算の簡易ルールを採用します 有効数字の足し算では、足し算の結果を 精度の悪い方の数値の末位に合わせる というのが簡易ルールです! (例:3.21+45について 3.21が有効数字3桁で3.2までは正確な値、1は若干の誤差あり 45は有効数字二桁で4は正確5は若干の誤差 正確な位が十の位までしかない45のほうが精度が悪い →足し算の結果は精度の悪い45に合わせて、一の位まで表示する →3.21+45=48.21≒48…答え) カッコの例も参考にして両数字の精度を比べると どちらも1の位までが正確、小数点一位は若干の誤差であるから両数字の精度は同等、足し算の結果も、これに合わせて小数点一位まで表示 8.0+2.1×3.1=8.0+6.51=14.51≒14.5…答え このようにするのです 問題文の数値を本来のものに戻しても、簡易ルールの適用の仕方は同じです
補足
方程式を解く時にも上のルールを考えないといけませんか?たとえば、V^2-V0^2=2axを使う時です
- f272
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> 例えば、問題に有効数字2桁と3桁の数値があったら、有効数字は2桁にすると習ったのですが、間違いということですか? それだけであれば、間違いです。有効数字2桁と3桁の数値を掛けるときに有効数字を2桁にするのはそれでいいですが... 掛け算/割り算は有効な桁の少ない方に合わせる。 足し算/引き算は有効な最小の桁が大きいほうにに合わせる。
- f272
- ベストアンサー率46% (8469/18132)
8.0+2.0*3.0 =8.0+6.0 掛け算/割り算は有効な桁の少ない方に合わせる。2桁かける2桁は2桁です。 =14.0 足し算/引き算は有効な最小の桁に合わせる。小数第一位まで。 > 私は、問題にでてくる有効数字で1番桁数が小さいものに合わせると習ったのですが ルールを誤解しています。
補足
例えば、問題に有効数字2桁と3桁の数値があったら、有効数字は2桁にすると習ったのですが、間違いということですか?
補足
もう1つお聞きしたいのですが 高さ39.2mのビルの屋上から球を初速度9.8m/sで鉛直下向きに投げ下ろした。球が地面に達するまでの時間もとめよ。 小球が地面に達するまでの時間をt [s],地面に達する直前の小球の速さ をv [m/s]とする 解答 39.2=9.8×t+1/2×9.8×t^2 両辺を4.9でわると 8=2t+t2 t²+2t-8=0 (t-2)(t+4)=0 t>0 であるから t=2.0s という問題で、(t-2)(t+4)=0 では有効数字を気にしていないのですが、これはどういうことなのでしょうか。