- ベストアンサー
アドレナリンと痛み
私自身、格闘技経験があります。スパーリング中に強いボディーブローを受けた時だと思いますが、肋軟骨骨折で、1ヶ月はえらい目に遭いました。ただし、スパーリング中は全く痛みを感じず、そこから2時間後の着替え中の気が緩んだ瞬間に激痛が走り、その日は寝れないくらい、きつかったです。 Google先生に聞くと、 痛みが感じられない原因は、アドレナリンの分泌が関係しています。 突然の交通事故によって身体が興奮することで、アドレナリンが体内で分泌されます。 アドレナリンは血圧や心拍、血糖値を上昇させる作用があり、痛覚を麻痺させます。 らしいですね。GPT-4さんにも聞きましたが、有料なので、伏せておきます。ここまで言うと、答えずらいとは思いますね。普通の人はそのような体験しませんから(笑) その上で、なぜ、痛みを感じなかったのかを論理的にご説明ください。実体験している人間にどう説明いただけるのかが興味あります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
アドレナリン以外にも、ドーパミンやエンドルフィンなども関係していると言われていますね。 なぜ格闘技のスパーリング中に痛みを感じなかったのか、というなら、そうした脳内物質の働きによる痛覚の鈍麻が発生していたためというのが1点。 やや拡張して言うなら、闘争時にはそうした興奮による痛覚鈍麻が生じた方が生存に有利なため、進化の過程でそのような特性を人間は獲得しているから、とも言えるでしょう。 2点目としては、骨そのものには痛みを感じる神経が存在しない、という事も一因でしょう。 痛みは骨その物ではなく、骨膜などの周辺組織が損傷したり炎症を起こす事で生じますが、骨折直後はそうした反応が生じていませんから当然痛みは少ないわけです。 しかしその状態で力が加わると、本来骨が受けるべき力が周辺部にかかり損傷が拡大し、痛みが激しくなります。これも「しばらくしてから痛みが出る」条件に当てはまります。 3点目は神経の麻痺ですね。これは骨折以外の打撲の方が分かりやすいですが、転倒した際など結構手ひどく怪我(擦りむいたり、何か刺さったり)していても痛みは感じません。 医学的な根拠があるかは分かりませんが、精神状態によらず発生しているので、足が痺れた時のように麻痺しているのだろうと思います。 これらの作用により、格闘技やスポーツでよくある「負傷した直後にはそこまでの大けがとは思わずプレーを続けた」というような現象が生じます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実体験で言うと、アドレナリンが切れた以外にも、レントゲン写真の骨折具合から医師が言うには、スパーリング中とは異なる動きもしたから、より痛みを感じたとの見解でした。 確かに服を脱ぐ時に両手をばんざいっとした時の筋肉が伸びた時が痛かったので、ほぼ合ってるんだろうとは思いますね。